DYNAMICAUDIO 5555/5F/諸石

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.23

アイソレーション・トランス
「NSIT-200Q」


中村製作所「NSIT-200Q」
価格:¥138,000 (税込)
 
「 出力容量可変式, ローコスト・省スペースで 理想の電源環境の構築が可能。
使用システムに最適な交流電力を供給します 」


理想の電源システム製品のご提案としてお勧めコーナーでもご紹介し
鋭意推薦中の中村製作所アイソレーショントランス「NSIT-200Q」の登場です。

詳しくは前回をご覧下さい。 これまでの商品の多くは以下の特選コーナーでご紹介させて頂いております。
特選コーナーTOP

これまでのメインとなるNSIT-2000Plus MK2やフラッグシップモデルのNSIT-3500等が出ておりますが、今回の製品はお求め易く小型で、 もちろん音のパフォーマンスも優れ何よりも使い勝手に優れている製品です。

それが今回ご紹介致します新発売の「NSIT-200Q」というモデルです。

・・・・・・・・・・・NSIT-200Qの誕生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中村製作所のアイソレーション・トランスはこれまでのトランスとは大きく異なりパフォーマンス、トランス故の唸りの面からも これまでの電源改善させる製品の中でも群を抜いて特筆している効果がありますので、推薦しておりますが やはり大型のトランスは看板商品NSIT-2000,3500でもありますが、まずは前段機で試して頂くのが分かりやすいのです

しかし、オーディオを楽しまれている方でシンプルなシステムを構築されている方もいますが、トランスポート、DAC、プリアンプ、アナログ、フォノ・・
と前段機をいくつか使われている方も多くいらっしゃいます。

そして以前の製品で「NSIT-150Q」というモデルがありました。
「NSIT-150Q」について

これは小容量の150VA容量のトランスを5個が入っているトランス製品で、150VAx5系統で、個別にアイソレーション効果を前面に味わえながらも供給出来るのです。

もちろん大型の容量のトランスから各機器に供給してもいいのですが、私が毎回提唱している「1コンポ1トランス」が何よりもベストなのです!
容量が大きくとも整流ノイズやアース回路は各機器供用となってしまいますし、元々ノイズが大きい製品ですと確かな効果が得られない場合もあるのです。

NSIT-150Qは、小電力の前段機に向け5系統を供給できる事で、言わば「前段機専用」トランスとして、予想を上回る注文をいただきました。
それは敢えて一個口にすることにより電源の理想的な1コンポ1トランスとなり、更に効果的にSNやノイズ面でもメリットがあるのです。
が、近年の金属を始め部材などの高騰で止む無く終了となったのが去年の事です。

終了後もNSIT-150Qを求める方も多く、メーカーも価格は上昇しますが、「NSIT-200Q」になり誕生しました

しかし、今回の200Qは150Qの、ただのブラシュアップに終わらないのがNSIT-200Qの誕生の凄いところなのです!!

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    ≪NSIT-200Q≫
  • 定格容量 : 最大800VAスイッチ切り替えにより定格容量は
    5種類の切替が可能
  • 入力電圧 : 100V/200V 50/60Hz 
    ※入力電圧はご注文の際にご指定ください

  • 入力インレット : IEC3P
  • 出力電圧 : 交流100V(定格容量の60%負荷時)
  • 出力コンセント : 交流 接地形2P

  • 15A 125V(端子は銅合金メッキ無)
  • 出力容量 : スイッチ切換の組み合せで
    ・800VA(1系統)
    ・600VA(1系統)+200VA(1系統)
    ・400VA(2系統)
    ・400VA(1系統)+200VA(2系統)
    ・200VA(4系統)が可能
  • 寸法 : 120(W)×225(H)×360(D)/mm(脚・突起物含まず)
  • 重量 : 約12.5 kg
  • 付属品 :電源ケーブル
一部「NSIT-150Q」の紹介内容を引用しています
※製品詳細につきましては、メーカーサイトにてご確認下さい。

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中村製作所に関わらず、アイソレーション・トランスはその容量の関係から、NSIT-2000Plus MK2/3500(39kg)の様に“大きく重い”事が唯一ネックになる事がありますがこの「NSIT-200Q」は 全体の形はNSIT-2000を引き継いでいますが、200VAという小電力トランス故に軽量になり使いやすいのです。
しかし重量は、この製品の「命」とも言えるトランスが積まれているので12.5kg程あります。

さて、今回の「NSIT-200Q」の素晴らしい処は基本的に型番通りの200VAが中心なのですが任意で以下の様に

  • 出力容量 : スイッチ切換の組み合せで
    ・800VA(1系統)
    ・600VA(1系統)+200VA(1系統)
    ・400VA(2系統)
    ・400VA(1系統)+200VA(2系統)
    ・200VA(4系統)が可能


  • 5系統の使い方が出来るところにあるのです!

    つまり以下は例ですが

    ・中級型のアンプを800VA様で使う事も出来る事も可能(800VA1系統)
    ・プリメインアンプとプレイヤーと言ったシンプルなシステム(600VA+200VA各1系統)
    ・中型のアンプ二台を使う(400VAx2系統)
    ・小型プリメインにプレイヤーとDAC等(400VAx1,200VAx2)
    ・そして各小電力機器を多数 使用している方に前段機x4台分供給として(200VAx4)が選べるのです。

    そして私がNSIT-150Qの様に前段用として大活躍するのが最後の200VAx4というスタイルです。

    これでデジタルとアナログを楽しまれている方でも各機器をアイソレーション出来ますし、トランスポート、DAC,Clock、D/Dコンバーター等 複雑なシステムをお持ちの方にも、多くの方にどれも当てはまる使い方が出来るのが、今までのNS製品には無かった(どのメーカーでも?)事なのです!

    ・・・・・・・・・・・・・・設定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



    背面に以下のスイッチがあります。左側のS1、右側のS2、上のS3

    これらの組み合わせで5系統を切り替えるのです。(変える際は必ず電源を落として変更下さい)
    ・800VAで使用する場合は
    S1-上側、S2-上側、S3-左側(OUT1-4 4口合計で800VA)
    ・600VA,200VAで使用する場合
    S1-上側、S2-下側、S3-左側(OUT1-OUT3が600VA,OUT4が200VA)
    ・400VA/400VAとして使用する場合
    S1-上側、S2-上側、S3-右側(OUT1-OUT2が400VA,OUT3-OUT4が400VA)
    ・400VA,200VA,200VAで使用する場合
    S1-上側、S2-下側、S3-右側(OUT1-OUT2が400VA、OUT3が200VA、OUT4が200VA)
    ・200VA×4で使用する場合
    S1-下側、S2-下側、S3-右側(OUT1-OUT4まで200VA)
    となります。
    使い方はこれまでの製品と同じく簡単で、本体の電源ケーブルを接続し、あとはコンポのケーブルをこのトランスに挿すだけです。

    注目して頂きたいのは「200VA」という容量です。
    VA表示ですので実際は150W程度とお考え下さい。プリアンプまでの前段機であれば数十W程度でしょうから、十分すぎる余裕があります。

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    心臓部のトランスには漏洩磁束の低い“Rコアトランス”を使用している点もおなじみです。
    他社の同類製品と異なるのは、どうしてもこの手の製品を入れると、ノイズは減りクリアにはなるのですが、力強さや力感といったものが薄れてしまうという事が挙げられますが、 中村製作所のアイソレーション・トランスですと力強さが溢れ情報量も増した再生音になる印象です。

    容量の関係からCDやアナログプレーヤー等の前段機器に限られますが、プリアンプでも非常に効果的です!!

    是非、デジタル機器でも、この良さを味わって頂きたいです。
    小型なので容量も200VAと当然小さく思われますが、200VA=150W程度ですから、前段機は2,30Wが多くある中で、非常に余裕のある容量と分かると思います。
    試してみた中ですと、アナログやCD等のプレイヤー、またPCオーディオには最適です!!

    特に、プレイヤーを始め音源元に使うと、非常に分かり易いです。
    実際にPCからの出力をDACに通す環境でPCとDAC自体に試しましたが、レンジが大きく増し、ノイズフロアがスッと下がり、非常に聴き易くなります。 刺々しさが無くなり、歪が大きく減少しているようです。

    何より音楽が生き生きと、躊躇うことなく軽々再生されるようです。 奥行きや静けさも大きく向上していますし、デメリットは感じません。 一度体験すると元に戻れなくなる程の改善振りです。それは同社のトランス全般に言えることでもありますね。

    元々中村製作所アイソレーション・トランスの良さは、電源の通り道から機器に流れるノイズを防止/低減させる事と、 機器からの電源ラインに流れるノイズを防止/低減させる事が大きな特徴ですが、PC等に使うと非常に効果的ですね。

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    早速フロアでは、前段機器用として、200VAx4の設定で給電しています。



    このシステムでは前段機のCDP,プリアンプ,DACが多いので、こういったシステムは非常に有難実と使い勝手の良さを感じます。
    肝心の音は・・
    これはここでしか出来ないであろう強みでもあるNSIT-2000のオプショントランスの160VAと比較してみましたが、ほとんど違いが出ないほどの 音質を保っていますし、考えようによってはNSIT-2000のオプションが160VAに対してNSIT-200Qは200VA故に容量の余裕差も感じれる程です。

    中村製作所アイソレーション・トランス製品は幾つかのモデルがあります。
    代表的な“NSITシリーズ(フラッグシップモデルのNSIT-3500 / 代表モデルのNSIT-2000PlusMK2 / NSIT-2000U )”。

    今回の「NSIT-200Q」はサイズこそメイン機器と比べて小型ですが、NSITの心臓部のトランス等、代表的なモデルからの血統をきちんと引いているので、 「本来の2000/3500を前にして音やパフォーマンスは以如に?」という方にも、広くお勧め出来るモデルです。

    そして、この「200Q」で効果をご体感された方は、アンプ用の大容量向けに進んでいただいたり、総合的なシステムで上級機に目を向けて頂ければと思います。

    電源関連はケーブルなどの変化とは大きく異なる場合が多く、製品本来の音色の底上げに大きく作用し、再生音に影響しています。
    現在、PCオーディオ等で幅広い音楽の聴き方で楽しまれている方には、“お手軽に高音質への道”という方法が溢れていますが、正攻法な能力アップアイテムに思います。

    実際に店頭でも既にデモをして推薦しておりますが、その効果は何らこれまでと変わる事無く、メーカーの製品に対する「クオリティ」というものが保たれているのです。
    上級機と比べて歩留まりしリーズナブルになったのではなく、リーズナブルな製品だからこそ今まで以上の内容で製品を出す姿勢は評価出来ます。

    時に新たな製品を作る以上に「クオリティを保つ事」が難しいと思いますので、流石のトランス屋の仕事だと言えます。 きっとこのコストパフォーマンスに驚かれると思います。

    -お問い合せはお気軽に諸石までお尋ね下さいませ-