発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18
ダイナ5555
TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
H.A.L.担当 川又利明


No.193「小編『音の細道』特別寄稿 *第十弾* (今回はweb公開)」

「Aria Whole Tone Amplifier が聴かせる感動の厚み」

プロローグ----「侮りと期待感の大きな隔たりとは」

2001年7月某日、とても暑い夏だった。このDyna Four Fiveのオープンに
向けて旧店舗サウンドパーク・ダイナからの引越しは10年以上住み着いた
7Fの身辺整理から始まった。引き出しの数々には数年前の書類が忘れられ
てたっぷりと場所をとり、コンピューターを使い始めても紙は減らなかった
という実情を思い起こさせる。そんな慌しい中で引き出しから出てきたのが、
何とも懐かしいCounterpointのピンバッジ。

そうだ…、これはMichael Elliott本人からもらったものだった!!
現在のインターナショナルオーディオショーが始まる前、九段のグランド
パレスホテルで「輸入オーディオショー」として開催されていたとき。
すなわちCounterpointが現役でがんばっていたころである。

そのときのマイケルの印象!? スーツが窮屈に見えて仕方のないほど、
体重は30ポンドほどオーバー、背中の中ほどまであるロングヘアーを
ポニーテールにしている独特の風貌。ストレートでシングルモルト
をぐいぐいあおり、アメリカ人とは思えないスモーキング。同席して
いた私はしげしげと彼を観察しながら思ったものだった。

ハイブリッド構成のアンプで注目を集め、真空管アンプにしてOTLを
実現したSA/4などの名作を残し、三極真空管と半導体出力との間を取り
持つユニークな方法は、1990年代初めにCounterpointのNPSアンプで
頂点を迎えることになった。しかし、今思い出しても当時のマイケル
のアンプをこのフロアーで演奏したら、どの程度現在の私のレベルで
評価できるものだろうか…!??

今回Michael Elliottの作品を10年以上のブランクを経て、新ブランド
「Aria 」として受け取って、日本での発表会をDyna Four Fiveで下記の
ようなイベントとして取り上げてはみたものの、実物を聴かずに着手
した今回の試みにいささかの不安があったことは事実なのである。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/event.html

Counterpoint…、真空管を初段に使用しているということから音色は
暖色系ではあるのだが、低域のコントロールはいかほどであったか!?
また、ぬくもりを感じる音であるということは反面ではエコー感の
ような微細な情報量が出し切れないという側面もあったではないか。

正直に申し上げて、私は昔のマイケルの容姿を思い出すにつけて、新作
のアンプに対する期待感は不思議と萎えていくという気持ちを押しとど
めることができなかったのである。


1.Zephyrn Inc.国内初のプロモーション活動

2002.4.1 Zephyrn Inc.の正式な活動としては初めてという発表会が
ここDyna Four Fiveで行われた。当社の主力営業マンを召集して本邦
初公開の商品群が展示、解説されたのである。

私のフロアーからも機材を提供して当社のセールスマンに対して初めて
音を出したのである。当日はJOB500、JOB300のパワーアンプをバイ
アンプで使用しJOBD/A96 D/A Converterとユニークな電源フィルター
JOBSweeterで駆動し、N801を使って最初の音出しとなった。

そのJOBの第一印象は極めて素晴らしいものであった。
日頃GOLDMUNDのフルMillenniumシリーズの演奏を聴きなれている私に
とって、この価格でもこれほどの演奏ができるとはちょっとした驚き
であった。JOBシステムお薦めである。

そして、次にまったく同じスピーカーで同じ曲をAriaのWT350XMで試聴
したのだが、そこで再現された音は私が納得するものではなかった。

「あ〜、やっぱり昔の印象を引きずっている音かな〜!??」

とにかく満席状態の片隅で聴いたものであり、本格的な評価はできない
ものと最初から考えていたので、その夜は分析というレベルではなく
お披露目という程度で翌日からの課題として済ませることにした。


2.本性を表した“現在のMichael Elliott”

翌日、開店前に私のフロアーにWT350XMを移動した。外寸:203(W)
×430(H)×330(D)mm 重量23キロというのは、この価格のアンプ
としては異例なほどコンパクトである。わずか横幅20センチ奥行き
33センチというのは、ほとんどどんな部屋でも納まりがいいだろう。
実際にS800の隣に置いてみるとこのようになった。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/pho/020403/wt350.jpg

この小ぶりなパワーアンプが果たしてどのような音を聴かせてくれ
るのか…!? 正直に言って、まだこの段階では腰を落ち着けて試聴
することもなく、メールの対応のためにデスクに戻り、システム
エンハンサーをかけて数時間のバーンインを開始した。
この時点では、輸入元には申し訳ないのだが本当に期待していな
かったのである。(^^ゞ

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

使用システムとしてはフロントエンドはリファレンス・システムを
そっくりそのまま使用し、以下のようなラインアップとなっている。

Timelord Chronos>dcs 992>Esoteric P-0s>dcs purcell1394>dcs Elgar
plus1394>Jeff Rowland Coherence2>WT350XM>B&W Signature 800
Digital & Ward clock cable by dcs  and other cable PAD DOMINUS & RLS

5時間ほど経過したが、WT350XMの本体に触れてもほとんど温度上昇は
ない。コンパクトであり放熱も少ない。ますます使いやすいアンプだ。

昼食も終わり、メールの対応も一段落し幸いに来客もない…。
「さて、それではいっちょ聴いてみるか!?」と試聴室に入っていく。

最初の一曲目は、昔のCounterpointが最も苦手とした低域のコントロール
に厳しい選曲をしてやろう…と、意地悪な思いからこれを選んだ。

「TRIBUTE TO ELLINGTON」DANIEL BARENBOIM AND GUESTS」
http://www.daniel-barenboim.com/recordings/398425252.htm

13トラック目の「Take the 'A' Train」の冒頭、ドラムロールだ。
この選曲が間違いだったということが、わずか数秒後に証明されることに
なろうとは、この私でさえまったく予期していなかったのである。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

驚愕の一音がこの瞬間に始まった。「おーーー、何じゃ、これはー!!」

ドラムが重たい、しかしテンションは十分に張り詰めている。
そして、何よりも“躍動感”が素晴らしい。同じS800をそれまでは
GOLDMUNDのフルMillenniumシリーズで聴いていたわけだが、まったく
それとは違う鳴り方なのだが、この魅力は何と例えたらいいのだろうか?

GOLDMUNDのそれはドラムを叩くスティックの一打一打の瞬間にあたかも
楔を打ち込んだように鮮明な解像度をもとに、その両端にある楔の間に
展開する打撃音をピーンッと張り詰めたような直線的な緊張感がある。
言うなれば直立不動の“気をつけ!!”の姿勢を堅持しているような
感覚であろうか。

ところが「Aria 」の聴かせるドラムは同様に打撃音の間隙には明確に
楔の存在を示す解像度はあるのだが、その中間に展開する打音は正に
躍動し踊っているのである。ギュッと圧縮されたエネルギーはドラ
マーの腕を一回り大きく振り上げたような、そんな力感を前面に押し
出したドラムはスィングしている、踊っているとしか言いようのない
迫力をもって迫ってくるではないか。凄い…本当に!!

そして、BARENBOIMのピアノが切り込んでくる!!

「あ〜、やられたー!!」

以前の経験から低域に関して力感を優先するようなアンプは大体に
おいてここで破綻するのである。つまり、ピアノのトーンがにじみ
ぎらついて表現されるはずなのだが、その透明度はいささかも劣る
ことはなくS800から点滅したヘッドライトのまぶしさのごとくスピ
ード感あふれるピアノが叩き出されるではないか。これには参った。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

よし、それならば…、と次の選曲はパッとひらめいた。宗教曲や
クラシックの演目が多いTELDECで録音されたBARENBOIMのこのアル
バムでは、楽音を空間に拡散させていく広がりに魅惑されるもの
だが、スタジオできっちりコントロールされた輪郭が鮮明な低域の
リズム楽器ではどうなんだ!? とこれを選んだ。

Dave Grusinの1989年の作品「MIGRATION」MVCR23001である。
Grusinのキーボードが冒頭に鮮やかな導入部を描くと、次には
OMAR HAKIMのドラムとMARCUS MILLERのベースが繰り出してくる。

私は、本当に思わずここで笑ってしまった。OMAR HAKIMのドラムの
最初の一打を聴いた瞬間である。今までS800の強力無比なウーファー
から繰り出される様々な打撃音を聴いてきたが、他のパワーアンプで
聴いたドラムのどれよりも重厚なのである。ストンッと明らかに音階
がフラットふたつくらい下がったのではないかと錯覚させるくらいに
重たいドラムに豹変しているのである。しかし、決して鈍重な打撃音
に変わったわけではない。大いに躍動しスピード感は維持されている
ので、まるでウーファーにレゾナンス・ウェイトを付けて強制的に
foを下げたような重量感が滞空時間を同じくしてスパッと演奏される。
まあ、何と気持ちのいいことか!! MARCUS MILLERのベースはチョッ
パー奏法の一瞬後にやってくる開放した弦の唸りが床を振るわせる
ように足の裏をくすぐる。

しかし、なんでこんなにも低域のドライブ感が違うのか!!

「あ〜、やられたー!!」

先ほどと同じである。Grusinのキーボードがきらめくようにメロディー
ラインをS800の中間に展開し始めたのだが、このキータッチの鋭敏さ
というか軽やかさというか、不思議なのだがここにも躍動感という
言葉でしか言い表せないようなグルービーな切れ味が出現している。

ただ、ひたすら音楽が楽しい…のである。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

数年前のMichael Elliottの風貌、そこに連想されるCounterpointの
サウンドキャラクターは、たった二曲の試聴であっという間に崩壊
してしまった。現在のマイケルの風貌に見合った新感覚のサウンド
デザインに見事に生まれ変わっているのである。現在の彼のイメージ
はこれだ。
http://www.zephyrn.com/aria/

このサイトの一文にはこう記されている。

「あくまでも澄んだ音は、けばけばしさがなく、実に明瞭です。
 ピアノの鍵盤をたたく音からコントラバスを引くプレーヤーの音、
 ドラマーのバチの音まで、すべてが完璧に聴き取れます。
 低音から中・高音まで完全に再現される音。
 WT350のように低音をコントロールできるアンプはありません。
 WT350は音ではなく音楽を聴く人のために作られたアンプです。」

私はカタログや雑誌での美辞麗句による誉め言葉は信用しません。
自分で確認するまでは…。しかし、このアンプはたった二曲で私の
意識を返させるだけの魅力を明らかに持っている。私はこの一文に
自分の信用をかけても事実であるという保証書をつけずにはいられない。


3.反抗のあがき

私はパワードライブさせたひとつの局面だけでアンプを評価することは
しない、どこかに弱点があるのでは…、と疑い深く観察する。
では、次の選曲は定番となったこれ!!「Muse」UCCS-1002 の一曲目、
FILIPPA GIORDANOのカルメン「ハバネラ」をかける。
http://www.universal-music.co.jp/classics/muse/muse.htm

さあ、スタートだ…。と、いきなりの質感の変化に思わずうなる。

初段に三極管6LS7を使っているWT350はマイケルの面目躍如たるノウ
ハウであろうが、それがどのような局面で演奏に貢献してくるのか。
その答えが目の前に展開しているFILIPPAのヴォーカルに聴き取れる。

S800はHALCROをはじめとしてGOLDMUNDのフルMillenniumシリーズなど
の極めて高解像度のアンプで聴いてきたが、それらはFILIPPAのヴォ
ーカルをスピーカーの奥行き方向に三次元的に空間定位させることで
バックコーラスをも含めてのフォーカス感を強く意識させたものである。
その遠近感を同じくしてヴォーカリストの口元の大きさが拡大したら、
コントロールを欠いて解像度を落としてしまったと言われても仕方
ないだろう。

果たして、WT350が奏で始めたFILIPPA の口元は…、うん、やはり
肥大した…のである。しかーし、その続きがあったのである。

FILIPPAの位置関係は他者のアンプに比べると、そう…、近くに接近
してきたように感じられるのである。つまり、10メートル先にある
新聞紙の大きさが、3メートルまで近づいて当然大きく見えるが輪郭
はまったく変わらないという例えであり、逆に新聞のインクの匂い
が漂ってきそうな錯覚を覚えるのである。

いや、ヴォーカリストとの距離感が縮まったことによって感じられる
のは歌手の熱気に他ならないだろう。そうだ、演奏が熱くなってる!!
そして、楽しい!!  いやいや、この魅力に屈服してはだめだ!!

「IZZY」の「リベラ・メ」UCCL-1008 の「バイレロ」ではどうだろうか!?
http://www.universal-music.co.jp/classics/special/izzy/index.htm

「お〜、やったぞ、ここはGOLDMUNDのMillenniumの方がいいぞ!!」

と、冒頭のハープの鋭いテンションを思い出して弱点を見つけたような
気持ちになって内心で喝采を上げた。しかし…、ちょっと待てよ…??

確かに、あのGOLDMUNDに比べれば、ギリギリとハープの弦を引き寄せて
からパッと弾くような切れ味が多少は薄れたとして…、次にトライア
ングルが奥で響き「IZZY」の声が聴こえてきた時には逆転現象の解釈
が私の頭の中で早押しクイズの回答ボタンを叩くように答えが出てきた。

そうなんだ、さっきと同じ解釈だ。「IZZY」の歌声は正に天上の声の
ごとくスピーカーの奥行き表現を活用して遠方からの響きを伝えて
くるのだが、これも先ほどのように距離感は近づくのだが暖かさが
感じられる。つまり、連続する楽音であるヴォーカルや弦楽器のよう
な演奏で、ぬくもりを感じさせてくれる質感に魅力を感じているのに
ハープのようにピッチカートで瞬間に立ち上がる演奏の鋭さが強調さ
れてしまったら質感の連鎖が壊れてしまう。数多くの楽音が混在する
演奏になればなるほど、各々の楽音が音を発する奏法によって質感の
調和が崩されてしまっては仕方ないではないか。

そうです。聴く人が何を優先して音楽を味わいたいのか、という
プライオリティーを正確に聴かせてくれるというマイケルの感性が
ここに…、つまり初段に三極管6LS7を使用するというハイブリッド
構成のこだわりになっているものであると言い切れるポイントである。

「あ〜、やられたー!!」である。

ただ、ひたすら音楽が楽しい…のである。


4.新造語「Whole Tone Amplifier」の意味するもの

オーディオの初心者がよく口にする理想の音。

「引き締まった低域に滑らかな中高域」

う〜ん、それって専門的にはかなり難しい要求なのである。
上か下かに絞ってシステムをチューニングしていくと、必ずどちらか
を犠牲にすることが多い。「あちらを立てればこちらが立たず」と
いう状況が一般的なものであろう。その中で、低域のコントロール
を優先して、中高域のストレスが感じられない方向へと近代のコン
ポーネントが目指している音作りの流れがあるように思える。

つまり、低域は個体感を重視して輪郭を鮮明にし、しかも楽音の表面積
を限りなく縮小させる方向へとサウンドデザインのベクトルが出来上がる。
逆に中高域は流動性を感じるような、あるいは空間への浸透圧が等しく
余韻感が素直に広がり、音色の質感は一切の刺激成分を除去するように
フォーカス感は維持しながら気体に近い存在へとベクトルが出来上がる。

つまり、これらを考える場合にソリッドステート・アンプという条件下
では、ひたすら低歪とグループディレイのないハイスピード伝送という
一定のセオリーに基づく純度の追究ということになる。それを極めた
者たちを私も認めて評価してきたものだ。

しかし、この「Aria 」のアプローチの仕方は明らかに違うようだ。

WT350の型式の頭文字である「Whole Tone」という直訳は先のサイトの
解説にある「すべてが完璧に聴き取れる」という解釈に私はいささかの
異論を持って結びとする。

「すべてを完璧に聴き取る」というのは無限大の目標であって、どこに
到達点があるのかという定義がないのである。むしろ、我こそは完全
無欠の透明状態を作り出し、再生音は録音のあるがままに現れる!!

という説得力を重視するメーカーの果てしない競争を見る思いである。

具体例を挙げれば、ひたすらノイズ・フロアーを低下させることに
よって演奏が鮮明になるという方向性だ。これは、何気なくコップに
ついだ水の透明度をどう認識するかということに言い換えられる。

毎日何気なく飲んでいる水は濁っている、あるいは透明度が素晴らしい
としても判断基準がない。どこかの名水といわれる山奥からの湧き水
をもうひとつのコップについで見比べてみて初めて日常の水がどう
であったかを認識できるものだろう。つまり、同じ設計理念をもつ
コンポーネントを純度の高さで序列させるようなものである。
これには際限がない…、そして比較対象がないと判断できない。

私は前述の「ひたすら透明度を高めれば、必然的に録音のありの
ままが聴ける」という考え方でこれまでがんばってきたという過去
を改めて見直すことができたと思う。つまり、楽音の背景をひた
すら無色透明にしていけばいいのだという考え方の否定である。

しかし、Michael Elliottが作り出した新しい評価基準「Whole Tone」
という言葉は、ただ情報量が多くすべて?を聴くことができるという
量的な解釈ではなかろうと感じた。つまり、演奏の背景をクリアー
にするだけではダメだったという新しい発想である。言い換えれば
魚を泳がせる水に微妙な調整を施した方が観賞魚の輝きは増すと
いう例えである。でなければ説明ができない…。ただ、ひたすら
音楽が楽しい…というこの事実が。

私は以下のような仮説を考え始めている。

「Whole Tone」とはMichael Elliottが創造した新しい再生芸術の
ひとつの手法であると。この場合の「Whole Tone」とは彼の感性に
よって、録音されているすべての楽音を個々のパーツとして捉え、
それを彼のアンプを通すことによって再構築しているのだと…。
(この部分は次回のshort Essayのテーマに引き継がれています)

言い換えれば、すべての楽音(Tone)をマイケルの感性による質感
に統一するということが「Whole Tone」の意味ではないだろうか。

「この演奏はこうなって欲しい、この部分はこんな風になって欲しい」
そんな単純な聴き手の欲求が、これほど的確に見事に再現される
アンプは私も経験がない。その期待を完璧に実現してくれるので
自然と笑みがわいてくるのである。

結論です。

ハイファイ志向でありながら血が通った音楽として、すべてを
楽しく聴かせる初めてのハイエンドアンプの登場です!!


エピローグ----「嘘偽りない完全なハンドメイド」

Michael ElliottはアメリカにCounterpointのアフターサービスを
専門に行っている会社と、この「Aria 」という新規ブランドの
ふたつの会社を所有しています。

そして、何とこの「Aria 」の構成メンバーは彼一人なのです。

そして、日本に対してだけ特別仕様のWT350XMをマイケル本人が
組み立てて出荷してきます。果たして月産何台できるのでしょうか?

数ヶ月前に発注したという5セットもまだ入荷していないというこ
とで、国内にあるWT350XMは本当にここにある1セットだけなのです。

過去の会社が倒れてからというもの、マイケルには資金的な余裕は
一切なく、かつこのWT350XMを組み立てるという技量も彼独自のもの
ということで、当面は家内手工業的な生産にならざるを得ないとい
うことです。しかし、私がずっと以前に面識を持った当時の彼の
風貌と現在の彼の目つきには大きな違いがあると思いました。

彼は今、会社経営と人間関係のしがらみから開放されて、本当に
自分のやりたいことをやっている男の表情だと思いました。

陳腐な推薦の言葉ですが、音楽を聴かせるアンプです。
そして、それを私は言葉で説得しようとは思っていません。

ここで、Michael Elliottの感性を体験されて皆様で判断して下さい。
プロフェッショナルを自認する私と、きっと同じ感動をされるはずです。

このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
担当川又 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
E−mail:kawamata@dynamicaudio.co.jp
お店の場所はココの(5)です。お気軽に遊びに来てください!!

戻る