“CD Sound Improver” Impression

秋田のこうへいです。

“CSI” について、久しぶりに驚いたので、ごくごく簡単にご報告致します。
機材についても詳細は省きますが、スピーカーは『LAT-1』です。

このところ、どのCDを聞いていても、高域に妙なざらつきがありました。 992II と、DAC代わりの39.0をリラクサで浮かせてみたりしていました。
確かに改善はされるものの、内心、「やっぱり、DACをきちんとしなければ・・・。」と思っていました。
川又さんお勧めという事もありましたが、実のところ半信半疑でCSIを発注しました。
ある日帰宅すると、妻が、「箱が届いているわよ。又、ドミナス?」すかさず 中学生の娘が、「違うよお母さん、ドミナスは、もう少し大きな白い箱だよ。」 因みに我が家では、1ドミナス=30万円、1クロノス=150万円という通貨単位が普及しています。
箱の正体を明かせと騒ぐ子供を尻目に、自室にこもって立て続けに10枚ほどCDを削っては塗り、削っては塗り‥‥。 何故か、その昔、狂ったようにサンダーバードのプラモデルを作っていた事を思い出しました。
 高域の荒れが最も気になっていたCDの一つ、「鬼塚ちひろ」を手始めに、「カンターテドミノ」、「エゴラッピン」と手当たり次第に聞いてみます。
初めに気づいたのは、ベースがきりりと引き締まった点です。ボーカルのざらつきは輪郭がはっきりとしたせいか、味としての荒れと認識出来るようになります。ホログラフィックなピントも精度が上がります。そうして、変な表現で すが、シンバルは、確実に薄くなり、軽やかになって、爽やかに余韻がたなびきます。
要するに、本来、録音時点にはない余計な音をそぎ落としているという事のようです。
付属のマジックについては、乾燥すると出が悪くなるので、適宜紙に線を引いてインクのでを確認しながら使用した方が良いようです。 どちらかというと、「べったり・黒々」と塗った方が良いようです。
遊びに来た、コニサー3.0のオーナーは、「コニサー3.0の方向と同じだ。今までの投資で、一番コスト・パー・フォーマンスが高いのでは?」と言っていました。
侮り難し。「CD削り機」。



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