“CD Sound Improver” Impression
「我が家にCSIがやってきた!」


「CSIね、あーCDの音が良くなる、なにー、
 CDの角を削るー、そんなことしていいんか!」

最初に川又店長からメルマガでCSIの紹介をされたときの私自身の正直な
感想である。

「こんなものは買わんぞ!、(買う金もないし)それにわしはレコードが
 好きだもんね。」と思っていました。

ところが、ここで幸か不幸か東京に出張の用事が急に発生、となれば早速HALに
いかねばなるまいということになりました。
(私の勝手な条件反射的思いこみに過ぎません)

しかし、何の目的もなくHALにいくのも川又店長には申し訳ないなあと思ってい
たら、「ああそうだ、CD削り機の試聴に来たことにしよう」と思いつきました。

勇躍HALに着くと、いつものように川又店長は丁寧な挨拶とともに私を心地よく
迎え入れてくださりました。そこで、CSIの試聴をお願いすると、

「これがなかなかいいんですよ、買っていただいたお客さんには毎日CDを加工して
 いる人もいるんですよ」

とのこと。内心ほんまかいなと思いつつ、ゲルギエフ指揮「くるみ割り人形」を
聞いたら・・・聴きはじめた瞬間に(これも本当です)商談成立と相成りました。

自宅に帰って妻にCSIを買ってきたことをいうと

「また東京で買い物したの、何、CDの角を削るー、ほんとに?
 もっと高いものを買ってきたんじゃないの」と相手にしてくれません。

数日してCSIが我が家に到着、早速CDを削りはじめたら、あまりの騒音(結構
しゅるしゅる削る音と掃除機がうるさいのです)に妻が飛んできて、

「本当にCDを削っているじゃない!こんなことしちゃっていいの!」

気にせずCDの加工を続けていたら「こんなことで音が変わればいいわねえ」
と憎まれ口をたたく始末。

気を取り直して、数枚削ったところで試聴を開始、まずゲルギエフ指揮「くるみ
割り人形」、「いやーこれですよこれこれ」HALだけじゃなく家でも同じ効果が
出て一安心「本当に音が良くなるんだよね」とひとり悦に入って聞いていました。

じゃあ次はということで、妻の好きなホセクーラでも聞くかということで
「ベスト盤」を聞くことに。テノールのフォーカスがあがって、オーケストラと
の分離が良くなって、何より余韻の空間とのなじみが良くなってストレスが減る、
すっと音楽に浸れるのです。

などと思いつつ聞いていたら、隣の部屋にいた妻がやってきてこう言うのです。

「なんか音が良くなったんじゃない」

そう、CSIの効果は分析的じゃなく、結構ストレートに音が良くなると感じると
ころなんですね。それから妻と2人で聞いていたら、

「今までで一番効果があるじゃない」
「高い機械やコードを買うより、CD削る方がずっといいじゃない」

とまで言われてしまいました。いや良い機械だから違いがよくわかるのだよ、
と言い訳しましたが・・・・ その後すべてのホセクーラのCDをまず削ら
されることになりました。

その後もしこしこ削っていますが、ここでCSIの欠点を指摘します。

加工するときの音がうるさいので加工中は音楽が聴けません。
また結構面倒なので作業は遅々として進みません。
ただ、その騒音を上回るほどの効果があるので、ついついCDを削りたくなります。
まあ、削った後はすぐに聞きたくなりますし。なので、どうしても、少しづつ
お気に入りのCDから加工ということになります。

という、うそのような本当の話と言うことで、実に不思議な機械ですが、CSI絶対
お勧めです。
いっぺんCD削ってみてください。特にCD嫌いのアナログファンにお薦めですよ。




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