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H.A.L.担当 川又利明
    
2016年1月30日 No.1278
H.A.L.'s One point impression!!-Bergmann Sindre System Vol.3
アナログディスクがこんなにも魅力的だったという新発見が↓これでした。

H.A.L.'s One point impression!!-Bergmann Magneの快感!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1268.html

そして、更に↓Bergmannとの出会いによって私のアナログレコードに対する興味
関心が何年かぶりに高まり最近はLPを聴き続けています!!

H.A.L.'s One point impression!!-Bergmann Sindre System & Octave Jubilee
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1275.html

そして、下記にてBergmann Sindre System & Vitus Audio-inspection system にて
大感動したと述べていますが、同じシステム構成で更にアナログの旅を続けています!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1276.html

■Bergmann Sindre Systemの展示は2月3日にて終了致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1277.html

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「宇宙幻想/冨田勲の世界」
http://www.sonymusic.co.jp/artist/IsaoTomita/discography/BVCC-37410
このリンクはCDの紹介ですが、私が持っているのは日本では1978年1月に発売された
レコード番号(RVC-2170)のLPレコードです。

正直に申し上げてオーディオシステムを吟味する目的でシンセサイザーだけの録音を
使う事はありません。今回は所有していたLPを私が過去に聴いてきた音質とは違う
次元で体験してみたいという好奇心と、アナログレコードの可能性を探るという事、
そして何より音楽・芸術として楽しみたいという気持ちから選択したものでした。

そして、その感想を皆様に伝えるにあたり、このLPのライナーノーツが大変素晴らしい
ものであり、同時に音楽作品としての理解を深めるための解説の一助として皆様にも
お知らせしたかったものです。

画像データとしてスキャナーにかけて皆様の画面で見て頂くのが簡単でしょうが、
著作権を配慮しつつ長い文章なので私が手打ち入力したものでご紹介することにしました。

従いまして、私の判断で編集・要約し漢字変換も行い、現在の情報と私の私見も
追記しており、この文章化の責任は全て私にあることを明記しておきます。

そのライナーノーツの表面は日本が誇る高名な科学者である糸川英夫氏によるものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%B8%E5%B7%9D%E8%8B%B1%E5%A4%AB

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「随想 - 糸川英夫」

リチャード・バックの小説「かもめのジョナサン」は私の最も愛する小説のひとつである。
富田勲はかもめのジョナサンである。リチャード・バックはパイロットで、飛行機と
いうメカの中に生涯の情熱をかけている人である。富田勲のシンセサイザーと
それを取り巻く諸々のエレクトロニクスのメカはリチャード・バックの飛行機である。

リチャード・バックが飛行機の操縦に芸術的、哲学的法悦感を持ち続けているように
富田勲は彼の仕事場に充満しているエレクトロ-アクースティックのメカ群の操縦を
こよなく愛し、その操縦に芸術的、哲学的法悦境を創造し続けている。

バックにとって「かもめのジョナサン」は彼のパイロットとしての現実を芸術の
世界に昇華抽象したもので文学作品へ結晶したように、富田勲は作曲家としての
彼の情熱を「音の創作」を通じて音楽という作品に結晶させる。

彼の作品が第一作のドビュッシー「月の光」から、アメリカのレコード会社によって
採り上げられ世界的に知られるようになったのも、リチャード・バックの「かもめ」が
アメリカで出版され世界中に翻訳されたのと軌を同一にしているのは現代日本に生きる
人間の一人として誠に印象的である。

私が彼の音楽について格別の共感と関心を持っている理由は他にもある。
新しい「音」への追求は多くの作曲家たちによって、それぞれの独創力と個性で
絶えず試みられている。モーツァルトやベートーベンがバッハになかった「音」を
求めたのと今も変わりない。

例えば弦楽器を弦のところで弾かないで木の骨材部で弾くように指示したり、
ヴァイオリンやチェロの背中を手で叩かせたり、演奏家泣かせの奇手から始まって、
ミュージック・コンクレートという自然音をそのまま使う手法、それから電子楽器
による作品、それらの組み合わせから「今までになかった音の芸術」を創作する
という試みは絶えず続けられている。

しかし、こういういささか「前衛」がかった音楽は、風変わりな作品としてコンサートで
演奏されてもレコードになっても、一部の特殊な「愛好家」や物好き的少数派に
よって支持されるのがせいぜいである。

一言でいえば、アーチストの独りよがりであって、入場料を払った聴衆の存在を
無視した聴衆不在、少なくとも「大衆不在」の音楽である。

そうでないことを私が身を持って体験し発見したのは1977年10月28日、29日に
渡って、東京 帝国劇場で行われた貝谷八百子バレエ団の秋季公演によってである。

貝谷八百子は富田勲の「惑星」のバレエ化に挑戦した。これはひとつの冒険と言ってよい。
何故ならば、クラシック・バレエは必ずオーケストラと指揮者を必要とし、それに
「白鳥の湖」にしても「ジゼル」にしてもストーリー、つまり「物語」から成り立っている。

しかし、この「惑星」バレエにはテープとアンプとスピーカーという電子音響装置
だけで、ナマオケも指揮者も存在せず、それにストーリーなし筋書なしで、物語り
でないそれこそ「純粋芸術」であったから。

当然予想されたことは「一部の極めて水準の高い観客」によってのみ理解され、
その他の「大衆」はチンプンカンプンのうちに幕が下りるのではあるまいか、
という危惧であった。

少なくとも出演者の一人として、私にはプランの段階で、そういう結末に対して
覚悟を決めておくことが必要であった。

しかし、結果は予想を覆した。

三回の公演を通じて、あの広大な帝劇の観客席を満席にした、のべ五千人の
聴衆は一人残らずと言ってよいほどの深い感動に包まれて帰路に就いたのである。

この観客の中には平常、音楽やバレエとは殆ど無縁で生活しておられる、それこそ
「普通の人」たちが多かったが、これらの人々が受けた感動は近来にないものであった。

公演の直後から直接に、電話で、手紙で、私ひとりだけが受けた反響もすさまじい。
それは貝谷バレエ・ファミリーの一員になってからの六年間で経験したイベントの
どれよりも桁違いのものだった。

素晴らしかったという人々はコンサートには無縁な中小企業の社長さんであり、
毎日の生活に追われる主婦の方々であり、中学一年生の女子であったりした。
まったく同じ表現を観客の一人であった竹村健一氏も吐露されていた。

その感動は「惑星」の作曲者ホルストが何年にどこで生まれ、何年に何を作曲したか
など知らない人々、原曲の「惑星」が女性合唱を必要とするため生オケでの
演奏回数が少ないのだ、などということを全く知らない人々から生まれた。

つまり「音学」ではなく「音楽」であった。プログラムを読まなくとも解説の
必要もない、万人のハートにストレートに響くものであった。富田勲のシンセサイザー
ミュージックがロックよりも演歌よりも現代日本の大衆の心をとらえるものであった
というのは私にとって嬉しい発見であった。

そして、彼の音楽に惹かれる理由がもう一つある。富田勲は少年時代、私が設計
した「隼」「鍾馗」などの戦闘機に、今の子供たちにとってのスーパーカーみたいに
憧れていたそうである。

その設計者は昭和20年、ポツダム条約によって日本における一切の航空宇宙に関する
研究の禁止を受けて以来、東京大学で音響工学の講座を担当することになった。

それから10年間の私の研究テーマは「名器ストラディバリウスの秘密」を解き明かす
ことであった。ストラディバリウスのヴァイオリンと近代の工場で作られる楽器の
どこが違うのか。この秘密を解き明かす数学的物理的道具はひとつしかない。

フーリエの級数理論と言われているこの式である。この理論をに基づいて、多数の
オシレーターで多数の余弦波と正弦波を作り、その長さ周波数、振幅、位相を調整
することによってストラディバリウスの音を全く物理的に合成できるのではないか
という発想である。

当時の私の研究室は発振器、フィルター、位相調整器、ブラウン管でごった返していた。
しかし、合成(シンセサイズ)された音は、およそストラディバリウスとは程遠いものであった。

昭和30年に私はこの研究を打ち切った。宇宙ロケットの研究をスタートするために、
手作りの一本のヴァイオリンと「輪形細隙の音響イムピーダンス」という学位論文が
残っただけである。

それから20年経ってトランジスターの進歩による驚異的な電子音響技術をフルに
駆使して私の夢を実現した人がいる。富田勲氏である。

富田氏が少年時代に戦闘機に憧れたように、私は終生トミタ・ミュージックに
憧れ続けるであろう。トミタ・シンセサイザー・ミュージックの数学的、技術的
根拠を作ったフーリエという数学者は1768年、フランスで生まれ1830年に没した。

フーリエが級数理論を書き上げたのは1807年グルノーブルにおいてである。
このアルバムに収められた作曲者たちの年代を考えると、バッハ1685-1750年から
それ以降の時代であり、フーリエはバッハの死の直後に生まれ、ワーグナーの
生まれる頃に死亡した。

人類文化の歴史で興味深い「綾」のひとつに思えるのではないだろうか。

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川又より

糸川氏は60歳の時に貝谷八百子バレエ団に入団しました。その活動は下記のように
現在でも引き継がれているものです。下記サイトは参考まで。
http://kaitaniballet.com/custom5.html

フーリエの級数に関しては下記を参考まで。実際のライナーノーツ本文には糸川氏の
つづった公式が記されていますが、ここでは表現できないので割愛させて頂きました。
http://mathtrain.jp/fourierseries
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A8%E7%B4%9A%E6%95%B0

これがオーディオにどう関係あるのか、というと簡単に言えば自然界のすべての
音は多数の正弦波の和によって構成されているという理論。私たちが耳で感じる
音すべては無数の正弦波に分解できるというもので、糸川氏は逆に無数の正弦波を
組み合わせることで求める音波が合成できないかと研究したものでしょう。

10年間の研究で糸川氏が自作されたヴァイオリンに関してのエピソードがある。
年少の頃から神童と言われた世界的ヴァイオリニストYehudi Menuhin(ユーディ
・メニューイン)が来日した時に、その楽器を持参して実際に弾いてもらってと
いうことで「E線の音が、よく出るね」という感想を受けているという。

そして、私が最も感銘を受けたエピソードをWikipediaで発見したので紹介したい。

「2003年、小惑星 25143 が糸川の名にちなんでイトカワと命名された。
 この小惑星が「イトカワ」と命名されたのは、日本の探査機はやぶさが打ち
 上げられて(命名されて)三ヶ月後で、探査機がこの小惑星を探査する事が
 決定した後のことである。イトカワには探査機はやぶさが訪れ、調査とサンプル
 リターンを行った。自らの名前がつけられた小惑星に、自らが開発に関係した
 戦闘機(隼)と同名の探査機が着陸したことになる。2010年にはやぶさは地球に帰還した。」

上記は近年の話題であり映画化もされたのでご存知の方も多いと思いますが、
そのような「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる糸川氏が実際に
聴いて長文の原稿を書かれたという意義に私は感動したものです。

そして、ライナーノーツの裏面には「このレコードで五枚目」という書き出しから、
富田勲ご本人の文章があります。最後に述べておられる選曲の根拠に関して一曲
ごとにコメントがありますが、下記に抜粋した内容の四倍ほどの文章量であり残
念ですがここでは割愛させて頂きました。

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「富田勲 - 制作メモ」

他の音楽の制作はグループで仕事をすることもあるが、シンセサイザー音楽に
関しては完全に一人で制作することにしている。

シンセサイザーは音のパレットであり、その音のアイデアは私の頭の中にある。
画家はパレットの上で原色を混ぜ合わせて自分のイメージする色を作り出すことに似ている。

従ってオルガンのようにたくさんの音が一つのキーを押すことによって演奏者が
必要な音を引き出すこととは根本的に違う。

今までの電子音楽の譜面は非常に曖昧であって、一般的な楽譜のように再び同じ
音楽を再生することは不可能だろう。演奏者と電子機器との曖昧さからくる違い
は困ったものであり、私がやっているような建築的な音の積み重ねで音像を作って
行く場合、その曖昧さを許していたら全体がばらばらになってしまう。

そうしたことから一人でやらざるを得ない。その場合には、煩わしい図面や楽譜
は必要がない。このように最終的にはひとつの立体的な空間に音像を作り上げること
を私は目的にしている。

その音の空間の広さは千人ほど入るホールを私は理想としている。今までの音楽は
発音点があり、そこから聴衆に向かって音が放たれます。ステージの上で演奏する
形式がそうですが、私はそのホールそのものを発音体にしたいと思っています。

従って、聴衆はその音像の中に入り込んでいるわけです。そのためには最低
周りに4個のスピーカーを私は必要とします。その中を音が移動し遠近感を感じ、
前後左右という位置関係はどちらでもかまわないのです。

ちょうど林の中を散歩しているときに飛び交っている小鳥の鳴き声を聞くような
ものです。しかし、CD-4のレコードは別として、2チャンネルしかないレコードでは
私の意図したことが再生できないことになります。

そこで、日本ビクターが開発したバイホニックの効果により、あたかも2個の
スピーカーが加わったような状態を作るという方法をとりました。ただし、この
場合には左右二台のスピーカーのセンターで聴くという条件となりますが、従来の
ステレオレコードと比べると大変な音の広がりを持っています。

今回のアルバムは曲目の配列だけから見ると統一性がないように見えるかもしれませんが、
これはあくまでも曲の選定の前に私は音像として描いてみたいイメージがあり、
そのイメージがどの曲に当てはまるかということで選曲したものです。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

本文中でもCD-4に言及するところがありますが、1970年代においてもアナログ
レコードにおいて広帯域再生が行われていたということで、以前に述べた新聞
記事に対して補足的見解をここでも紹介します。

ビクターが開発したバイホニック、英字表記「By-Phonic」とはバイノーラル録音と
スピーカーでの2ch再生との互換性を目的として開発され、下記のような商品もあった。
http://audio-heritage.jp/VICTOR/etc/bn-5.html

しかしながら、私の記憶でもハイファイ再生の音質向上手段というよりも、空間を
演出し音場感を拡大するという狙いでラジカセのように左右スピーカーの間隔が
狭いところで広がりを感じさせるという使い方がされていました。

原理を推測すると特定周波数以下の低音は例外として、左右スピーカーからの
音声出力の位相をずらすことで音源位置よりも外側に音像定位を感じさせると
いうものだと思います。

参考として第四十話「オーディオと聴覚」をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/oto/oto40.html

人間の聴覚は「双耳聴感効果」と称される音源位置の定位感を検知する能力が
あるわけですが、簡単に言うと音波の周波数特性、位相(時間差)と音圧の違いを
左右耳で感じた時に、その差異によって周囲360度の方向に対して音源位置を
人は察知しているというものです。

その各項目を人工的に操作することで、音が聞こえてくる方向を錯覚させ、
音響製品の演出的特徴として利用されていたものです。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

さて、ここ数日というものアナログを聴きまくっています。LPレコードでは
「宇宙幻想/冨田勲」というタイトルになっていますが何度聴いたことでしょう。

1. スペース・ファンタジーというのは下記の四曲から抜粋したものをアレンジ
したものですが、重低音の再生に関して十分にプレーヤーの調整をしないと針飛び
しますと注意書きがあります。

ツァラトゥストラはかく語りき(R・シュトラウス)ワルキューレの騎行(ワーグナー)
タンホイザー序曲(ワーグナー)ツァラトゥストラはかく語りき(R・シュトラウス)

これらは馴染みあるもので、ふむふむという調子で楽しく聴きましたが、富田勲が
このアルバムの中で最も好きな曲と書いているのが2. パシフィック231です。

これは通常のオーケストラで聴いたことがなかったのですが、今は便利なもので
ネットを検索すると下記のようなサイトもありました。

https://www.youtube.com/watch?v=Rfysyex_DAk

https://www.youtube.com/watch?v=rKRCJhLU7rs

冒頭は風の音の中で遠くから警笛がすすり泣くように響き、次には眼前で蒸気
機関車の強烈な汽笛と勢いよく噴き出す蒸気の音がダイナミックに展開します。

オーケストラでいえばコントラバスを思わせる重厚な低音が、ゆっくりと回り
始めた機関車の動輪をイメージさせ、それが次第に回転を速め加速していく描写
が素晴らしい臨場感をもたらします。

ただでさえ音場感が広大なHIRO Acousticの左右両翼に、それらの音場感がバイ
ホニックの効果と相まって広がっていく雄大さに息を呑みます!!

機関車が踏切を通過していく描写では遮断機の鐘の音が遠く左チャンネルの奥の
方から次第に接近してきて、左側から右方向へ駆け抜けていくスピード感が凄い!!

そして、はるか右側に遠ざかっていく遠近感はあたかもスピーカーを両翼に追加
したかの如く、私の前方視界の限界まで広がるというスケール感の素晴らしさ!!

切れのいいリズム感を管楽器のパートとして合成された音が空間を満たし、時速
160マイルというスピードが出たというPacific 231の存在感を彷彿とさせます。

オーケストラによる録音も逆に聴きたくなってしまいましたが、虚構と分かって
いても引き込まれてしまう音の世界に、私は糸川英夫の胸の内に沸き起こったで
あろうロマンを近代的な再生音の中に再発見した思いです。

これとは逆にオーケストラでの演奏で耳に焼き付いている4. スター・ウォーズの
テーマはリズムマシンを使ったユーモラスなアレンジで、左右に移動するだけでなく
聞き手の背後まで周囲を取り囲むように移動し展開していく定位感はまさに富田勲が
ライナーノーツに書いていた「聴衆はその音像の中に入り込む」という事でしょう。

そして、6. ソルヴェーグの歌でのしっとりした旋律を、はかなげな音色の流れる
ような楽音で表現する演奏を聴くと「パレットの上で原色を混ぜ合わせて自分の
イメージする色を作り出すことに似ている」と富田勲が表現した創作センスが実に
はっきりと感じられるのです。

オーディオシステムは高忠実度・ハイフィディリティー、原音再生を目指している
という事は昔から言われ続けてきたことです。人間が演奏する楽器の音という
明確な目標があれば、再生音の良しあしを議論することの根拠になります。

でも、シンセサイザーで合成された音ということにハイファイという思想を向けて
議論することは、何に対して忠実なのかという基準がないので困難でしょう。

しかし、私は38年前に購入したLPレコードを最新最高の再生システムで聴いて、
富田勲が妥協なき自分の感性に対して忠実であったのだと理解しました。

そして、私も自分の感性に妥協のない音質を求め、これからも今回のような素晴らしい
アナログサウンドを皆様に提供していきたいと願っています。ぜひご体験下さい!!

■Bergmann Sindre Systemの展示は2月3日にて終了致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1277.html


担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.co.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!


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