《“GLASS CD”-H.A.L.'s Monitor Report》


No.0443 - 2009/2/25

川崎市中原区 A.M 様より

やってみるものですね〜(^^ゞ 
こんなに喜んで頂けるとは思ってもいませんでした。↓こんな企画です!!

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/574.html

この企画は私がここで↓どのように感動したかということから発想されました。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/561.html

だって、20万円もするCDが近代のハイエンドオーディオ装置でどのような音質
で再生されようとも、その感動が皆様一人一人のシステムでも再現されなけれ
ば意味がありません。そんな貴重な体験談を頂きました!!

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

Vol.8「最近の録音だと言われてもまったく違和感のない鮮度の高い音!!」


前回の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0475.html


川又様

いつもお世話になっております。
このたびはEXTREME HARD GLASS CDを試聴させて頂くという、何とも貴重な
体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

以下はなはだ稚拙な文書ながら感想を書かせて頂きたいと思います。

EXTREME HARD GLASS CDを聞き終わり思ったのは「今まで私が聞いてきたCDの
音は何だったのだろう?」と思えるな大変衝撃的な体験でした。

以前、EXTREME HARD GLASS CDについては素晴しい音だという評価を読んだ
ことがあり、また20万円というCDとしては高価な値段が一人歩きしている感
もあり、自分の耳で聞く前はSACDでもない普通のCDに対して「昔の録音だけど
本当にそんなにいい音がするのだろうか?」という疑問を持っていました。
(後にそれは大変大きな間違いであることを思い知らされます。)

最初は比較用に付属しているポリカ(通常素材)のCDから聞きました。

オリジナルマスターテープからのリマスターされた音源によるCDということで
すがこのCDが素晴らしい音がします。

通常のCDでこれだけの音が出せるのだったらSACDといい勝負ができるのはないか?
と思えるほどの音でした。

『NOT FOR SALE』との事ですが、これをそのままリマスターCDとして発売す
れば各オーディオ雑誌やネットで『高音質CD』として評判になることは必至な
のではないでしょうか?

なんともクリアで繊細ないい音がします。
60年代初頭にすでにアナログ録音技術は確立されていたんだという事実を
再確認させられました。

次にEXTREME HARD GLASS CDです。
なんとも豪華な箱から取り出すとシリアルナンバー「000」と刻印されており
痺れてしまいます。

そして、再生音が出た瞬間からのけぞってしまいました。
うそだろう?何なんだよこの音は!

CDの再生が始まるとかすかにテープヒスらしきものは感じられるものの
そんな些細な事はもはや本質的な問題ではありません。

1962年!の録音なのに、最近の録音だよといわれてもまったく違和感のない、
鮮度の高い音です。

先ほど聞いた比較用に付いてきたポリカ(通常素材)CDと比べても更に鮮度が
高いというか、よりクリアな音がします。音の一粒一粒にスピード感があり、
S/N比もよくダイナミックレンジも広大です。

またアナログ録音でのみ感じることのできる、録音されたその現場の『空気
感』というのか『雰囲気』を感じることができます。

以前ミキシングエンジニアの方が書いていた文章に「現在ではHDDレコーディ
ングが全盛で、後の処理もDigital PerformerやProToolsを使ってダビングや
ミックスダウンの作業を行なっていきますが、予算的な問題がなければ常に
アナログテープでのレコーディングを行なうようにしています。

アナログはその時流れていた空気までも録音できます。」と書かれていたのを
思い出しました。私がこのEXTREME HARD GLASS CDを聴くことにより感じる事
ができたものは、このエンジニアの方が言っていたまさにこの現場に『その
とき流れていた空気が録音』されているのだなと理解できました。

ちょっとニュアンスは異なるかもしれませんが以前、川又様が述べられていた
ように、このEXTREME HARD GLASS CDを買うという事は単なる20万円もする
高価なCDを購入するという事ではなく人類の文化遺産とも言うべき歴史的な
録音を「封じ込めてある」CDを購入するという事に他ならないのだなと言う
事が理解できました。

川又様、今回は貴重な体験をさせていただき誠にありがとうございました。
EXTREME HARD GLASS CDを聴く事ができた事は、オーディオを趣味にしていて
心からよかったと思えた瞬間でした。

今後ともよろしくお願いいたします。

           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

A.M 様ありがとうございました。お楽しみ頂けた様子で何よりでした。

混入するかどうかは個人の価値観次第で良いと思いますし、現に購入された
方も多数いらっしゃいますが、先ずは20万円のガラスCDを自分のシステムで
体験できるということ自体が一般の人々ではかなわないものでしょう。

それを可能にしているということ自体がハルズサークル会員特典のひとつでも
あるわけです。我もと思う方は先ずハルズサークルのご入会から!!


HAL's Monitor Report