2F「NEWS&MAGAZINE」 
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Mclntoshと真空管


この眺めの良さはMclntosh以外に出来るでしょうか。
ガラスパネル越しの真空管の整列は規則的で、ぼんやり灯りがともると何とも魅惑的で、音楽を聴く前からウットリしてしまいますね。
この製品は新製品ではありません、すでにロングセラーとしてラインナップされています。
そしてMclntoshの真空管アンプも皆さんご存知の通り歴史の長い製品です。
製品としては有名なMC275等もありますね、これは現在でも発売中です。
この世界には様々な真空管製品がありますが、やはりMclntoshの、となるとまた別格でしょう。
音もさることながら製品全体の完成度、要するに「欲しくなる」、そのプロポーションの素晴らしさ。
Mclntosh製品は当たり前のように、そのプロポーションで幾多のファンを虜にしてきたのです。
 
何も真空管アンプが、というわけではなくて。
Mclntoshはトランジスター製品でも、いや全てのラインナップにその魅力を詰め込んでいるわけです。
今に説明を必要としないガラスパネルにブルーメーター、それがこと真空管となると残念ながら、
いや残念ながらというのは聴こえが悪いですがあえて使うとすれば、
ただでさえ完璧なプロポーションの方が、もっと頑張っておめかししてしまったようなもんですから、手に入れたくなるのは当然です。

カチッと火を入れて数分、ボヤーっと鈍くも明るくなるKT88の整列した小部屋をガラス越しに眺めます。
プリアンプに手を伸ばして音楽を再生させ、そしてまた小部屋を眺めます。
一曲が終わっても、まだ小部屋を眺めます。
暫くして温かくなった天板を触りながら、まだ眺められるのです。
聴きたかった曲にもう一度戻して、今度は音楽と一緒に何となく眺めるのです。
これこそ、Mclntoshが持つ「魔法」にかかる瞬間です。
 
オーディオで音楽を聴く事が楽しい。
そんな気持ちを自然と高めてくれる。
Mclntoshの真空管アンプはだから、やっぱりおすすめです。

「Mclntosh MC2102」
税込定価\945,000
入力位相反転用12AX7(4本)、電圧増幅用12AT7(4本)、出力用KT88(8本)
100W+100W(2/4/8Ω)
2009年2月20日現在
上記内容へのお問い合わせは柴田までお願い致します。




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