「NEWS&MAGAZINE」
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LINN LP12


LINN LP12

また一歩、近づいてきたLP12。

先日、LINN製品の価格改定が10月1日に発表されました。その情報にピクッと気になる方は沢山いらっしゃるはずですし、製品(各パーツも含めると)約70種に及ぶ価格改定の内容には皆さんそれぞれアンテナの向けどころが違うかとは思いますが、個人的には知らず知らずのうちにLP12のラインナップを凝視していました。LP12の40数年の歴史をして、今や(勝手に)完成形と言える(組み方にもよりますが)各部のアップデートを行いそのアナログに対する執念をかたちにしてきたLP12、それと同時に登りつめたこのフラッグシップな価格も魅力的な(と言えば響きはいいが)ものです。EKOSがEKOS SEへ、KEEL、RADIKAL&UPHORIKと、ここ数年のアップデートを思い出しても話題に事欠かないのですが、中でもRADIKALの新モーターには何か特別な感触がありました。MAJIK LP12の出現も忘れてはいけないところですね。LP12に関しては事あるごとに書いてきましたので、今更ここで何をお伝えする事もないのですがここではちょっとした話として、よくご質問を頂くアナログプレーヤーの違いにお答えする私の第一声は「使いやすい」ということです。アナログプレーヤーは棚からレコードを出して中袋から本体をスルッと抜き取りプレーヤーに乗せ慎重に針を落とすのですが、LP12はレコードを乗せて針を落とすまでの作業のスムーズさに無理がない、何のこっちゃよくわからない事を言っていると思われるかも知れませんがこれがとっても大事な事なのです。現在様々なアナログプレーヤーがありますが、レコードに針を落とす作業の何と難しい事か、と感じてしまうプレーヤーも実に多いのです。もちろん、各ブランドの拘りやデザインの都合上、コンセプトもあっての事ですからそれが悪いとも何とも思っていませんが、やはりアナログプレーヤーは使いやすさも含めて考えてほしいのが気持ちのどこかにあるのは隠せないところ。何十枚のレコードを聴き続ける場合、その度に針を落とす作業に面倒さを感じてしまう(あくまでも針を落とす作業の事でレコードを聴く事自体ではありませんよ)プレーヤーは少し勿体ないと思いますし(いや、その面倒ささえも快感に思える事もまた1つかも知れませんが)、できるだけ音が出るまでの動作的な不便を感じたくないのです。これをアナログプレーヤーをお探しの方、特にこれから始めようとされている方にお伝えすると、はて何の事やら、とキョトンとされるのが殆どなのですが、それでもここは重要なところなのです、と言い続けたいのです。そしてLP12にはそれがあり、何十枚、何百枚とレコードを乗せ変え針を落とし聴き続けても何の不便さも感じないのです。と、つらつらと書いたのも完全な私の視点からですから気にならない方には本当にどうでもいい話でした。

話が脱線し過ぎて本題を書くのを忘れるところでした。ともあれ、LINN製品は価格改定が行われましてその対象の一部であるLP12各製品も入っております、かなり今まで以上にお考え頂きやすい価格となりました。その価格一覧はここでは載せていませんのでどうぞお気軽に柴田までお問い合わせ下さい(下記に改定後の価格一覧URLは掲載致しました)。結局のところ、アナログにべったりして欲しいのです。

LINN製品の新価格に関しては下記URLよりご覧下さい。
http://www.linn.jp/pdf/pricelist.pdf

2012年10月7日

製品ご試聴、販売価格、納期等詳細も含めまして、
お問い合わせはメールもしくは電話 (03-3253-5555)にて担当柴田までお願い致します。




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