OCTAVEシリーズとは?】
MORELの数多いラインアップの中でも同社のテクノロジーをクォリティーというプライオリティーで徹底して追求したのが、このOCTAVEOCTWIN5.2シリーズである。
ドライバーユニットとそのシステム設計に30年以上の経験を持つMORELが三年の歳月を費やして画期的なスピーカ・システムを完成させた。
エンクロージャーに理想的な音響素材、コーリアンを採用したOCTAVE5.2とその スタックモデルOCTWIN5.2、そして三層構造MDFキャビネットのOCTAVE5.2MとそのスタックモデルOCTWIN5.2M(キャビネット以外は同仕様)は、 ドライバーユニット・メーカーならではの数々の最新テクノロジーを特徴とするユニットの仕様と相まって、小型サイズながら緻密でスケールの大きな再生音を実現した。
基本構成としては、OCTAVE5.2、そして素材のみ異なるOCTAVE5.2Mという小型スピーカーがこのシリーズの核となっており、 それを専用のスタンドでスタッキングすることでOCTWIN5.2OCTWIN5.2Mに発展する。
また、このOCTWINのスタンドには横置きの設定もあり、そのままセンタースピーカーとしても採用できる柔軟性も兼ね備えている。
OCTAVE5.25.2Mのサイズは17.5x31.5x32.5 (cm)と大変にコンパクトであり、
デュポン製コーリアンをエンクロージャーに使用したOCTAVE5.2で重量は11.5kgとなっている。
 さて、“OCTAVEシリーズ”に搭載されているユニットはいずれも共通であり、
まず小口径ながら信じられないほどの低域を再現してくれるのが13cmポリマーコーン・ウーファーであり、 なんと7.5cmの大口径ボイス・コイルを使用したフェライトとNeodymiumのダブル・マグネット内磁型磁気回路を採用。
さらに、銅の1/3の軽さのアルミ・コイルや背圧抜き穴の装備により、歪率および指向特性に優れたハイ・スピードな中低域を再生する。
そして、見事な余韻感と豊富な情報量を再現するのが2.8cm特殊コーティング・ソフトドーム・トゥイーターである。 これにはフェライトとNeodymiumの強力なダブル・マグネット磁気回路を採用。通常のトゥイーターより口径の大きいアルミ・ボイス・コイルや背圧抜き穴の装備により、 1,400Hzに及ぶ低域帯域をもカバーしてウーファーとのスムーズなつながりを実現している。
 これらの強靭なドライバーユニットを連係させるネットワークには、位相特性に優れた6dB減衰特性を採用。 さらに、内部配線にはヴァン・デン・ハル製銀線で基板を使用せずに直に配線するポイント・トゥ・ポイント方式を採用している。
 入力端子も極太ケーブルに対応する4mm径のバインディング・ポストを装備。
また、OCTWIN5.2OCTWIN5.2Mのスタック使用時の高域干渉を補正するために特製のネットワーク内蔵のアダプター・ボックスが用意されている。
OCTAVE5.2とそのスタックモデルOCTWIN5.2は、キャビネットにデュポン製コーリアンを採用。12.5mm厚コーリアンは19mm厚MDF材と同等の制振などの音響特性を誇る優れた素材で、 その高質量・低共振特性により内部補強を少なくできるため小型でも内部容積が確保でき、低域特性が大幅の向上した。
また、キャビネット内部を特殊ピッチ材でコーティングして定在波の発生を抑えタイトでスムーズな中域を実現している。
OCTAVE5.2MとそのスタックモデルOCTWIN5.2Mは、キャビネットに三層構造MDF材を採用。外側の4.8mm厚ポリーマー樹脂材と内側の特殊ピッチ材によりMDF材をサンドイッチする構造により、 キャビネットの制振、内部定在波の吸収、仕上げにいたるまでの問題を一挙に解決している。


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