「NEWS&MAGAZINE」
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avantgarde uno G2


avantgarde uno G2

この容姿をして「Avantgarde」というブランド名を掲げ、全てのラインナップがホーンシステム。毎度鳴らす度にこの容姿には圧倒されますが、常にその時代にチャレンジし続けたアーティストと同じくこのスピーカーも、異端児と呼ばれる事をむしろ喜びとエネルギーにかえ誰も踏み入れた事の無い新たな足跡を残し続ける、独創的かつ飛び抜けたオリジナリティーと確かな技術。他とは違う変わった事を、という気持ちだけでは作り得ない見事な世界を、全ての音楽ファンの目の前に魅せてくれるような気がします。

uno G2はavantgardeラインナップにおいて最小のサイズ、とは言え見てくれに最小と感じる事はまずありません。それもメインの20インチミッドレンジホーンを頭に飾った姿を見れば尚更でしょう、思わずホーンに近づきまだ出もしない音を聴きたくなるように頭を突っ込みたくなるもの。アンプとサブウーファーの電源を入れればそこからは今にも飛び出しそうなスピーカーの呼吸がしっかりと伝わってきます、104dBと高く設定された能率はこのホーンシステムを十分に生かす設計に仕上げられており、また音楽の感動の瞬間を逃がさずストレートに聴き手に伝える為の手段でもあります。このフロアーにはホーンスピーカーのスタンダードとしてJBLモニターシリーズを常設していますが、さすがにavantgardeを迎えてホーンスピーカーと呼べばこちらが先に振り向く気がしますね。JBLとの違いとしてavantgardeはサブウーファーを搭載している事が大きくあります、JBLが15インチウーファーで鳴らす太くどっしりした低音に比べavantgardeは幾分か膨らみと伸びのある低域の質となりますのでJBLの低域の出方に量感や太さを少し気にされている方がいればavantgardeは良いかも知れません。また、多く質問されるのがホーンシステムは賑やかな音で疲れるのでは、という事。確かに構造上ビックバンドなどの大編成が似合うのは容易に想像出来ますしそれはそれは得意気に鳴らします、がこのホーンシステムをしっかり手なずけてやればピアノソナタの両手のタッチや弦の擦り切れる最後の余韻までしっかり感じる事が出来るはずです。始めは何だか馴染めないなと思っていたデザインが何かのきっかけに受け入れられるようになる、そうするとこれ以外には考えられなくなる。立っているだけでスピーカー自体が音楽を奏でているようにも見えてくるavantgarde、どうやって楽しむかを試されているような製品です。

avantgarde uno G2
税込定価¥2,310,000/ペア
詳細は下記メーカーHPからご覧下さい
http://www.esoteric.jp/products/avantgarde/unog2/index.html

2012年1月16日

製品ご試聴、販売価格、納期等詳細も含めまして、
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