DYNAMICAUDIO 5555/5F/諸石

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.31
TRANSROTOR「ZET3」
TRANSROTOR 「ZET3」
レコードプレイヤー

TRANSROTOR「ZET3」
TRANSROTOR  「ZET3」 定価:¥800,000 (税別)
アーム、針、別代
 

「ドイツならではの質実剛健の実体感と美しさを兼ね備えた、
繊細にして温かい音楽性のプレイヤー 」


TRANSROTOは全モデル2014/1より価格改定となります。
価格改定のお知らせ

ドイツの40年のキャリアのある老舗TRANSROTORから、上級モデルのエッセンスを搭載したコストパフォーマンスの高いプレイヤー

まず、ZET3に関して
国内外問わず数多くあるブランド、モデルのプレイヤーの中でZET3は価格イメージを大きく超える、非常にしっかりとした音楽を聴かせてくれるプレイヤーとして群を抜いて大きな魅力がありますのでご紹介します。

TRANSROTORはドイツに拠点を置くアナログ専門(プレイヤー)メーカーです 創業者であり現在の代表でもあるヨハン・レイク氏が創業し1971年の創業から40年というキャリアのある老舗ブランドでもあります。

TRANSROTOR自体はプレイヤーだけでも多岐にわたり国内でも受注ながらラインナップしている最上位モデルは ARTUSという総重量220kgの価格¥21,000,000と世界的に見ても最高クラスのものもラインナップされています。

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    ≪スペック≫ TRANSROTOR / ZET3
  • 駆動方式 : ベルトドライブ
  • 寸法 : 450(W)x400(D)x180(H)mm
  • 重量 : 28kg
  • 下記オプション、アップグレード :
    セパレート・モータースタンド仕様
  • ダブルモータースタンド仕様
  • ダブルアーム仕様
  • TMD(Transrotor Magnetic Drive)仕様
  • ZET3(1)スペシャル・スタンド仕様


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ZETN ZET3J

(画像は上級モデルのAPOLLON←TOURBILLON→)
RONDINO記事

TRANSROTORは今年2013年デモしたプレイヤーの中でも非常に魅力的な要素が高く 大いに推薦にあたる存在として広くアピールしているアナログプレイヤーブランドです。

ドイツのTRANSEROTORは日本国内では輸入展開こそあれど知名度は低いと言えますが、世界的なシェアは非常に大きく アナログ専門メーカーとして40年を越える老舗となります。

TRANSROTORはこれまでA&M社によって長く販売展開はされてきていますが、当社では今年より(2013年)より取り扱いが始まりましたが、ドイツメイドの 質実剛健と優雅な音は大変な魅力的なブランドです。
デモは当面は5555/5Fでの展開となります。

このZET3はTRANSROTORの多岐のラインナップの中でもエントリーモデルという位置づけではありますが
個人的にZET3こそが、TRANSROTORの醍醐味と性能の魅力を味わえ、そして上級機種にも劣らない発展型を提案できる 有意義なコストパーフォーマンスの高いモデルと言えます。

これまでのZET3紹介記事
@AB
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「アルミニウムとアクリルの音響芸術 」


TRANSROTORは基本的にアルミニウムとアクリルをメインの素材として使用します。

ZET3B ZET3E

重圧なアルミパーツは完全削り出し。表面の美しい輝きはメッキ加工では無く、時間をかけ、丹念に磨き上げる事で 生まれたものなのです。このコストダウンとは大量生産とは対極の製造工程こそが、音質、耐久性共に妥協しない理想的な プレイヤーへと辿り着く最短距離なのです。
このプラッタ―だけでも10kgというしっかりとしたものです。

当然これまでのアルミとアクリルという素材自体を採用するメーカーやモデルは珍しいことではありません。
特別な素材に頼るのではなく、素材との回路の融合で高いレベルでのコントロールをし 製品に見せているのがTRANSROTORの考えであります。

TRANSROTORの現社長のJOCHEN RAKE(ヨハン・レイク)氏は、アクリルが持つ固有音の少なさに着目し、世界で最も早く レコードプレイヤーの素材としてアクリルを採用した先駆者の一人でもありますが、それと伴い アルミニウムとアクリルの二つの素材の特性と美しさを知り尽くし’究極の機能美’を生み出す芸術的感性を兼ね備えているのです。

アクリルとアルミの共存、コントロールでのハーモニーは、モデルによって異なりますが最上位のARTUSでもTRANSROTORの基本的な考えは共通しているのです。

そしてデザイン性も高くまとめられ、音を聴く前にこのデザインで魅力を感じて頂き 最終的に音を聞いて頂き導入される方も多い物です。

やはりオーディオは(特にアナログ)音は大前提であっても、毎日見て触るものですからデザイン、見た目は大事なものです。

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ZET3の魅力は、ドイツならではの質実剛健のしっかりとした音場に音が優雅に舞うように、高い剛性と芸術的な面を意識的に脚色感を省いた音の魅力と言えます。
しっかりと地に足を付けた低域を基本に、高い解像度と情報量を十分に味わえます。

そして何よりアーム(カートリッジ)の音、性能が非常に強く出ますのでカートリッジで追いこむのも有効です。
個体の剛性等の脚色感の無さはこういった部分に強く現れてきているのを感じます。

またプレイヤーにはアーム選びが肝となります。アームでプレイヤーを含めた総合的な音のバランスが決まりますので アーム(カートリッジ)選びも重要です。

TRANSROTORはイギリスSMEを推奨していますが、それは単に世界的にSMEがシェアがあること以外にも ドイツではTRANSROTORがSMEの販売をしている事もあるのです。

ZET3D ZET3H
ちなみにZET3に限らずTRANSROTORはSME用のアームベースが基準となりますので
TRANSROTORではSME/309にあたるモデルをTRANSROTOR5009(TR5009)としてTRANSROTORユーザー様に向けて販売しています。
基本的にSME/309と同等のモデルとなりますが、TRANSROTORのロゴが入る事と 実際にはSME309を基準とした細部のブラシュアップを対策しているのです。
ZET3G

これはTRANSROTORユーザー様には非常にお買い得なアームでもあります。

基本的にZET3には、このTRANSRZOTOR5009(SME)か、輸入元A&Mが扱うデンマークのMOERCH(メルク)アームが推奨となります。
ZET3P
メルクアームについては下記にて詳細をお知らせしております。
MOERCHアーム/blog掲載記事@
掲載記事A
抜群の表現力を前にMOERCHの使い手にある程度の使い手にノウハウとコントロール性を任せるのに対して SMEの安定度と誰が使用しても使いやすさや調整のしやすさは抜群でもあります。

基本的にどのアームにも装着出来ますがORTOFONは使用できません。

またカートリッジは個人的にアームとカートリッジで一つのアームシステムと感じているのでアームと同等に重要です。
個人的に気にいっているMY SONIC / EMINENT GLです。
EMINENT GLはカートリッジとしての単体手の特性のパフォーマンスも群を抜いて素晴らしく抜群であり、TRANSROTORとの相性も抜群あり このTRANSROTOR(アーム)の魅力を十分に引き出しますし、お互いのメーカーの思想や方向性も似ていますので大いに推奨致しますが、 もちろん、「お客さまで愛用のカートリッジをお持ちの場合は、それを使用して頂くのがベストです。

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ZET3は、兄弟モデルとして弟分の「ZET1」もラインナップしています。

ZET3K

実際に見てもらっても正直大きな違いは視覚的にほぼないです。
何が違うかはプラッターの厚さがZET3の半分、シャーシベースの厚さがZET3の三層(アクリル-アルミ-アクリル)に対して、二層(アクリル-アルミ) と規模が簡略化されているだけなのです。ですのでサイズもW,D(横幅、奥域)ともに変わりません。

しかし音の方向性は流石にDISCを載せるプラッターの厚みやベースシャーシの厚さの変化による音の変化も少なからず現れます。 低域の躍動感などはZET3の持ち味から多少薄れますが、ZET3の持ち味は共通しております。低域の厚み以外はかなり肉薄していますし、お買い得とも言えます。

ZET1は輸入元の方でもエントリーとしてアームをセットされた、お得なセットも用意しています。
・ZET1+SME M2-9アーム ¥650.000
・ZET1+MOERCH DP-4 ¥660,000

個人的にZET1とZET3を比較しての違いは、上記の通りモーター等の駆動部分は同じでありますので、プラッターとシャーシの厚さですから その違いは音の低域によく表れます。またプラッターが厚くなる事でより安定しています。 (後述説明するダブルモーターにして頂くと更に余裕と滑らかさとSN向上が効果的です)

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試聴デモですが
今回から毎回多くのお客様からご要望を頂いておりますので試聴で日頃頻繁に用いるDISCの一部をご紹介します

・PAT METHENY / What's It All about
・JACKJOHNSON / In Between Dreams
・ALISON KRAUSS / LIVE
・COWBOY JUNKIES / TRINITY SESSIONS
・O-ZONE
・CLASSIC SUPER ANALOG LP
・DIANNA KRALL / LOVE SCENES
・COUNTBASIE ORCHESTRA

ZET3Q

使用機器は私が大きな信頼を置くSPのMAGICO / Q3
そしてAUDIO MACHINA / CRM+CRSスタンドシステム(画像)
プリアンプにはリファレンスでもあるAyreKX-R)
パワーアンプにも同じくAyreMX-R,,EAREAR 861に2機種

フォノアンプには@Ayre / P-5xe,EAR / 324,ORPHEUS / ,EAR / 88PB,

ZET3O

オーディオは趣味ですので人それぞれお客様によって好みの音や方向性は人によって異なり、一概に音の良さの定義こそ様々あり一言では言えませんが、人間が聴いていて気持ちのよい音と言うのは共通してあると思います

PAT METHENYのソロギターはバリトンならではのギターの胴の大きさも含めて克明に出ますし、雰囲気だけで楽しむのではなく音の粒子もきめ細かく 聴こえます。それでいて聴きづらさやきつさ等は全く感じずに、ひたすら感心しておりました。

音数の多いパーカッションのDISCが低域の底の底すらも克明に描きますし、何より低域の押しだしが気持ちよい程に強いのです。そしてVOCAL等はピンポイントで微動だにせずに音場にまとわり付くこと無く自然な表現です。

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以上がZET3の基本的な説明ですが
上記でも説明している通りZET3は上級機器に匹敵する有意義なアップグレードが出来るのです。
@セパレート・モータースタンド仕様
Aセパレート・ダブルモーター仕様
Bダブルアーム仕様
CTMD(Transrotor Magnet Drive)仕様
DZET3(ZET1)専用、スペシャル・スタンド

とアップグレードの道があるのです。

@セパレート・モータースタンド仕様
ZET3C

セパレート・モーターベースは通常のシャーシの左に置かれるモーター ベースが本体に固定されていますので プラッター、モーター自体の振動が再生中では乗っているとも言えます。br>
画像の様に別売りのモーターベースを本体左(あるいは右)にセパレートで設置する事で、本体と切り離され お互いの振動や悪影響を最小限に抑えられます。

私はまずZET3(ZET1)ユーザー様はこのセパレート・モータースタンド仕様は追加される事を強く推薦したいものです。
そのくらいにモータースタンドのセパレート設置は効果的であり、SNに大きく貢献している事が分かります

本体のサイドに別途モータースタンドが置かれるので、サイズ的に横幅が数センチ広がります。 (このアップグレードには、別途モータースタンドが必要です)

Aダブルモーター仕様
ZET3L

更に追い込みたい方には@のセパレート・モータースタンドをプレイヤー本体の左右に設置し ダブルセパレート・モータースタンドで設置可能です これは上位機種は基本的にダブル、あるいはトリプルモーター仕様ですので上級機種に近くなります 左右にモーターがあることで回転のむらが極端に減少しますし何より確実に安定度更に増します。

横幅は@より更にサイドに数センチ広がります。
(別途モータースタンド、M2電源ユニットが必要です)

Bダブルアーム仕様
ZET3I

ダブルアーム仕様、ダブルアームはアナログを楽しまれている方の多くの要望でもありますが 異なるアーム、針にて針を変えることなく楽しめます。

上記の@Aを対策して頂ければ自動的に本来のモーターベース部分が空きますので、そこに新たに別アームベースを 設置すればダブルアーム仕様に出来ます。
(別途アームベースが必要です)

CTMD仕様
ZET3R< ZET3S

これは確実に上級機種に匹敵する効果がありZET3に与えられた上級機種の心臓部を搭載できる有意義なアップグレードです。

TMD機構=TRANSROTOR MAGNETIC DRIVE機構は簡単に説明しますが 一般的なベルトドライブのプレーヤーはモーターの回転がベルトを介してプラッターに伝えられます。

要はモーター → ベルト → プラッターとなっています。しかしTMDではベルトとプラッターは接触していません。
※上級機種採用のFMD機構に比べれば不十分ではありますが。

これがTMDの長所でもあり、また最大の特徴です。
TMD仕様にするには元々のプラッターを外し、専用のTMDベアリングを装着するのですが 本来ZET3にはベルトはプラッター自体にかけ回転させていますがTMD機構ではべるとは軸受の下にベルトをかけることになります。

ZET3F

右画像はTMD機構を下から見たもので、周りの三個の穴の裏に3個のマグネットが挿入されています。
レコード再生において最も大切なプラッター(盤と針先の接触する部分)を 振動などの周りからの干渉から切り離すことができるのです。

なおTMDではモーター → ベルト → サブプラッター となっておりサブプラッターからは
サブプラッター → 磁力による回転の伝達 → プラッターの回転、という流れになります。
(別途TMD KIT仕様の¥180,000が必要です)

ZET3は本体価格で¥800,000ですがアームの選択やカートリッジ そして上記のアップグレードをする事により大きな進化も可能です。

ZET3I

この画像の仕様は現在デモしている仕様となり
@セパレート・モータースタンド、Bダブルアーム仕様、CTMD仕様となります。

DZET3(ZET1)スペシャル・スタンド
ZET3M

ZET3専用スタンドのレビューは下記にて掲載しています。
画像の様にZET3(ZET1)を設置するに最良のスタンド、ラックと言えます
非常に豪華でありTRANSROTORの設計を取り入れたスタンドです。¥700,000
素材もアルミの重圧な足の支柱とアクリル素材の融合であるのもZET3本体ともマッチするデザインであります。
ラックだけで40kg程となり、このプレイヤーを支えるには最適のスタンドでもあります。

というのもZET3はその構造からサイズが450x400(横幅、奥域)と通常のプレイヤーより大きいのです。実際にラックのシェアではかなりの知名度があるクアドラスパイア/Q4Dでは乗りません。
そこでメーカー側がベストなスタンドを用意しているのです。
スタンド上の天板はシングルモーターサイズですがオプションによりダブルモーター用の天板も揃える事が出来ます。


TRANSROTOR製品(A&M取扱)は全製品取扱いしていますので、お気軽にお尋ね下さいませ

-お問い合せはお気軽に諸石までお尋ね下さいませ-