CLASSE CP800 レポート 





CP-800 STEREO PREAMPLIFIER/PROCESSOR

定価 \840,000 5月初旬出荷開始予定

入力:デジタル部 光(OPT)×4 
         同軸(COAX)×3 192kHzまで対応
         AES/EBU ×1 192kHzまで対応
         USB×1(Bタイプ)
            96kHz/24bitのアシンクロナス
         USB(Aタイプ/前面パネル)
           「iPodR対応」、「iPhoneR対応」、「iPadR対応」
      :アナログ部 RCA ×3
         XLR ×2
出力:XLR2系統
   RCA2系統
   SUB XLR(1個)RCA(1個)*サブウーファー用

サイズ(W×H×D):445mm×121×445mm(プラグ付)

重量:10.43kg

リアパネル



特徴として

1)豊富なデジタル入力

 CLASSEのCP800の考え方としてはアナログ入力よりもデジタル入力を推奨しております。
 
 USB入力に関しましては背面のUSBのBポートは96kHz/24bitまで対応
 ハイサンプリングの入力は現在本国に確認中とのこと

通常画面



ソース選択画面




2)豊富な設定画面

MAIN MENU画面の中に
System Setup、Tone Control、Balance、Configration、Mono、Status


  
Tone Control




  
System Setupの中に更に細かいセットアップ項目があります。




パラメトリックイコライザー、トーンコントロール機能がついており、
様々な調整が可能

 
  
  

それぞれの使い方は勉強中です。



試聴レポート

ESOTERICのK-01\1,470,000(CD/SACD PLAYER)で試聴しました。
これだけのプレーヤーでありながら、ESOTERICをトランスポートしてCP800の
DACを使用したほうが音質は良く、透明感のあるサウンドを得られました。

アナログ入力時は温度感はあり、ふくよかなイメージ。

USB入力に関しても通常のCDリッピングをした音源で試してみましたが、
デジタル的な感じもせずに、自然に聞こえます。
96kHz/24bitまでというのが少々残念な感じもしますが、通常のデジタル入力は
192kHzまで対応しておりますので、別のUSB D/Dコンバーターで実験してみたいと
思います。

SACD再生、アナログプレーヤーなどはどうしてもアナログ入力になりますが、
デジタル出力のある機器はCP800へデジタルで送ったほうがより鮮明になると
思います。もちろんプレーヤーが持っているDACに左右されますので一概には言えませんが
CLASSE側はデジタル入力段に相当な自信があるようです。

プリとパワーの間ですが、基本的にバランスで使用した方が良いですが、スピード感
を重視するということであればRCAの方が良いかもしれません。
CLASSE側は設計上バランスを推奨しております。

EQなどの使い方ではルームアコスティックの調整ができますので、追い込みが
楽しみです。

この価格とこの機能、そして音質。

問題なく及第点です!!

H.A.L.3 島 健悟