DYNAMICAUDIO 5555/5F/諸石

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.32
MSB TECHNOLOGY「ANALOG DAC」
MSB TECHNOLOGY 「ANALOG DAC」
DAC(DSD対応)

MSB「ANALOG DAC」
MSB TECHNOLOGY  「ANALOG DAC」 定価:¥985,000 (税別)
DAC本体価格(volume付モデル)
 

「MSBが誇る最先端のデジタル最先端技術・DSD128/PCM384kの
フルスペックDAC登場 」


アメリカに拠点をおくMEB TECHNOLOGY
現在でもオーナーであり、MSB代表エンジニアでもありジェネラルマネージャでもあるMr.Lawrence(Larry) S.Gullman率いる1986年設立のMSB TECHNOLOGY() はこれまでに最先端のデジタル技術を前に多くの製品を出してきました。
自社で製品を開発製造する事以外にも 多くのメーカーのOEM供給等高い技術力はかなりの評判ありました。

MSB TECHNOLOGYの長い歴史の中で、多くの製品を出してきましたが、どれも最先端のデジタル技術を駆使し、多くの方に技術者集団知られるブランドなりました、が残念ながら日本では 正規代理店という流通が無く、その存在はあまり知られておりませんでした。

MSBは2013年に新社屋に移転し、全ての設計・製造までを自社生産に切り替えました。
それは基盤製造等の一部を除き、個体の金属加工までをも 自社で行うと言う非常に優れた生産体制となっています。

それ全ては外注製造では出来ない、オーディオに必要な細かい個コントロール等を含めた、MSBの理念を実現させる為に アルミブロックの削り出しミーリングマシーンもジ社に導入する程の強い意気込みを今回の新体制のMSBが誇るものです。

これまでにローエンドから、ハイエンドまで様々な製品を出してきているMSBですが、今回御紹介する製品が、上記の新体制MSBとなり その第一弾が今回のANALOG DACとなります。

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    ≪スペック≫ MSB TECHNOLOGY / ANALOG DAC
  • デジタルINPUT : 3入力まで(I2S,COAX,TOS,AES/EBU,USB)
  • サイズ : 重量
    本体; 445W x 22(+スパイク16)H x 335D (mm) / 6kg
    Desktop Power(付属電源); 68W x 56H x 226D / 2kg
    POWER BASE(強化電源)445W x 21.5(+スパイク16)H x 320D / 7.5kg
  • 重量 : 28kg
  • オプション、アップグレード : 強化電源、INPUT(最大三系統まで)
  • ボリューム付き : ¥985,000
  • ボリューム無し : ¥860,000
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ANALOG DACF ANALOG DACG

MSB TECHNOLOGY 初登場のご紹介記事はコチラ
MSBの製品は他にもハイエンドのDIAMONDシリーズから、今回の新登場のANALOG DACまで4シリーズが日本で導入されますが、今回は新登場のANALOG DACをご紹介します。
新登場でありながらも最先端の技術が集約されているモデルがANALOG DACです。

内容的にはハイエンドとの差別かは当然ありますが、内部の心臓部の80bitDSPによる信号処理などは共通しているものですし、そのDACをシングルエンド構造としたのがANALOG DACとなります。

ANALOG DACは 最大384kHzのPCMマルチビット、128x(5.6448MHz)のDSDなど、あらゆるHD音源に完璧に対応し、極めてナチュラルかつダイナミックな再生を誇るMSBテクノロジー[ Analog DAC ] は、現代最先鋭にして完全無欠のD/Aコンバーターです。

現在のMSBはこのANALOG DAC最新モデルであり、これまでの技術を一新し基準となる製品ですが、ラインナップには上位モデルのDIAMONDAC(画像右)、PLUTINUM DAC等があります。
またANALOG DACと対となるSIGNATURE DATA CDやSACD等もANALOG DACでダイレクト伝送可能な画像左のUMTP(Universal Media Transport)も用意しています。MSB専用のI2Sで接続する事でSACDも伝送可能です。

下記にメーカーの解説も引用しながらご紹介します。
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「究極のマルチビットDAC 」


MSBはDAC方式として当初からラダータイプのマルチビット・スタイルに拘り続けています。
それは、量子化されたデジタル・オーディオ信号の各レベルに対してストレートにアナログ変換セグメントを呼応させるため、 刧舶マ調やノイズシェービングなど余分な信号処理を必要としない最も根源的で的確なDAC方式であるためです。
Analog DACには、そのラダータイプ・マルチビット方式の最進化形、ディスクリート・サインマグニチュード・ディスクリートDACモジュールを 2個搭載。

マルチビットDACで発生しやすい全ビット列の1と0が反転する際のゼロクロス歪みを根源的に回避すると同時に、 マルチビットにおける「真」の25bitレゾルーションを達成しています。
また、その出力は、一般的なマルチビットDACが電流出力をI/V変換し、 DCコレクション回路とアナログフィルターなどの補償回路を経由して出力するのに対して、 Analog DACはディスクリート・ロジック/抵抗素子をDACモジュール内に搭載することで補償回路なしでダイレクトに 電圧出力し高ダイナミックレンジ、ハイ・スルーレートによる高純度ハイパワー出力を実現しています。

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「超高速DSP信号処理 」


ANALOG DACF ANALOG DACB ・ デジタル信号処理には、超高速80bit演算能力のSharc DSPを配備。
このDSPによって入力デジタル信号は384kHz32bitのアップサンプリング処理と、 MSB独自の32倍32bit精度のシングルステージ構成によるアドバンスド・オーバーサンプリング・デジタルフィルターリングが行なわれます。
※アップサンプリングは、オリジナルサンプルポイントを正確に保持する整数倍同期方式。
44.1, 88.2, 176.4 は352.8 kHz/32 bitsに、48, 96, 192は384 kHz /32 bitsにそれぞれアップサンプリングされます。

・ リ・クロッキング機能: MSBのPRO I2Sインターフェースを使用すれば、DACからトランスポートにマスタークロックを供給し、 それに同期してD/A変換を行なうため極めて精確で低ジッターとなりますが、それ以外の場合にも同じように精度を高く保つため、 入力信号にはリ・クロッキングをかけることが可能です。リ・クロッキングとは 、入力データを一度バッファーし、データのみをDACの高精度マスタークロックに同期処理する方法です。
これによって、DACの低ジッター性能が最大限に生かせます。

※リ・クロッキングはON/OFF可能。バッファーはFIFOメモリー回路のため約0.5秒の遅延が生じます。 音楽ソースでは問題にはなりませんが、映画などでリップシンク調整が執り切れない場合には、この機能をOFFにできます。

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「超低ジッタークロック 」


DACの動作精度、歪みの少なさは信号処理を制御するマスタークロックの性能に依存します。
Analog DACには、Diamond DACの開発で得られたフェムトセカンド・クロックテクノロジーをカスタマイズした超低ジッター・マスタークロックを 搭載。

ジッターとは、クロック信号の微細な揺らぎ、つまり時間軸での不安程度を示す時間量です。 クロックが僅かでも揺れると、それはD/A変換の時々のタイミングを微妙に変化させるため、 復調されるアナログ信号に非高調波歪みを加えるという直接的な影響を与えます。
その歪みは、周波数が高くなるほど、また信号レベルが小さいほど顕著に現れます。それがごく僅かであったとしても非高調波歪みは自然界には存在しないため、アナログ音楽信号のハーモニクスと音場情報を不自然にゆがめます。場合によってはデジタル特有の「ハーシュ」な響きで不快感を煽ります。

また一方、クロック周波数精度とジッター値とは別物であることも理解しなくてはなりません。精度の優秀さをいくらppm単位で誇ってもジッター値が良くなければ正確なD/A変換は望めないのです。また、クロック単体としての精度が幾ら良くてもDACとの物理的距離が長くなれば、その伝送路でジッターは悪化します。 MSBは、同一筐体内のDACに対する最短距離となる位置に高精度低ジッターのマスタークロックを配置することで本来のその性能を遺憾なく発揮させています。

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「デジタルインプット 」」

ANALOG DACE

デジタル入力部は、差し替え可能な3つのスロットがあります。
[ RCA&Toslink ], [ AES/EBU ], [ MSB PRO I2S (32 bit) ] , [ アシンクロナスUSB(384kHz USB2) ] 
の中から3系統を選択して装着可能です。すべて最大384kHz24bit(MSB PRO I2Sは32bit)対応。
USBはDoP方式による64x,128xのネイティブDSDを再生します。※デジタル入力3系統の内1系統は標準価格に含まれます。
他の2系統はオプション扱いです。

MSB独自の高精度PRO I2Sインターフェースとは:
MSBのトランスポートとDACとの間をCAT6LANケーブルで接続。DACから高精度マスタークロックをトランスポートに送って完全同期させ、データ信号とビットクロック、ワードクロックをDACに送ります。そのインターフェースはフローティング・グランドによるバランス駆動のCAN BUSシリアルバス方式。相互のノイズの影響をシャットアウトし超低ジッターを得る優れた方式です。

「強化電源POWER BASE 」

ANALOG DACD

ANALOG DACには、効果的なPOWER BASE=強化電源)の追加が可能です。¥380,000
ANALOG DAC本体には付属の電源BOXが付属し、アナログ・リニア構成によるベーシックパワーサプライとなり、 デジタル回路用とアナログ回路用とに独立させた2個のトロイダルトランスを採用しています。
一方オプションのPOWER BASEはANALOG DACとほぼ同サイズながら内部的には 本体と同様にアルミニウムブロックを削り出した重厚なシャーシーに、5個のトロイダルトランスを搭載しアナログ・リニア構成整流・定電圧回路を組み込んでいます。アナログ回路、デジタル回路、クロック回路専用に独立させた極めて精緻で超低ノイズを実現するパワーサプライです。 また、DAC本体には、セパレート電源とは別に各回路に対しローカルレギュレーターが装備され更に低ノイズ化と安定性を獲得しています。

ANALOG DACC

この本体と同サイズの薄い個体ながらトロイダルトランスが5機から十分な電源容量と上質な電源を本体に供給しているのです。
この様に重ねて設置出来るのも素晴らしいですね。POWER BASEを使用する場合は電源ケーブルはPOWER BASEに接続し、付属の専用ケーブルでPOWER BASEとANALOG DAC本体を接続します。

ANALOG DAC+PowerbaseやUMTP+SignaturePowerbaseについては下記blog記事にも紹介しています。
http://ameblo.jp/5555-5f/entry-11758254816.html

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ANALOG DACにはボリューム付、無の二つの仕様がありますが、入力一系統で単体DACとして選択であればボリューム無で良いと思います。
デモした際に明らかに使い易さを考えてボリューム付を推薦しています。

というのもボリューム無仕様でも入力は3系統までオプション選択可能なのですが 入力認識は自動認識です。つまり三系統繋げておいて現在聴いているものから他の入力にする場合は、ケーブルを抜かないといけません。
また入力認識(サンプリング周波数などの)表示もありませんので、音が出ての接続判断となります。ですので、基本的には入力選択をする場合、(一系統以上繋ぐ方は) 必ずボリューム付を推薦しています。

ボリューム付と言う事はパワーアンプに直接駆動も可能なので、実際にAyre/VX-Rを駆動してみましたが、非常にDACの特徴が前面に出る中での十分な能力を感じました。
本体の表示が0で入力信号のする‐となります。
このボリュームは単なるボリュームではなく、音質も高いレベルでパワーアンプをしっかり駆動できるだけのクオリティがある事も分かりました。
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ANALOG DAL

MSB / ANALOG DACに組み合わせるプレイヤーとしては、各種試したのですが、MSBのUMTP(Universal Media Transport Plus)、Signature DATA CDがやはり一番というのか、断トツに相性と性能を引き出す意味でも確実です。

UMTP(画像)とは各種出力にI2S接続があります。内容的にはLANのCAT6なのですが、通常のCOAX等の出力とは異なり。データクロック、マスタークロック、ビットクロック、音楽データをセパレートして伝送する優れたものです。
そしてANALOG DACとUMTPを繋ぐことでANALOG DACのクロックも 自動的にトランスポートに同期され、更なる時間管理が出来、緻密で拝啓描写の優れた再生が出来るのです。

また画像の様にサイズもANALOG DACに合わせられるので重ねると画像の様になります。
ANALOG DACとはPCからのUSB DACとしてお使いになる用途以外は、UMTP,Signature DATA CDの組み合わせを強く推奨します。

MSB / UMTP,Signature DATA CDWについては下記blog記事にてご紹介しております。
http://ameblo.jp/5555-5f/entry-11736681875.html
http://ameblo.jp/5555-5f/entry-11746524194.html
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試聴デモですが
ANALOG DACを中心に各種比較にも用意しSPは絶賛推薦中のMAGICO/Q3です。

・PAT METHENY / What's It All about
・JACKJOHNSON / In Between Dreams
・ALISON KRAUSS / LIVE
・COWBOY JUNKIES / TRINITY SESSIONS
・O-ZONE
・CLASSIC SUPER ANALOG
・DIANNA KRALL / LOVE SCENES
・COUNTBASIE ORCHESTRA

ANALOG DACJ

使用機器は私が大きな信頼を置くSPのMAGICO / Q3
プリアンプにはリファレンスでもあるAyreKX-R)
パワーアンプにも同じくAyreVX-R,,EARAyre / VX-5に2機種


オーディオは趣味ですので人それぞれお客様によって好みの音や方向性は人によって異なり、一概に音の良さの定義こそ様々あり一言では言えませんが、人間が聴いていて気持ちのよい音と言うのは共通してあると思います

今回は
@他社CDプレイヤーからのCOAX入力
AMSB / UMTPとのI2S接続
BANALOG DACのPCからのUSB接続(DSD再生) を試しています。

これまでの単体DACの中でも、音の密度や低域などは非常に充実しています。ハイスピードでありながらも克明に描く様は感心します。 非常に背景が静かで奥域感が出ます。これは歪の少なさと高速処理故の効果だと思います。

実は2013/10の当社の一大イベントのマラソン試聴会で私はデジタル機器はMSBを選出しました。選出の時に「MSB一本で行こう」とさえ思わせた魅力がこのANALOG DACにはありました。
そしてステージ上でその音を聴き確信をもったほどでもあります。今では自身を持って推薦出来る製品です。

下記blog紹介記事
http://ameblo.jp/5555-5f/entry-11718534165.html

MSB/ANALOG DACの最大の魅力は音の緻密さ、そしてエネルギー感が豊富な事です。
音量に関わらず、音楽に関わらず、音が薄くならずに活き活きとしています。それはやはりこのアルミの個体の剛性等も大きく影響しているはずです。

またANALOG DACは付属としてスパイクの脚となっていますが、これが音質的にもポイントになります。
つまりこの脚をどう生かすかたで大きく表現がことなります。

参考までですが、上質のスパイク受けを用意して頂くのもいいですが。ドイツのFINITE ELEMETE社のCERABALLを取り付ける事も可能です。
取付方法等は詳しくはコチラで掲載しています。
相当な変化であり、ANALOG DACはこの脚が大きな生命線とも言える要素となります。追込みには欠かせないポイントです。

ANALOG DACのアナログ出力はRCA,XLRとありますが、アンバランスを推奨します。
この三系統の中では、どの方法も非常に魅力高く、各接続でも価格を大きく超えたパフォーマンスです。ただPCで聴くDSD再生はこれまで聴いた中でも絶品のパフォーマンスでした。
BのUSB接続でのDSD再生は本当に素晴らしくDSDを最大限に味わうという選択でANALOG DACを選んでも良いと思います。 他社とのCDのCOAX接続もCDP単体以上に音の密度とレンジ感を十分伸ばしてくれます。

やはりUMTPとのI2Sで聴くSACDも素晴らしいものです。I2Sで接続するとANALOG DAC内のクロックとUMTPが同期し更に時間軸のコントロールが出来、更に緻密になるのです。

このUMTP/ANALOG DACの組合わせはディスクシステムとして本当に素晴らしい物があり、価格はオプションを含めると200万円近くになりますが、パフォーマンスはそれ以上を超えるものです。

この様々な応用性こそがANALOG DACの魅力と言えます。つまりユーザーによって接続も用途も異なりますが、それをベストな方法で構築出来るのが何と合理的で納得です。
またPOWER BASEの効果も試しましたが、正直、この強化電源は本体の音も大きく大きく底上げしてくれますし、活字にするとあざとくなりますが、全然違います。これは380,000という 価格ですが是非同時に導入して欲しいものです。
SNから音数も大きく向上します。

そのくらい効果的ですし、ANALOG DACの魅力を100%味わうにはこのPOWER BASEありきだと思います。これまで各社で製品に合わせる強化電源はありますが、その中でも一番の効果をもたらすものでもあると言えます。
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今回取り上げた以外のMSB全製品取扱いしていますので、お気軽にお尋ね下さいませ

-お問い合せはお気軽に諸石までお尋ね下さいませ-