《HAL's Hearing Report》


No.0175 - 2004/10/6

埼玉県上尾市 T T 様より


入会して良かった! ハルズサークル!!

家に置いてある川又さんの「音の細道」の冊子をあらためて読み返すと、川又さん
との初めての出会いは1995年前後だったような気がします。

つらつらと想い出をたどると長くなりますが、私がオーディオを始めたのが高校生
でバイトして秋葉原の家電店で買ったサンスイのアンプAU-D607を中心とする総額
20万円くらいのシステムでした。

当時はオーディオ専門店等敷居が高くて入れるはずもなく、秋葉原は家電製品を
買う所だと思っていました。働くようになって自由なお金ができましたが、今も
ある駅前のオーディオ専門店でNECのアンプA-10TYPE IIIを中心とする50万円くらい
のシステムをくみ、当時は若気の至りでオートバイに熱を上げ毎年NEWモデルに
買い換えるような事をしていました。

時代はバブル、消費は美徳。

今思うと大変な散財をしていました。バブルも翳り始めた頃体調を崩し会社を
退職し2年間ほど自宅療養し働きだしたのは東京。

秋葉原に途中下車して徘徊するようになり、たどり着いたのがダイナミック
オーディオのH.A.L.Iでした。ただただ音に圧倒され、値段に驚き、川又さん
とは何を話したか覚えていませんが、自宅に戻り自分のシステムを改めて聴い
てみて現実を思い知らされH.A.L.Iの夢が覚めてしまったのでしょう、再び
オーディオ熱がうずき始めました。

かと言って先立つものは無く。
ダイナミックオーディオのお客になったのはその年末。

しかも2階下の中級コンポを扱うフロアで糸井さんよりCDプレーヤー等を買い
求め、ダイナミックオーディオのカード(サウンド・ハウス・クラブ)を発行
してもらいました。

それまでは秋葉原に寄る度に川又さんのフロアに立ち寄りコンポを聴かせて
いただき、「音の細道」の最新小冊子が発行されると帰りの電車のなかで夢中
に読みふけり、当時新製品が発表される度に夜行われた視聴会に参加させてい
ただき、日頃会うことのないオーディオメーカーの技術者や社長の方々と語ら
う機会を与えてくださいました。

初めて川又さんより購入したのは忘れもしない中古のマークレヴィンソンNo.26L。
ハイエンドの音を自宅に招き入れました。

もうその頃にはH.A.L.Iでは「顔」になっていて背広で視聴し一見のお客様が
来ると席を譲り、川又さんが席を外している時は製品の操作説明をしていたの
で、よく店員と間違われました。

今でも店員と間違われる事もあります。お客様がお帰りになるまで「私は店員
ではありません」といい出せなくて接客し、「ああ、最後まで気付いていなか
ったのだなぁ」と失礼のない態度でダイナミックオーディオの看板を背負って
接客していますのでご安心を(笑)。

 閑話休題。

やっとハルズサークルです。時代の流れで会社でもワープロからパソコンで
の文章作成の時代になり、川又さんの「音の細道」はペーパーの小冊子から
メールでの配信という事になりました。

私も「ウインドウズ98」よりパソコンに慣れるためにペンティアムUの
CPU330Hz のデスクトップを買い求め。ダイヤルアップでインターネットも
始めました。多分ハルズ・ブリーフ・ニュースの第一回配信より会員になって
います。

ですので当時は会員番号はなかったそうです。メールにて最新情報の配信。

会員は川又さんの手に取るように分かりやすい新製品のインプレッション。
自分もその場に居合わせているような臨場感のあるレポート。そして新製品
は実際での体験できるという革新的な営業形態。

メールでの問い合わせも数分後には返ってくるというレスポンスの早さ。
川又さんが帰社する時には受信メールボックスを空にしているという営業
マンとしての信念。本当に頭が下がります。

今まで川又さんより購入したのはP-0s with VUK、D-70、G-0s、PADケーブル、
サウンド・アップ・グレーダーと数え上げたらきりがありません。

しかも全てハルズ特典をフルに利用しての購入。
懐に優しいハルズ特典です。

いつの間にか自分もハイエンドの世界に足を踏み入れていました。
しかも実際に川又さんのフロアで体験して購入を決められるという本人も納得
づくでの判断。

オーディオ雑誌は数多くあれど紙面からは音は出てきません。

しかし、H.A.L Iでは常時最新鋭機が待機しているのです。
ハルズサークル限定での応募で当選した物は今でも大切にしているメジャー
リーガー マイク・ピアザ捕手がクレル製品群に囲まれた直筆サイン入り写真。

また製品のレポートを募った時にはインプレッションを送信しているが、川又
さんが「お礼にささやかなプレゼントを送ります」という時にはささやかどこ
ろではない、先日は推薦CD2枚もいただいてしまいました。

そして恒例のダイナミックオーディオの布製のカレンダー。

得する事はあっても損する事は一切無いハルズ会員。
いつも川又さんのH.A.L.'s Blief Newsを首を長くして待っています。

 ショート・ストーリーが思いもかけず長くなってしまい、すいません。
思い出話はつきませんね。

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
川又より

T T 様ありがとうございました。本当に懐かしい思い出もたくさんありますね。
そして、年月が経って皆様のシステムが充実してきたな〜、という実感も私は
うれしく思っています。本当に長きに渡るお付き合いありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。<m(__)m>


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