【メルマガ】スタジオ・アキヤマ通信 VOL.5



「スタジオ・アキヤマ通信」第5回配信をお届けします。
どうぞご覧下さい。

過去のバックナンバーをご覧になれるページを用意しています。
このメールの一番最後にURLを記載していますので、ご利用下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━ Studio Akiyama 2011.12.4 VOL.5 ━━
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最初に恐縮ですが私の予定をお知らせしておきます。
明日の5日(月)と6日(火)は勝手ながらお休みをいただいておりますので
ご了承下さい。
お問い合せ等には7日水曜日以降に対応いたします。

=== ヘッドライン ===============

■ケーブル新ブランド取扱い・・か?
 StageIII Concepts / ARGENT AUDIO / CHORD / MISTRAL

■NEW ブランド B.M.C. 〜 フル・ラインアップ 〜
 DACプリ、ステレオ・パワー、モノラル・パワー、CDプレーヤー
 とフルで揃いました。

■SONUS FABER "Elipsa(エリプサ)"展示

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■ケーブル新ブランド取扱い・・か?

ブログにアップしてますので、できればそれをまずご覧下さい。
http://dyna-sh.cocolog-nifty.com/blog/cat21967758/index.html

ここでは、ブログには書かなかったことや書ききれなかったことを書いてます。

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ここで普段使っているケーブルをもっと具体的に書くと以下の感じです。

<日常的に好んで使用しているブランド>
Stealth
TranceParent
Aug-Line

<時々使いたくなるブランド>
NODOST
WireWorld
KIMBER CABLE
JORMA DESIGN
SILTECH
ORGANIC CABLE

ざっとですが、こんな感じでしょうか。
ひとつのブランドでもインターコネクトやスピーカーケーブルといった種類や
それぞれにグレードがありますので、これだけのブランドでも実際には何倍もの数のケーブルが
システムに出たり入ったりしています。

新製品やこれまであまりご縁の無かったケーブルもちょくちょく聴かせていただく
機会もあるのですが、普段のライアップが強力なのか耳がそれに慣れてしまっているのか
新しくやってみようかな・・と思うものがなかなか無いというのがここしばらくでした。

が、ここへきて非常に気になるケーブルが立て続けに出てきました。
それがブログにアップしたケーブルです。

StageIII Concepts / ARGENT AUDIO / CHORD / MISTRAL

聞いたことが無いブランドもあると思いますが、いずれも最近試聴した中では
コストパフォーマンスも含めてレベルの高さに感心したものです。

StageIII Concepts
試聴機:インターコネクト・ケーブル Gryphon XLR/1.0m

インターナショナル・オーディオ・ショーの時輸入商社ハイエンドさんのブースに置いてありましたね。
ひととおりのショーが終わった後に持ってきていただいたのですが、その時は60万円代の定価の予定だったようです。
ただ、その後原材料費の高騰で値上げの話が出てきたらしく現在調整中とのことです。
値段次第ですが、スティルスに近い面もあるけどちょっと違うというところで魅力的なケーブルです。

ARGENT AUDIO
試聴機:インターコネクト・ケーブル Flow XLR / 1.0m 400,000円(税別)

アルジェントにはマスター・リファレンスというグレードがあって値段も高いが
音も良いというやつで、数年前まではスティルスのインドラ、NBSのブラック・ラベルと
並んで私としてはケーブルのリファレンス的な存在でした。

輸入元がステラヴォックスさんに変わって、日本のカタログにはリファレンスが載っているのは
デジタルケーブルだけになっていますが、本国では"Flow Master Reference"として存在するので
ステラヴォックさんに「買うよ」と言えば入れてくれるとは思います。

ただ、試聴はできないので以前の"Master Reference"同じなのか違うのかも分かりません。
もっとも"Master Reference"クラスだとお値段も相当なものになると思うので、そうなると
スティルスのサクラとかがありますからね。

やはり"Flow"でこのお値段・・というのがいいのかも知れません。

CHORD
試聴機:インターコネクト・ケーブル Indigo Plus XLR / 1.0m 320,000円(税別)

もちろん存在は知っていましたが、これまで販売したこともちゃんと聴いたこともありませんでした。
たまたま聴く機会に恵まれたわけですが、素直に「レベル高いなぁ〜」と思いました。

これまで最高級と言われるグループに入るケーブルは、あざとさや作為的なところが無く
それでいてきちんと自己主張のある音を伝えることのできるもの、という感じでした。
もちろん飛び抜けたハイ・ファイであることが前提ですが。

このケーブルも32万円ですからレベルは高くて当たり前なんですが、このケーブルから
受ける印象は最高級クラスのケーブルで再生した時に感じる自然体の音の良さに近いものを
感じました。
そこで「レベル高いなぁ〜」となったわけです。

MISTRAL
試聴機:ACパワー・ケーブル Clearift CLE-1.2AC / 1.2m 94,000円(税別)

このACケーブルは恐らくですが、他社の10万円代後半のケーブルとも勝負する
つもりで出してきていると思います。
実際、プリプロの段階で私はその価格帯のケーブルと比較して意見を言わしてもらいました。
遙かに値段の高いものと比較すれば、そりゃあいろいろありますが実際に使われるであろう
システムとのバランスを考えれば、その思惑はけっこういい線いっていると思います。
好みの問題になってきますが、私だったら前段に使いますね。

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■NEW ブランド B.M.C. モノ・パワーも来ました。

スピーカーは Wilson Audioの"Sophia3"とLINDEMANNの新製品小型SP"BL10"です。
こちらもまだ手探り状態のこともあり、今のところは"Sophia3"であれこれ試しています。

B.M.C.の現在の展示ラインアップは以下になります。

CD Player BDCD 1.1 定価 500,000円
DAC-Pre DAC 1 Pre HR 定価 540,000円
Stereo Power AMP-S1 定価 650,000円
Monaural Power AMP M1 定価 1,300,000円(ペア)

DAC-Preとパワーアンプの純正組み合わせによるカレント接続(電流駆動)と
パワーアンプ側でのゲインコントロールの威力に驚いております。

これまでもカレント接続のものはいくつか経験してその良さも理解している
つもりでしたが、B.M.C. の場合はまた格別です。

単品としても充分C/Pが高いなと思っていましたが、プリーパワー純正組み合わせでの
C/Pは更に上がるのは間違いありません。

一部のハイエンド機が持つような有無を言わせないような強力なキャラクター、個性は
ありませんが、クォリティー・・それも音楽性を活かす形でのクィリティーの高さは
価格を超えていると思います。

今主に使用している"Sophia3"が、これまた何にでも敏感に反応するというか
非常に分かりやすいので、アナログ機器とデジタル機器の混在する場合のケースとか
まだまだいろいろ試すつもりです。

これは一聴に値しますので、少しでも関心のある方は是非お聴きになってみて下さい。

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■マンスリー企画で SONUS FABER"Elipsa"展示中

ノアとアークのマンスリー企画の一環で"Elipsa"を展示デモ中です。

美しい響きと艶やかなサウンドでデリケートに鳴っているのですが
それなのに微妙に茫洋とした雰囲気は何なんでしょうね・・気持ちいいです。
いつもとちょっと違った5階のサウンドですが、この機会に是非お聴きになってみて下さい。

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私のブログです。
こちらもご覧下さい。
http://dyna-sh.cocolog-nifty.com/blog/cat21967758/index.html
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■後記
さて、いよいよ12月です。
あっという間の一年・・というのがいつもの台詞なんですが、今年はそういう訳にはいきませんね。
様々なことを考えさせられた一年でした。
と言っても、大晦日まではまだまだ日にちはあります。
私もやることいっぱいあります。
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