「NEWS&MAGAZINE」
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とにかく話題満載でお知らせするコーナーです。じっくり楽しんで下さい。

Mcintosh MC275LE


Mcintosh MC275LE

これを外してマッキントッシュは語れない。数えて6代目となるMC275は生誕50周年記念モデルとなりました。

マッキントッシュの話題が続いておりますが、お伝えしてきました通り新製品ラッシュとなっているこの数年なので鉄は熱いうちにというか旬なものということでは、これはまさにうってつけの製品です。 細かい説明は全て置いておいてもマッキントッシュの代名詞と言って間違いのない型式は「MC275」として1962年発売開始のオリジナルから繋がれること50年間(私より長生き)、代々、看板娘(いや男だな)として脈々と受け継がれてきた製品でありますが、 冒頭にもあります通り今年は「MC275生誕50周年」という節目の年でありますので今までのそれとはちょっと違う雰囲気を持っているのは何だか匂いのするところで気のせいではないのです。 マッキントッシュの限定品ではスタンダードとなっているステンレスゴールドプレート仕様はデフォルトとして、まずは電源を入れて目に付く真空管ウォームアップの演出ですが、真空管が1本ずつオレンジに点灯し最終的に全て緑に光ればスタンバイOK。 真空管アンプといえば電源を入れてジワッと火が灯るのを遠目で確認しつつ、さていつ頃からボリュームを上げようかなぁ、なんて気が焦るとか焦らないとかはよくある事ですがこのライトアップ演出は非常にわかりやすくかつ美しくあります。 その他、この6代目の進化ポイントとしては、「NF回路の出力回路に対して、音声出力トランスのNF回路専用の第3次巻線を使っていたが位相や広域特性があまり良くなかった。これを実際のスピーカー駆動用の2次巻線に変更しNF回路全体が回帰回路に入った事で、 ダンピングファクターや動作反応が大きく改善された。」、「メインアンプ回路にある12AT7の供給電源電圧を、終段(KT88)とは異なる別な電圧で且つより高い電圧で供給したことにより、動作反応が早くなり、またより大きな信号を終段へと送り込む事が出来、 歪みが無くダイナミックレンジの広い状態で出力する事ができた。」、と目立つところとしてはマッキントッシュさんは言っています。そして従来のモデルにはなかった真空管の不良を事前に感知する「セントリーモニター回路」搭載、無信号30分後のオートパワーオフ機能(これは嬉しい)など、 更なる音質の追求と並行した真空管に優しい設計も見逃せないところです。ということで、今回のMC275生誕50周年モデル「MC275Limited Edition」は型式にちなんで「275台限定生産」となります、これを書いている頃にはもう半分以上はお届け出来ていると思いますので、 お考えの方、お悩みの方はどうぞお早めにお問い合わせ頂ければと思います。おっと、肝心な音の話を書いておりませんが、1950年代当時のマッキントッシュのスローガン「Hear All There is to Hear」(お聴き頂ければ、真価をご理解頂けます)を拝借しまして、製品はここ3Fフロアーにございますので、触って見て聴いて、この音の素晴らしさと感触を確認して頂くのが良いかと思います。

Mcintosh MC275Limited Edition(275台限定生産)
税込定価¥787,500
詳細は下記メーカーHPからご覧下さい
http://www.mcintoshlabs.jp/jp/Products/pages/ProductDetails.aspx?CatId=Amplifiers&ProductId=MC275LimitedEdition

2012年9月26日

製品ご試聴、販売価格、納期等詳細も含めまして、
お問い合わせはメールもしくは電話 (03-3253-5555)にて担当柴田までお願い致します。




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