《HAL's Hearing Report》


No.0076 - 2001/12/11

東京都世田谷区在住    Y・T 様より


では 滑り込みで…

確かに まゆつば物でした。
口上があやしい、、、「 銀河系エンハンサー 」
どうせ 音が静かになって 「 なんかいい感じ?」的なものと思っていました。
しかし 一聴して分かるのなんのって…。

「音が 大きい」

これには相当驚きました。
このときはダイアナクラールを聴いていました。
「ドミナス効果」と、どこかにありましたが確かにその通りと思いました。

音が大きくなっただけでなく、密度が高まりフォーカスが宙に結ばれる。

正に、ドミナス と思いました。

現在はドミナスのACケーブルのみの使用で、コンセントボックス(PAD) が都合で使えなくなったため、エルガー1394のみにぶち込んでます。 私はここが現状では、一番効くと思ってますので。

昨年にドミナスデジタル(P−0s、エルガー間)、インターコネクト (エルガー、コヒレンス間)、ACケーブル( エルガー、Model 8TiHC)と長期に渡りお借りすることができ、またエンハンサーも 使ったところ正直どれも効果が同じであると感じました。

それと同一の効果がこの3000円たらずでも感じることができ、 コストパフォーマンスからは当然これが一番高いことは明らかでしょう。

一言 「なぜ?」 こんなことを思いついたのだろう…不思議な方です。 ジム・オッドは…。

ドミナス以外のケーブルは使ったことがないのですが、何が違うので しょうか?おそらく変化のベクトルは同一であるに違いないと考える には難くないでしょう。

スピーカーから電気的に当然のように原理原則に従って音はでる。 ラジカセでも、安いコンポでもハイエンドのものでも同じ音源のCDから。

しかし、本当の録音時の音は一体どういう物であろうか。 我々が耳にするまでに幾つもの「処理過程」を経るわけだが、ドミナスを 聴くことで その過程でまとわりついた「不純物」が洗い流されるようである。 音の周りの不純物が削ぎ落とされ、結果音が小さくまとまり宙にフォーカス を結ぶ。

いままで「仰々しい」仕組みのケーブルで体感できたものが「こんなもの」で 体感できるのです。 しかも 「ドミナス効果の足し算」がさらに感じられるのである。 財布と相談しながら どんどんと深みに… 実は結構いい、ケーブルの導入に至る促進剤になるのではないだろうか 「銀河の深みに…」

結構 某アクセサリー誌の口上に近いのが気にはなるが、効果は恐ろしい ものがある。


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