Mcintosh MC1.2KW&お買い得情報

Mcintoshは体力勝負。

新製品ばかりの話も毎日は続かないので、ちょっとした事を。マッキントッシュは重たい、フロアーにはマッキントッシュを多く展示していますので販売、納品の機会も同じく多くあります。今更マッキントッシュの納品話をするのもどうかと思うくらい数多くのマッキントッシュを納品させて頂いてきました。が、たまにはこんな話もいいのではないかと思いまして今日はMC1.2KWの納品がありましたので少しこの話を、MC1.2KW、モノラルパワーアンプ1台約68kg。1200W/chというモンスターパワーと併せてやってくるこの重量はなかなかのものです、納品場所や設置環境等は入念にお伺いしておかないと、いざ現場でどうにもならなくなる事だけは避けなければいけません。という事で、本日お伺い致しましたお客様はMC1000とMC501のバイアンプにてJBL4338をお楽しみ頂いておりましたが、ひょんな事からMC1.2KWの導入の運びとなりバイアンプからシンプルシステムへの移行となったわけです。MC1000とMC501もそれは十分に楽しめるバイアンプでしたが、やはり年代の違いもありお互いのキャラクターを調整しつつ追い込む事は難しく一歩一歩少しずつという積み重ねでした。とは言え楽しくのんびり進めて頂いていたのですが、ここで突然のMC1.2KWの登場という話があり、急な話だったのですがここは一気に入れ替えという事になったのです。シンプルシステムと言ったのはパワーアンプ４台から2台になったという単なる「数」の事でMC1.2KWをシンプルシステムと言っているのではありません。前夜からMC1.2KWを車に積み込んでおきまして翌朝お客様宅へ、諸事情もありいつもなら2名体制で向かうところ私一人、お客様もお手伝い頂けるという事で事前に体の準備だけは入念にとお伝えをしまして到着後せっせと運び込みました。入れ替えのためシステムから外したMC1000とMC501、運び込んだMC1.2KWを併せて計6台のパワーアンプがエントランスにドサッと並び、「これだけあるとお店みたいだよね。」と思わずお客様の声。腰の加減を確かめながら所定の位置へ移動、設置をあれこれあれこれ進めまして到着から音が出たのは2時間後くらいでしょうか。体力勝負だっただけに、音が出ただけでもホッとするのはいつもの事ですが、息の落ち着いてきた頃に襲ってくるMC1.2KWの恐ろしい程のドライブ力はポロッと鳴らしていたWaltz for Debby/Bill Evansに思わず動きが止まった程です、この瞬間がやめられない。MC1000とMC501に若干のキャラクターの差を良くも悪くも感じつつ鳴らしていたのですが、MC1.2KWになって全体の表現がまとまり上から下までの繋がりが心地良く、などなどお客様からの感触は早くも感じられていました。このように喜んで頂ければ重いの大変だのなどという雑念は始めから無かったかのように吹き飛ぶのです、体も嘘のように軽くなりMC1.2KWの大型ブルーアイズメーターに揺れる針を眺めながら浴びるように音を聴き、帰り支度となるわけでした。

というわけで、ホットな情報としましては引き上げて来ましたMC1000(現在商談中)、MC501はお探しの方へご紹介となりますので、只今メンテナンス中です。お考えの方、お探しの方がいらっしゃいましたら販売価格も含めましてお早めに柴田までお問い合わせをお願い致します。このニュースマガジンはお得な情報もお届けするコーナーですので、このコーナーを読んで頂いている方だけにこういった情報も先行してお伝え出来るようにしたいと思います。

2012年10月15日

製品ご試聴、販売価格、納期等詳細も含めまして、
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