No.0615 2017年11月1日
 新着投稿⇒H.A.L.'s Monitor Report-H.A.L.'s E.S.Insulator

Vol.5「これは、どうしたことなのだろうと考え込みました!!」

次々にハルズサークル会員からのインプレッションが寄せられてきました。
まだまだ本企画では応募を承りますので是非皆様も体験して頂ければと思います!

■H.A.L.'s E.S.Insulatorとは何か!?
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1422.html

■そして、私の試聴レポートは下記にて!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1420.html

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

西東京市  M.H 様より

川又様

いつもお世話になっております。
先日、川又店長よりEsoteric Grandioso K1を購入し、情報量の膨大さと解像度の
高さを持ちながら、ほとんどJazzしか聞かない私にとっても、線が細くならない
Grandioso K1がシステムの中心になってきています。

しかし、わが家の6畳書斎に設置しているミニマムシステムでは、本来の能力を
発揮させていないとも思っています。

そこで、少しでも鳴らせる環境を整えてあげようと思っていたところに、
E.S.Insulatorのお知らせがあり、3セットの試聴のお願いをしたところです。

ちなみにわが家のミニシステムで主な機器は、以下の構成となっています。
まだ、H.A.L.会員の方々からすれば初心者です。

 CDplayer: Denon SX-1 →Esoteric Grandioso K1(Mistral C1)
 DS:     Linn Klimax DS/K
 Analog:   Luxmann PD171AL, ortofon RS309D, ortofon SPU 95Anni. Ortofon ST-90

  Pre:        Hovland HP200(AudioReplas RSI-M6+Kripton IS-70ti)
  Power:     Accuphase A70
  PhonoEQ:    ortofon EQ999
  Speaker:   Dali Epicon2, Kryna Stand

  AC Conditioner: Dusson1200(プリアンプ、CDplayer、Linn Klimaxなどに給電)
  AC Tap:    Acoustic Revive RTP-4 Ultimate(J1 Project スパイク+KriptonIS-100) 
  仮想アース: Moderate e-Terminus(プリアンプ、パワーアンプ、Linn Klimaxに接続)

  Cableは、NVS Copper1, Transparant, AC LANDARHなど多数

このようなシステムで、できるだけ微振動対策、仮想アースなどをしております。

実は、一度下記のような感想をレポートしたところ、Aitecの河西さんと川又店長の
お計らいで、このインシュレーターは使えば、使うほど効果がでるので、全てを使って
試してくださいとのお申し出を得て、再試聴しています。

仮想アースの設定は、Moderate e-Terminus(プリアンプ、パワーアンプ、Linn Klimax)に
接続しています。

川又店長に「E.S.Insulatorパートナー」をお願いして、2日後ぐらいに3セット届きました。
予想より早く来たため、うれしいのと不安が頭をよぎっていました。

3セットは、当初CDP、Preamp, Klimax DSに効果があるのではと思ってのお願いでした。

翌日、家内に手伝ってもらいK1の下に4つ配置しました。すぐに、音の変化が現れます!
膨大な情報量がすっきりとしています。あれ、すっきりしすぎています。

「アフター・ダーク」のヘイリー・ロレンの口元はキュッとすぼまっているのですが、
中高音が吸収されて寂しい音になっています。その分だけ、低音が強く出てきています。

これは、どうしたことなのだろうと考え込みました。
K1のセッティングは、タオックのオーディオラックに、MistralのC1ボードを敷いて、
アースもそこで取っています。

これは、E.S.Insulatorの静電気除去が強烈で、K1の中高音まで吸ってしまったのでは
ないかと考えました。これを確かめるために、K1の下にE.S.Insulatorを設置するのではなく、
K1の上においても同じような効果が出てきています。

これは、わが家だけの問題であるのか、このような傾向を持つものであるのか考えさ
せられるところです。

他にも、わが家ではできるだけ仮想アースを行っています。
Preampには、スパイクと受けインシュレーターを履かせ、アースも取っています。

そこで、ここにもE.S.Insulatorをアンプの上面に起きましたが、効果はあまり感じません。
Klimaxもアースをしてあり、あまり変化を感じません。

一箱開けてしまったので、ちょっとどうしたものかと、思案をしていました。

H.A.L.の説明書を見ていたら、電源タップのインシュレーターとして用いている
写真が掲載してあり、ダメもとでタップの上に載せてみました。

このタップも、アコリバの足をJ1の尖ったスパイクとクリプトンの受けインシュレーターを
履かせています。そのため、上に載せたのです。

なんか良い感じなのです!
音のきつさが程よくとれて、音に艶がのるような感じになります。
上に置いてあるだけなので、外してみます。何か、ちょっと違う聞こえ方に戻ります。

このタップから、アキュA70にNVS AC Copper1でつないでいるのです。
パワーアンプの発熱が多いため、電源コンディショナーにつなぐと、両方からの発熱で
夏はつらいため、電源タップからつないでいたのです。

(ここで2度目の試聴です。Aitecの河西さんから、タップの下に設置してください。
 他の機器にも使ってみてください。多くの機器に使うほど、効果が出ますとの
 アドバイスを頂いております。結果的には、下記の表現と一緒でした。)

インシュレーターとして機器の下に設置するのではなく、上に反対置いているため、
ヴィジュアル的には悪いのですが、無駄な音が整理されるような感じの中に、艶が
のるような感じになるのです。意外な発見でした!

分かったことは、E.S.Insulatorは強力な静電気除去作用があると云うことでした。
試してみないと分からないものですね。大変勉強になりました!

2度目の試聴で、なぜこのような結果になったのかを考えてみました。
わが家では仮想アースをいろいろな機器でとっているため、E.S.Insulatorの一次的
効果が出にくかったこと、Grandioso K1は1筐体に様々な部品がこれでもかと投入
されているためE.S.Insulatorの静電気吸収作用の影響を受けやすかったこと、
などではないかと思いました。

また、E.S.Insulatorは、静電気の処理が弱いところを判別する上で、効果的で
あったことになります。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

M.H 様ありがとうございました。ハルズサークルの企画での初めての投稿という
ことで大変お手数をおかけしてしまったことにお詫びとお礼を申し上げます。

しかしながら、ポイントをついた実験と試聴にて新しい使い方を工夫と発見して
頂けました事に重ねてお礼申し上げます。

初心者どころか旺盛な好奇心と情熱に敬意を表したいと思います。そして、この
ように皆様の貴重な時間を頂いての試聴とレポートを頂けるという皆様のご協力に
改めて感謝申し上げます。

本企画は一過性のものではなく、静電気絶縁という新たな切り口のアクセサリーとして
末永く皆様にご提案していきたいと思っていますので引き続きよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

皆様も楽しい企画連発のハルズサークルにぜひご入会下さい!!

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

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