DYNAMICAUDIO 5555/5F/諸石

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.33
GRAHAM ENGIEERING「PHANTOMU SUPREME」
GRAHAM ENGINEERING 「PHANTOMU SUPREME」

GRAHAM「PHANTOMU SUPREME」

GRAHAM ENGINEERING  「PHANTOMU SUPREME」 定価:¥940,000 (税込)
9インチ仕様(ロングもあり)
 

「現在、最高性能、至高のハイエンド・アーム 」


アメリカのトーンアーム専業メーカーGRAHM ENGINEERING
GRAHAMが生産するモデルは、その時々において常に1モデルのみです。
これはその時点において最高性能のものだけをリリースするという
設計者ロバート・グラハムの信念に基づいています。
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私は初めてGRAHAM ENGINEERING(以下グラハム)のアームを聴いた時に、
これまでのアナログのサウンドとは大きく進化したピンポイントな 音の出方、音のハイスピードさに感動を覚えました。
それは偶然で出来たものではなく、一つの方向性の上では確実に技術、精度的な意味でも現在では最高と言える性能です

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「確実な一点支持(ワンポイントサポート)構造 」

GRAHAMB GRAHAMC GRAHAM / PHANTOMU SUPREME ご紹介記事はコチラ

グラハムの最大の特徴は、確実な一点動作支持構造にあります。
多くのアーム動作と異なり、アームを動作する際の横方向動作(水平)、アームのパイプの縦(垂直)に対する動作を一点での動作支持していること。

この心臓部の ピボットなの下には針先があり、その針を受けるタングステン鋼製の受けで確実に受け、一点支持を構成しています。その周りは専用のシリコンオイルがで、オイルダンピングされていますので 非常に操作性も優れた快適な物です。

確実な一点支持動作がもう最大なシンプルであり、音質に相当なメリットがあります。

グラハムのパフォーマンスはこの動作がもたらすものと良い切れると思います。
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「非常に優れた操作性、調整、適用性のメリット 」

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グラハムPHANTOMUはワンポイントサポート構造であり、音質を最大限追求したうえで、操作性、調整に関しては非常に機能性に溢れています。

画像は左はVTAのアームの高さを調整する機構ですが、これは「演奏しながらもアームの高さを調整出来る事。」が大変昨機能的です。 またVTA機構の横には水準器も内蔵されていますので、アームのセロバランスを取るとともに、微調整が目視で確実に行える上に、演奏しながらも音質を追い込む場合でも 重宝出来ます。

画像右はカートリッジの盤に対しての傾きを調整するラテラル調整機構ですが、ワンポイントの場合は、アームの軸の左右で重量のラテラルにかなりシビアであり、それがワンポイント構造の致命的な事でもあります。
が、ラテラル調整は厳密にする必要性がありますが、 あくまで重力での傾きを調整しているだけに対して、PHANTOMUは「マグネグライド」という機構であり、二個のマグネットの磁力ででお互いを反発引きつけ合い、接触をせずに磁気制動の力で安定感を出しているのです。

正面から見て盤に対しての傾きなども簡単に調整出来ますし、ここまで至れり尽くせりのユーザーライクなアームも珍しいです。
またPHANTOMUはオーバーハング等も付属の治具を使用してほぼ完璧に、そして誰でも簡単に調整、設置出来るのです。

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カートリッジの交換に関しては、グラハムはチタン製のアームパイプでの交換となります。内部配線が非常に細身の銀線でありますので、カートリッジだけの交換を すると危うく切れてしまう恐れもありますので、カートリッジ交換はパイプ交換となります。
パイプは単売もしていますので、ステレオ、モノなどのカートリッジを使う方はパイプでの交換をするだけの大きなメリットがあります。カートリッジごとの針圧、ラテラルなどの 微調整は毎回必要ですが、パイプでカートリッジごとのオーバーハングも合わせているので、非常に楽であり、快適です。

個人的にハイエンド価格帯のアームはどちらかというと、シビアであり調性もかなりの追い込みとノウハウが必要と経験則で感じていましたが、 グラハムほど設置、調整が明確で簡単に追い込めるアームは知りません。

また基本的にSMEベースとなるので世の中の大多数のシェアと人気を誇るSMEに合わせているという事もあり、SMEベースであれば設置出来るのです。 多くのブランドのアーム、プレイヤーがSMEを基準にしている事もあり、SMEに対応している事で多くの方のプレイヤーにも設置出来ます。
ただしPHANTOMUは重さが1,1kgありますので フローティング構造プレイヤー等を初め設置出来ないプレイヤーもあります。また出力端子が下側に出る事やアームベースの兼ね合いやプラッタ―との兼ね合いで取付出来ない事もありますので、お使いのプレイヤーをご確認下さい。

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「アナログの音はカートリッジでは無くアームで決まる 」


GRAHAM / PHANTOM2 SUPREMEを聴いて素直に思ったです。
盤をトレースし発電しているのはカートリッジですから、カートリッジの重要さは疑いのよもないです。しかし音の全体像や音の根底を作りだし支えていおるのはアームと確信出来る魅力がグラハムにはあります。そう思わざるを得ません。

試聴には
ドイツのプレイヤーTRANSROTOR / ZET3とRONDINOの二台で試しています。

GRAHAMG GRAHAMH
・PAT METHENY / What's It All about
・JACKJOHNSON / In Between Dreams
・ALISON KRAUSS / LIVE
・COWBOY JUNKIES / TRINITY SESSIONS
・O-ZONE
・CLASSIC SUPER ANALOG
・DIANNA KRALL / LOVE SCENES
・PINK FLOYD / DIVISION BELL

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ZET3にはSME3009をベースにしたTRANSROR / TR5009で、RONDINOにはSME / SeriesXで常時デモしているので、現在の代表的なアームとの比較も兼ねてしております。

SMEも常設しデモしているので、SMEは代表的なアームであり、どなたにも平均点以上のパフォーマンスを味わえ追い込みで更に磨きをかけられる 使い易いアームとしてアピール、推薦しています。 実際にTRANSROTORをご注文頂けている多くのお客様の9割以上がSMEです。私も余ほどでない限り、まず推奨しています。

ZET3も通常がSMEを推奨、音作りしているだけあり、ベースもしっかりとしたSMEベースですので、設置、固定なども調整を含めてもSMEより短いものです。

カートリッジは
MY SONIC / EMINENT GL ,
SIGNATURE GOLD ,
SHELTER / HARMONYを使用しています。

その裏打ちされた構造とは真逆に快適な操作性から生まれる音は・・
これまでのアナログの再生では得られないものと言えると思います。 情報量がここまで出るのか、ここまでDISCに入っていたのか!と何度も、どの盤を聴いても思いました。
アームを変えるだけで音が溢れるほど出て来て、音の滑らかさや密度感も大きく向上しているのです。
カートリッジでトレースし、振動を発電し、アームを通過し、ケーブルを通り、フォノアンプやトランスに・・とアームはある意味では必要悪と言うのか、通過点でもありますが、 正直SMEとは雲泥の差を見せつけています。
正直SMEとの差は大きく音の数や安定性、そして楽器のエネルギー感が大きく異なります。
SMEは80年代に設計が確立され、現在のシリーズV、X共にその頃に生まれたものです。いわばSMEのアームに対する構造と設計の安定性を物語るものですが、 グラハムはこれが、現在の最先端の設計、音なのだと思います。
価格もSeries300の¥35万とグラハムは¥94万と三倍近くの差がありますので、差はあって当然と思いますが、予想していたパフォーマンスを大きく超え本当に感動したものです。

確実なワンポイントサポート構造が持つ、シンプルな構造でありながらも、確実でありカートリッジの拾い上げた情報を一切劣化、脚色する事無く伝えている感じがあります。 言わば音を良くするというより劣化させていないのであろうと思います。

グラハムが魅せるのは広大な音場に音が紛れる事無く、明確に目の前に現れるのです。 アームも音質の要素を持っていますので、アームの音色や操作性など、選択要素はありますが、ただグラハムは情報量と音数に関してはこれをこえるものは中々存在しないと思います。

アーム単体でも多くのプレイヤー単体を超える価格と言うのは把握していますが、それを踏まえても素晴らしいと、推薦出来るアームです。
現代を代表するハイエンドを代表するアームです。
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今回取り上げた以外のアナログ関連全製品取扱いしていますので、お気軽にお尋ね下さいませ

-お問い合せはお気軽に諸石までお尋ね下さいませ-