英国LINNより現代の流れといっても良い製品が発売されました。 その名は「KLIMAX DS」、「AKURATE DS」。 LINNといえば、アナログプレーヤー「LP12」で時代を作ってきたブランドですが、今回のDSは最先端ともいえる新しい発想から生み出された製品となります。 その概要は、パソコン等でCDを読み込ませたデータや、インターネットでダウンロードした配信音楽データをハードディスクに取り込み、このDSを通してアナログ変換し、プリアンプに入れる、という事になります。 このDSが対応するファイル形式は「FLAC」と「WAVE」のみとなりますが、それ専用のコンバーターみたいなものとお考え頂くと分かり易いかもしれません。 実は既に、このフロアの試聴室での実験を内密に済ませておりましたが、そのクオリティは“個性”という面は別としても、評価に値するものだと思っております。 実際個人的にも当てはまることなのですが、ディスクメディアというものに非常に執着してしまう部分もあり、パソコンを使ってとなると、何かイメージ的に否定をしてしまいたくなる方も多いのではないかと思います。 とはいってもアメリカ、ヨーロッパでは既にこの流れは来ているという事です。日本メーカーで、いち早くそれに目を付けたのはONKYOでした。 さて今のCDクオリティーは“44.1kHz・16bit”のフォーマットの元に作られており、それを改良したフォーマットがSACDやDVD-AUDI0となりますが、例えば今のCDのクオリティー以上のものがインターネット上で ダウンロード出来るとなれば、どうでしょうか。 既に海外のレコード製作会社では、ハイサンプリング・データーの配信を行ってます。 お客様の中には既に“PCオーディオ”と称して音楽データをハードディスクに溜めて、それをトランスポート/プレーヤーとしてご使用の方もいらっしゃると思います。 それはコストや利便性の面だけではないという事も、事実としてあるようです。 それ以上のことは、コメントを控えさせていただきますが・・・ 前置きは長くなりましたが、そこでH.A.L.3としては、リンジャパンご協力の下、このDSシリーズの具体的な製品説明・使い方など、半ば勉強会のような内容になるとは思いますが、 そういった趣旨のイベントを開催致します。また“LINNといえばアナログ”というイメージもありますので、新製品のアナログプレーヤー「MAJIK LP12」、 そして現在主流でもあるSACD PLAYER「AKURATE CD」と3種類のプレーヤーを同時にお楽しみ頂きます。 新たなDSを実際に体感して頂き、アナログ独特の魅力もまた、再確認して頂ければと思います。 時代の流れを感じ取れる試聴会となっております。 皆様のご参加、心よりお待ち致しております。 |
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