Vol.49 
お勧め電源ケーブル
JORMA DESIGN 「AC LANDA」

AC LANDA
JORMA DESIGIN 「AD LANDA
AC LANDA / 1.0M : \136,500 (税込)
AC LANDA / 1.5M : \189,000 (税込)
※ 0.5M追加   : \52,500 (税込)

理論的な事はさておき、電源ケーブルで音が変わるという事は知られており、ケーブルによってはかなり劇的に変化するものもありましたので、マニアの間では比較的手軽にシステムの音を変化させる事が出来るアイテムとして重宝されていたアクセサリー、電源ケーブル。
しかしながら、今から数年間に施行されたPSE(電気用品安全法)より、多くの電源ケーブル(特に海外製品)は発売中止を余儀なくされてしまいました・・・

PSEを通るようなものを製作しようにも、構造的に無理であったり、プラグの問題、そしてコストの問題等々あり、海外ブランドは日本向けの為だけに改良という事は出来なかったようです。
その中でもいち早く対応出来たトランスペアレントやKIMBER KABLEなどは、日本で発売出来る海外ブランド電源ケーブルとして、人気を集めました。

そしてこのJORMA DESIGN「AC LANDA」ですが、輸入元のシーエスフィールドの懸命な努力で販売にこぎつけました。
実際、JORMA DESIGNでは既に電源ケーブルは販売されていたのですが、この“PSE問題”で、日本国内では発売出来ませんでした。 原因は主にプラグの問題だと思いますが、PSE取得の為に、全てにおいて従来品とは全く新しく設計・製造された≪日本国内仕様専用の電源ケーブル≫となります。

詳しい商品説明はシーエスフィールドのホームページをご覧下さい。

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音色に関しては、“電源ケーブルの交換はやはり効果的”という事を改めて思い知らされる情報量の向上と、JORMA DESIGNの特徴でもある音の広がり、こういうハッとするような変化の電源ケーブルはPSE施行以来久しぶりのように感じました。
情報量が上がった事で透明感が増すので、新品のうちは、やや耳につく音に感じる事もあるかもしれません。しかしエージングが進む事で非常に滑らかになり、落ち着いた耳当たりの良い感じになって行きます。
中域は大袈裟にに張り出す事もなく、低域も“量感を出す”というよりも“しっかり沈み込ませる”といった音の変化です。
他メーカーの製品と比較すると、エネルギー感がやや少ないようにも感じますが、ある部分が誇張されるという事も無く非常に好バランスで、使い易いケーブルだと思います。

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まずはCD PLAYERなどの前段機器でお試し頂きたいケーブルですね。   

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