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Mcintosh C50


Mcintosh C50

Mcintoshのコントロールアンプに史上初のUSB DACを搭載した新製品。

前回No.61でご紹介しましたモノラルパワーアンプの新製品MC601から時間は遡ること約半年、Mcintoshはほぼ全てのラインナップを一新する野望を企ていそいそと実行していました。それは更に遡ること3年前、Mcintoshが60周年を迎えた大きな大きな節目の年からほどなくスタートしていたものでしたが、製品として届いたのがこの年からですから、構想と着手はそのもっと前からというのは当然の事。図面までは仕上がっていたマボロシのレコードプレーヤー「MT10」の発売、歴代最高峰となる真空管モノラルパワーアンプ「MC2301」、同じく歴代最高スペックのプリメインアンプ「MA7000」などなど、60周年にふさわしい製品を一気にドロップした賑やかさは今もはっきり覚えています、さすがはマッキントッシュ、と。その陰でひっそりと思い巡らしていたのはスーパーロングランを誇っていたコントロールアンプ「C46」、パワーアンプの「MC252」と「MC402」、これはどうするんだろうかと。それもこれもブラッシュアップされた新製品が出そろった今、思い返せばこの3年間はマッキントッシュの新製品ラッシュだったのです。4年前の記憶に新しいあの〜ショックなど世界市場が混沌とした道を歩く中、マッキントッシュは心折れず我が歴史と大きな節目の年を祝い、積み上げた精一杯の技術と感謝を込めて新製品を送り出し続け、届けてくれたのです。きっと当時、世界が大きく揺れ動く中、自分たちの計画進行に躊躇した事も多々あったとは思いますが(ここからは勝手な想像)全ての計画を気合いのみで進めてくれたことは、根性論に強い日本人気質を連想し大きく共感してしまうのです。そしてその1つが今回のコントロールアンプ「C50」となるわけですが、冒頭にあるようにこれもまた史上初となる「USB DAC」を搭載した新製品であります。マッキントッシュのプリアンプと言えば、豊富な入出力にイコライザーなどなど「コントロールアンプ」としての役割をこれでもかと言わんばかりに装備し、そのスタンスは今も変える事はありません。となれば、時代が変わり世はPC(データ)再生の頃、これを外して進むわけにはいかないところでUSB DAC搭載までの時間を擁して60周年よりずれこんだのは合点いくところでしょうか。長年のマッキントッシュユーザーからはあまり目にとめられない事が多いのですが、これが今の時代に必要なマッキントッシュのコントロールアンプなのです。とは言いながら、MMしかなかったフォノアンプをMCも独立して加える事などアナログにもしっかり注力しデジタル指向だけを追いかけているわけではないアピールも効いております。昔からのファンを大切にしながらこれからのファンとの出会いも大切に、マッキントッシュが続ける事はシンプルです、音楽とオーディオで幸せな時間を紡ぐ事だけなのです。

Mcintosh C50
税込定価¥819,000
詳細は下記メーカーHPからご覧下さい
http://www.mcintoshlabs.jp/jp/Products/pages/ProductDetails.aspx?CatId=Preamplifiers&ProductId=C50

2012年9月23日

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