《“I love B&W”H.A.L.'s Essay competition - Entry No.3》


No.0388 - 2007/9/13

東京都武蔵野市 O.N 様

Entry No.3 「しばらくは皇帝ペンギンとヨチヨチ歩きを楽しんでゆきたい!!」

前回の投稿をご紹介たします。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0383.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0389.html

現在B&WのN802を愛用しています。
聴く音楽は80%クラシック、15%JAZZ、その他が5%といった感じです。
マンションの約12畳程度のLDに横置き配置で、、ボリュームはせいぜい9時位です。

壁コン FIM880→ESOTERIC 7N-PC9100→ESOTERIC PS-1500 をベースとして
全て Accuphaseで   DP-70V、C-2400、A-60という構成。

SACDの導入を考えていたのですが、川又さんからESOTERIC PS-1500、7N-PC9100の
モニターをさせていただき手放せなくなり先送りとなりました。

学生時代にはJAZZ喫茶やライブにはまっていた世代なのですが、アルテックやJBL
の岸壁にうちつける台風の波しぶきのような音圧、ライブで聴いていた音と熱気と
汗とアルコールが混ざった圧倒的なパフォーマンス。

こういった、心にも身体にもどしゃ降りのように降り注いでくる音が耳元からなか
なか離れず、自分の部屋で聴くおとなしい音量の音楽ではフラストレーションが
溜まってしまい心の底から楽しむことが出来ない時期が続いていました。

転機は、15年?位前かと思いますが、オーディオ・フェアがまだ九段下で行なわれ
ていた頃ふっと立ち寄った時でした。

カウンター・ポイントとソナスのエレクタアマトールの組合せを聴いた時に結構
衝撃を受けました。

カンタ-テ・ドミノ、チョン・キョンファのヴァイオリン、ゲリー・カーのコント
ラバス、イタリア合奏団のバロック、グルベローヴァ のコロラトゥーラソプラノ
等を聴いたのですが、全てのディスクが生き生きとしていて、血がかよった人肌の
温もりを感じさせる音楽が眼前にくりひろげられました。

また、アヴァロンのダイアモンドにも大変驚いた記憶があります。
ソナスの温かさとは対極の透徹な低音というか、クールで張りつめた音場感も素晴
しい体験でした。

しばらく聴いていなかった当時の最新機器は格段に進化していて、デザイン面でも
音質面でも本当に驚き、そして感動しました。

それぞれ合計すると大変な金額の機器類で、とてもすぐに我が家でも、とはゆきま
せんが、少しづつでもやってみるかという気持ちになりました。

これを契機として、雑誌をチェックしたり店頭で試聴したりしながら数年を経て
選んだのがインフィニティのルネッサンス90でした。

更に手を加え僅かながらステップアップしていったつもりでしたが、比較対象が
アマトールやダイアモンドでは、なかなかやったぞというレベルまではゆくことが
できませんでした。

その後も気になるソナスはチェックしていたのですが、アマトールに匹敵するよう
な経験は出来ませんでした。

いよいよクレモナでもいいかなあと思っていた時に聴いたのがB&Wでした。
ふくよかでもあり力強さも充分にある低音で、ピアノトリオのベースが脇役や
縁の下の力持ちではなく対等な一人としてセッションを展開しています。

オーケストラも音場が広くダイナミクスもあって個々のセクションの音触が豊かに
響きます。

色んな種類の音楽を高レベルで楽しませてくれる包容力の大きさ、そして皇帝ペン
ギンのような愛嬌のあるデザインも気にいって、B&W 802Dとつきあう事になりまし
た。

スパイクやインシュレーター、電源類の強化(PS-1500)、アクセサリーの変化にも
敏感に反応します。

Cardas Mytriewood Blockでももう後には戻れない状態になりました。
いずれZボードに乗せてあげたいと思います。

クラシックの聴き方も変化してブルックナーやマーラーの指揮者による聴き比べが
楽しみの一つになりました。

ヴァント、ワルター、バーンスタイン、シューリヒト、クナ、ジョリーニ、バルビ
ローリ、インバル、シノーポリ、レヴァイン、シャイーなどのそれぞれの音楽に
浸れる喜びを感じます。

古いJAZZボーカルもまた、若返ったように生気に溢れています。スー・レイニー、
ジョニ・ジェイムス、モニカ・ルイス、リー・ワイリー、ペギー・リー‥‥‥。

来年、家を新築をしてオーディオルームをつくる計画なので、B&Wがどういった
変化を聴かせてくれるのか今から楽しみです。

9/1のパーティーで聴かせていただいたB&W Signature Diamondの中高域の美しさに
も聴きほれましたが、しばらくは皇帝ペンギンとヨチヨチ歩きを楽しんでゆきたいと
思います。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

O.N 様ありがとうございました。このような愛着を持って使ってもらえるB&Wは
幸せ者ですね〜。オーディオとどうつきあっていくのかは一種のライフスタイル
ですから、O.N様のように802dを通じて音楽の世界が広がっていったということは
素晴らしいことですね。

そして、ハルズサークルのこれまでの企画を色々とご利用頂き、環境面でも随分と
整備されてきたようです。きちんと反応するスピーカーというのは能力が高いと
いうことでありB&Wのファンがこれからも増えていくことでしょう!!
これからも、どうぞ他のオーナーの皆様はどしどしご応募頂ければと思います。

ありがとうございました。


HAL's Hearing Report