OK劇場

千葉県在住:O様

17回目は、素晴らしいシアタールームのO様宅へ
「ちょっとおじゃまします。」

0様宅システム

O様とは、今年の3月にご来店され、B&Wの802Dをご試聴頂いた事から始まります。
まさか、ここまでのAVルームをお持ちとは最初は存じあげなかったのですが、B&Wでマルチチャンネルをされており、 ピュアオーディオの為にもフロントを良いものにしたい、というご相談を頂きました。 そこで802Dをご試聴頂いた結果、なんとセンタースピーカーを含め、802Dを3本ご注文、という形になりました。
またピュアにもこだわるという気持ちがプレーヤーにも及び、ESOTERIC「X-01D2」も同時に購入頂きました。 Nautilus802・802Dに関しては、私も販売実績は多い方だと思いますが、3本というご注文は初めてでした。
通常センタースピーカーを考える場合、WILSON AUDIOですと「WATCH CENTER」、B&Wですと「HTMシリーズ」という事が多いです。 O様のシステムですと、「サウンドスクリーン」を使用して、スクリーンの後からでも音が通る様にする、という事になります。
このH.A.L.3でもマルチチャンネル再生を試みていた時もありますが、同じスピーカーを3本フロントに使用して、というパターンはB&Wではまともに聞いたことなかったので、 かなり期待大でした。
さてESOTERICのX-01D2はご本人さまの情熱の深さを物語るように、近くでキャリーを購入され、なんと当日お持ち帰り。802Dに関しましては、 指定日に専門のピアノ運送という形での納品でしたので、その日の夜パートナーの宮川と一緒に「つくばエクスプレス」でO様宅へお伺い致しました。

O様宅リビング  笑顔で出迎えて下さいましたO様には、まずはリビングを案内して頂きました。
そこでは目にしたのはプラズマテレビとB&Wの小型スピーカーと天井埋め込みスピーカー。 サイズの問題でサブウーファーにはサイズの問題でELACが入っておりました。
リビングでもここまでのものですと、メインルームは一体・・・。



地下室入り口 O様宅のAVルームは地下室。
1Fから地下室へはカラオケボックスで使用されているドアを使用しており、異空間への入り口的なものを感じてしまいます。
地下へ降りたら踊り場的なものがあり、そこに高々と積まれていたのはマッキントッシュの箱。それも目立っていたのですが、その影から機器のリアの配線が見えているではありませんか。 そうです!機器の配線を裏に回って行えるという、便利な構造になっておりました。その横の扉から部屋に入りますと・・・ありました。
「OK劇場」(O様のシアタールームの名称)!
入ると正面には802Dが3本、「お待ちしておりました」と迎え入れてくれるかの如く、仲良く並んでおりました。その間にはプラズマディスプレイ。 宮川も初めて見る世界に驚きと緊張で・・・。

早速試聴させていただきましたが、まずは2チャンネルでのCD再生。次にSACDマルチでマルチチャンネル再生。まだ馴染んでいないとはいえ、全く違和感のないスムースな繋がりで驚きを覚えました。 もちろん部屋にもこだわっているせいだと思います。

0様宅画像_1 0様宅画像_2

次にVictorのフルHDプロジェクターの DLA-HD1K を使用した120インチで、Eaglesのライブ(最新のライブだと思います)を見せて頂きました。
映像の素晴らしさはもちろん、その音のクオリティの高さ。感無量です。その後にブルーレイに落としたスターウォーズを見せて頂きました。宮川もブログで書いておりますが、 正直酔うほどの凄さです。シアターの場合、O様宅では7.1CH再生になっておりますが、その音の繋がりも素晴らしく、ここまでのシアタールームはなかなかお目にかかれないと思います。
2チャンネルでの再生はこれから追い込んで行きたいと本人もおっしゃっておられましたが、AVルームとしてはかなり「花丸」だと思います。 ピュアオーディオのルームチューニングとシアターのルームチューニングは多少違う部分があると個人的には思いますが、この先O様がどういう音つくりをしていくか楽しみで仕方ありません。
どうしてもピュアオーディオの世界に浸っている人間はヴィジュアルを敬遠しがちになりますが、この両立は大変私も勉強になりました。
今のH.A.L3の試聴室でも籠もる事も多いのですが、こんな部屋が自宅にあれば、私自身も引き籠りになりそうです。

0様宅ラック正面  0様宅ラック背面

さてラックに関しましては、WAKATUKI製作所の既製品のラックを壁に埋め込んだ形となっております。先程もお話しましたが、接続は全て裏側から出来る様になっております。 ご本人様はIT企業でコンピュータセンターの構築のお仕事をされており、それに比べれば楽とはいうものの、この配線も見るだけでゾ〜ッとするほどですが、裏側から出来ると本当に便利です。 この部屋自体の設計も、O様が色々勉強されCADを使いながら構築されたそうです。それだけの情熱がいたる所に凝縮されておりました。
O様、この度は誠に有難うございました。
この素晴らしい「OK劇場」がどこまで飛躍していくのか、私も楽しみで仕方ありません。 また大変勉強させて頂きました。
スパイク装着というのもあると思いますので、その時にまたお声掛け頂ければ幸いです。
今後とも末永いお付き合い宜しくお願い致します。

O様の主要ご使用機器をご紹介いたします。
  • CD/SACD PLAYER
  • ESOTERIC
    X-01D2
  • UNIVERSAL PLAYER
  • DENON
    DVD-A1XVA
  • AV AMPLIFIER
  • DENON
    AVC-A1XV
  • POWER AMPLIFIER
  • McIntosh
    MC252 3台
  • FRONT SPEAKER
  • B&W
    802D 3本
  • REAR SPEAKER
  • B&W
    Nautilus804
  • SUB WOOFER
  • B&W
    ASW800
  • Blu-ray Discレコーダー
  • Panasonic
    DMR-BW200
  • Blu-ray Discレコーダー
  • SHARP
    BD-HD100
  • D-ILAプロジェクター
  • Victor
    DLA-HD1K
  • スクリーン
  • スクリーンリサーチ
    Clear Pix2 120インチ


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