「NEWS&MAGAZINE」
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OCTAVE Jubilee Mono vs Viola Legacy


OCTAVE Jubilee Mono vs Viola Legacy

パワーアンプの比較試聴、今回は滅多に出来ない機種での巡り会い。

No.67でDD67000フロアー導入のお知らせを差し上げましたが(なんとNo.67で67000という「67」繋がりも偶然に気もち良い!!)、今日はまた面白い事が出来たのでその事を。 DD67000はさすがに強固です、当然この数日ではあやしきれないわがままっ子のようですが、この先仲良くなれる事を考えるとそんな今のわがままっぷりも包み込めるのです。さてさて、DD67000には到着時から先日の試聴会で使用したOCTAVE Jubileeセットを合わせていました、Jubileeは試聴会でも感想を頂いたのですがすこぶるノンカラーレーション、ナチュラルと言えば簡単ですがスピーカーのキャラクターが際立ち音楽に嘘っぽさが感じられません、かつ多数の楽器をドンと集めて鳴らしているときでもビクリともしない余裕さは個人的にも好みの音という事もありべったりしたい気持ちが強くなります。しかし、こうやって続けて聴いているとどうしても何か違う「音」を欲しくなってしまい、これをアレにかえるとどうなるのか、これならあれとどう違うのか、と少しずつ興味が湧いて抑えられなくなるのです。丁度そんな思いを巡らせている時に、このフロアーにViola Legacyがやってきたのです。何とタイミングの良い事かとさして驚きもせずにささっと両機種を近くに並べまして、OCTAVE Jubilee vs Viola Legacyをスタートさせました。Viola Legacyはその名の通り、亡きトム・コランジェロへ敬意を込め彼の残した回路図をポール・ジェイソンがかたちにした純Aクラスのモノラルパワーアンプ、1台75kgという重量も前日ニュースマガジンで書きましたMcintosh MC1.2KWに続き一人ではどうにもならない重量とサイズです。Violaには随分前から個人的な感触を持っていまして、一言で言うと「潰しの効いた音」と思っています。スピーカーから出てくる音全てと言っていいと思うのですが、その全てがギュッと締まった音粒になって体に飛んでくるのです、それがオーケストラの大波でも、トニー・ウィリアムスの腹に穴が空くようなバスドラムも、また途切れる寸前の音を繋げる触ると消えてしまうのではと思えるバイオリンの弦の音も、つぶさに届けてくれるViolaの音。これもまたモンスターパワーアンプと言ってよい製品ですが、これを同じくモンスターアンプのOCTAVE Jubilee Monoと比較してみようと、やってみました。どもこまでもクリアーで抜けるようなJubilee、飾りがない事が音楽にどれだけ大切でまた目の前の演奏の熱や空気感、楽器の強靭さとリズム、息を吸うその瞬間まで伝えてくれるのかを味わえるのに対し、徹底的に音を表現するLegacy、入り口から送られてきた音楽情報を一滴も残さず、きっとステージのあのボーカルがちょこっと蹴った小さな石ころの音まで聴こえるのではないかと思える程の情報量の波、そしてその表現はDD67000という15インチダブルウーファーにとって非常に大きなエネルギーとなっていました。やはりお互いトップクラスの製品同士、魅せる音の世界は徹底していました、どちらの音が鳴っているときもその逆を完全に忘れてしまうくらい没頭出来る表現力と支配力。これだけやると、やっぱり聴いてるこちらもドッと疲れます、やはりどちらかに決めてその一方の世界に身を任せ浸り尽くすことが一番。



さてさて、本日入荷しましたViola Legacyは中古品でのご紹介となりまして、約1年程の使用にて¥お買い上げ(定価¥7,140,000)での内容となります。このパワーアンプに惹かれた方、お探しだった方、この機会をご利用頂きまして、まだ見ぬ音の世界を味わって頂くのはいかがでしょうか。



Octave Jubilee Mono 税込定価¥7,350000/ペア 製品詳細はこちらのメーカーHPからご覧下さい。
Viola Legacy ¥7,140,000/ペア 製品詳細はこちらのメーカーHPからご覧下さい。


2012年10月16日

製品ご試聴、販売価格、納期等詳細も含めまして、
お問い合わせはメールもしくは電話 (03-3253-5555)にて担当柴田までお願い致します。




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