「全国初のESOTERIC　K-01導入レポート!!」
 
以前の投稿の一部をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0534.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0403.html
 
 
今回、CDプレーヤーを X-01D2からK-01に更新しましたが、
大きな効果がありましたのでご報告します。
 
■K-01導入の経緯
 
X-01D2に不満はありませんでしたが、K-01の仕様や説明を読んでピーンとくる
ものを感じました。
 
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/k01/index.html
 
DAC単独でも使えること、音質改善が期待できそうなことなど、強く魅かれる
ものがありました。
 
そして、決断のタイミングの問題もあって、実際の音も聴かず、川又さんの
評価もないまま向こう見ずにも注文してしまいました。
 
X-01D2との音質比較
 
K-01は全く未知の機器なので設置場所、電源、外部同期、ケーブルなどの条件
を同一にして比較試聴をしました。
（K-01の UpConvはORG、DFはoffという標準設定）
両機とも70時間以上暖めた状態です。
 
これまで X-01D2の音に慣れ親しんでいたせいか、最初、K-01の音には物足り
なさを感じてしまいましたが、実は、K-01の方が自然な音なのですね…
 
ヴァイオリンのキラキラ感は無くなって、ハープでは立ち上りが明瞭になり、
ギターではハーモニーが美しく、サックスでは後方に抜けていく感じが快感です。
オーケストラではパート毎の分離もよくなります。
 
濁りが少ないため、ＳＮ感もよく、聴きやすいので音量をあげてもうるさく
感じません。音自体も本来の音に近づくためか、滑らかで余韻もきれいに聴こえま
す。
 
試聴したソースの中では、ハインツホリガーのオーボエがピカイチで、
その艶やかで心地よい音は、この世のものとは思えないほどの甘美さでした。
 
X-01D2は素晴らしかったけれど、K-01はもっと素晴らしいです!!
 
■K-01の実装
 
私にとってX-01D2は、価値のある存在でした。
永いオーディオ閉塞期を終わらせてくれたのはX-01D2でした。
 
素晴らしい音楽の世界を堪能させてくれ、その優秀さが故に、今日のこのシス
テムに至った経緯があります。
 
X-01D2に感謝をこめてお別れをし、その座をK-01に譲りました。
 
現在のシステム構成は次の通りです。
 
CDプレーヤー      ESOTERIC       K-01    （＋ Coral Lifter）
XLRケーブル       STEALTH        Indra
プリアンプ        Jeff Rowland   Criterion
XLRケーブル       STEALTH        Indra
パワーアンプ      Vitus Audio    SS-010  （＋ Coral Lifter）
SPケーブル        Transparent    RSC
Mainスピーカー    Kiso Acoustic  HB-1HG （＋ PODIUM 34cm ＋ H-Board）
Subスピーカー     THIEL          CS7
オーディオラック  HRS            SXR Audio Stand
電源装置          中村製作所     NSIT-1000plus（200V仕様）
 
システムの写真を添付します。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100925/System109.JPG
 
壁のQRD、入手時期により統一できなかったのが心残りです。
 
実は…K-01を所定の場所に設置し、ケーブル類を所定に戻し、半日暖めて聴い
てみると、更に音が変わりました。
 
今まで聴いたことのない響きなのです!!
 
それはK-01の効果だけではなく、全ての機器との相乗効果の表れでしょうが、
X-01D2では聴くことのできなかったものです。（どう表現してよいか判りませ
んが、感覚的には）音にコクが出て深みが増しました。
 
音の存在感も明確になり、音場感も格別です。
これ以上の音はあるだろうか、と驚くほどの素晴らしさです!!
 
川又さん、いろいろご迷惑をおかけしておりますが、暖かいご指南やご尽力を
賜り、おかげ様で、私にとって最高の音、最高の音響で音楽を楽しむことが
出来るようになりました。ありがとうございます。
 
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川又より
 
K.U様ありがとうございました。お付き合い頂いて十数年経ちますが、今ほど
完成度が高くなったシステム構成はなかったかもしれませんね。それはK.U様
ご自身の感性で選択し、こだわりを持って着実に自己のポリシーを貫いてきた
という事かと思います。
 
頂いた写真に写っているTHIEL CS7を日本で最初に導入されたのが最初のお付
き合いでしたが、もう15年前の事です。そのCS7が今ではサブスピーカーという
位置付けとなっていることが素晴らしいではないかと思います。
 
スピーカーは大きさと重さだけではないという実例であり、ご自身の美意識を
磨かれてきた上での15年目の到達点としてご紹介出来ることを私も本当に嬉しく
思っているものです。これからもよろしくお願い致します。<m(__)m>
 
★上記のシステム構成で(PODIUM 34cm＋H-Board)とありますが、このPODIUMは
　特注品です。PODIUM本来の高さ58cmとなるようにH-Boardの厚みを考慮して
　PODIUMの全高を低くして製作しました。これもK.U様のこだわりです!!