“CD Sound Improver” Impression

S・Y @松戸市です。ご無沙汰をしております。

一足早く連休へ入っておりましたところ、折よくCSIが届きました。
いつも早合点の私の「おっちょこちょい」は今回も遺憾なく発揮され、
思わず内臓の掃除機を一生懸命探しておりました(外付けで家のものを
使うのですね(笑)。

さて、削り練習を終了して、早速…

一曲目 Nora Jonesの「Don't know why」

 ありゃりゃ、これはどうしたことでしょう。
一音一音がはっきり聞こえるように変身。もともと「エッチ」な声で
有名な彼女ですが、さらにもっと「エッチ」に。それと明らかに改善
傾向があるのは低域ですね。これは他をもっと聞かなければとせっせ
と工作。

二曲目 MISIA 「KISS IN THE SKY」

 これは大して録音が良いとはいえないものなのですが、何しろ好き
で、ライブツアーの追っかけをやっていたくらい。これもいい。
ちょっと甘めだった低域がものの見事に改善されている。ラストの
「飛び方を忘れた鳥」ではMISIAの息遣いがはっきりと聞こえます。

三曲目 Bill Evans Trio 「Waltz for Debby」

 これはいわずと知れた名盤中の名盤。ゴールドとか20ビットとか
いろいろ持っているのですが、今回はまず通常盤から。いいですねぇ。
Lafaroのベースにくっきりと芯が出て、Motianのシンバルワークが
より鮮明に聞こえます。
アナログにかなわなかったCDがかなり近づきました。
 
まとめ

 これはいい。三枚聞いたところで気がついたのですが、三枚とも
音の改善方向が異なる。と、言うことは、全方位的に良くなるもの
ではないのでしょうか。もともと持っている良さ、は少し改善した
ように聞かせ、ちょっと気になっていた部分を大幅に改善したよう
に聞かせる。まだ三枚を聞いただけですがそんな気がします。
全体のバランスを良くする、そんなアクセサリーだと感じました。
(JAZZ喫茶店主の寺島さんはきっと好きにならないような気がする)
 
川又さんが薦めてくださったいろいろなものの中で最もコスト・パ
フォーマンスがよろしいのではないでしょうか。いよいよ商売が苦
しくなって、こんなものにまで手を出すようになったか、と、
ちょっと意地悪く見ておりましたが(失礼)。
やっぱ薦めるだけのことはありました。脱帽ですね。

CDを100枚以上お持ちの方だったら、これは買いだと思います。
一枚あたり700円くらいかけても、優良音質版を帰ると思えば安いも
のですね。ちなみに私は、70円。

これは安い。
別に商売の手助けをしようというわけではなく、いいものはいい。
ちなみに私のシステムは、CEC,TL-1→COMPAC REIMYO DA/C →LINN
KAIRN →KRELL 250M →NAUTILUS 801で、何でも聞いています。
これからマーラーでも聞いてみようかな。

では、失礼します。



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