“CD Sound Improver” Impression
           --- “CSI”の誤解 ---

御世話になってます。熊本のYです。

実は昨日、ひょんなきっかけで知り合いになった熊本のオーディオマニアの
方と初めて会い、その待ち合わせ場所に地元のオーディオショップで、とい
う事になりました。

そのオーディオショップはもともとメーカーの技術者(サンスイだと思います)
の方が20年ほど前に独立開業されたようです。

さて、その店の方を交えて暫くオーデイオ談義が咲きました。

私が「CDは削らないんですか」と聞くと「去年やりました。お客さんも何十人
にも紹介したり、CDを持参したお客さんのを削ったりもしましたが、誰一人、
音がよくなった、とは言わない。私も音が痩せたので誰にも勧めない。

お客さんも削ったCDを元に戻して欲しい、と言ってきた」と言うのです。

私は「そんな事はないでしょう?分離がはっきりして、音離れが格段に上がり
ましたよ。スピーカーに音がまとわりつかないから、そう認識されるのでは
無いですか?低音も締まりますし。」「いや、あれは音が痩せるのです。ふっく
らとした音がなくなって美味しい部分が消えるんです」との事!

うーん、もう、これ以上何を言っても無駄だな、と判断しました。

その店のリファレンスはスターリングやハーベスです。
アンプは真空管(メーカー、型番は確認忘れました。

聞かせて頂いた音は・・・私から言わせると2世代くらい前の、ふくよか、と
いうよりはドロンとした。演奏会場で演奏が始まる前のざわめきがノイズにし
か聞こえない(どのCDを聞いても)、そんな音です。

何気なく聞くにはこんな音でいいのかな?と想像する事しか出来ませんでした。

(私とは方向性の違う方との会話は平行線でしか無いのでヤメにしました。
こんな事書いてるとショップ批判になるので詳しくは書けませんが。それに
しても改めて川又さんの偉大さをここで知る事になります。あの音には有無
言わせない説得力あります)

聞く人によっては、CSIで削ったCDは痩せた、と感じるものなのでしょうか?

私は、と言えば昨年のAOPを利用して購入して以来、購入するCDは全て削って
楽しんでます。TVショッピングではないですが、「これなしでは考えられま
せん」といったところです。

最後に苦言を一言。これは「乾式切削」になるので当然「屑」が出るのですが、
国産の掃除機の中にはノズルが合わないのがあります。私は充電式のを利用し
てますが合わないので削って散らかったのを後で掃除しています。又、削った
後のCDは外周部に一回り、うっすらと削れたPETの糸が纏わりついてます。
これも心理的に嫌ですね。

           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

Y様 九州地方を代表して? の貴重なご意見ありがとうございました。
また、私も迷いましたが最後の苦言もそのまま掲載させて頂きました。

確かに削りくずは出ますが、出来れば一般的な掃除機で、つまりホースの
口に手のひらを当てると十分に吸引してくれるもので同時にくずを吸引
されることをお勧めいたします。私も何回もやっていますが、加工と
同時に吸引しないとディスクの周辺にまとわり着いて、刃との摩擦熱で
絡まってしまうこともあります。

今日も日本中のどこかでCDを削っている人がいるんでしょうね〜(笑)




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