DYNAMICAUDIO 5555/5F/諸石

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.12

アイソレーション・トランス
「NSIT-70R」


中村製作所「NSIT-70R」
定価:¥39,800 (税込)
生産完了
 
電源アイテムでは強く推薦させて頂いている中村製作所アイソレーション・トランスですが、そのラインナップの中にはお求め易く小型で、 しかも音のパフォーマンスも侮れない製品があるのです。

それが今回ご紹介致します「NSIT-70R」というモデルです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ≪NSIT-70R≫
  • 定格容量 : 最大70VA
  • 入力電圧 : 100V
  • 入力インレット : IEC3P
  • 出力電圧 : 100V/95V切替可(定格容量の60%負荷時)
  • 出力コンセント : ULタイプ1口
  • 寸法 : 95(W)×140(H)×240(D)/mm(脚・突起物含まず)
  • 重量 : 約5.8 kg
  • 付属品 :
    ヒューズ125V/1.25A(現用×1、予備×1)シールド無
    2.0mベースグレード電源ケーブル
※製品詳細につきましては、メーカーサイトにてご確認下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中村製作所に関わらず、アイソレーション・トランスはその容量の関係から、“大きく重い”という先入観もあり、実際その通りなのですが、この「NSIT-70R」は非常に小型です。
しかし重量は、この製品の「命」とも言えるトランスが積まれているので5.8kgあります。
筺体は小さいですが、フロントのパネルは黒アルマナイトにダイヤカット処理の8mmアルミ製で、鋼板製のリアにはドライカーボンパネルを張っているなど制振性を高めています。

使い方は簡単で、本体の電源ケーブルを接続し、あとはコンポのケーブルをこのトランスに挿すだけです。

注目して頂きたいのは「70VA」という容量です。
VA表示ですので実際は52W程度とお考え下さい。

心臓部のトランスには漏洩磁束の低い“Rコアトランス”を使用している点もおなじみです。
他社の同類製品と異なるのは、どうしてもこの手の製品を入れると、ノイズは減りクリアにはなるのですが、力強さや力感といったものが薄れてしまうという事が挙げられますが、 中村製作所のアイソレーション・トランスですと力強さが溢れ情報量も増した再生音になる印象です。

容量の関係からCDやアナログプレーヤー等の前段機器に限られますが、プリアンプでも非常に効果的です!!
是非、デジタル機器でも、この良さを味わって頂きたいです。
小型なので容量も70VAと当然小さいのですが(70Wではありません)、試してみた中ですと、アナログやCD等のプレイヤー、またPCオーディオには最適です!!
特に、PCオーディオの音源元に使うと、非常に分かり易いです。
実際にPCからの出力をDACに通す環境でPCとDAC自体に試しましたが、レンジが大きく増し、ノイズフロアがスッと下がり、非常に聴き易くなります。 刺々しさが無くなり、歪が大きく減少しているようです。
何より音楽が生き生きと、躊躇うことなく軽々再生されるようです。 奥行きや静けさも大きく向上していますし、デメリットは感じません。 一度体験すると元に戻れなくなる程の改善振りです。それは同社のトランス全般に言えることでもありますね。

元々中村製作所アイソレーション・トランスの良さは、電源の通り道から機器に流れるノイズを防止/低減させる事と、 機器からの電源ラインに流れるノイズを防止/低減させる事が大きな特徴ですが、PC等に使うと非常に効果的ですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中村製作所アイソレーション・トランス製品は幾つかのモデルがあります。
代表的な“NSITシリーズ(NSIT-3500 / 2000PlusMK2 / 1000PlusMK2 / 150Q)”。
そして、オーディオアンプ以外のAV機器や映像関連なども考慮し、省スペース設計となった“AVTシリーズ(AVT-82SP / 64SP)”。
今回の「NSIT-70R」はサイズこそ小型ですが、NSITの心臓部のトランス等、代表的なモデルからの血統をきちんと引いているので、 「中村のNSアイソレーション・トランスの音やパフォーマンスとはどういうもの?」という方にも、広くお勧め出来るエントリー・モデルです。
そして、この「70R」で効果をご体感された方は、アンプや総合的なシステムで上級機に目を向けて頂ければと思います。

エントリー・モデルとして、多くの方々にお使い頂ける様に価格を抑えており、“キット”という形での販売になります。
・・・と言っても、ヒューズが外してあるだけです。
付属品のヒューズを、背面の電源インレット上のヒューズ・ボックスに入れる作業が必要です。 マイナスドライバーでふたを開け、使用ヒューズを奥に、予備の分を手前の台座にはめ込むだけです。設置にあたり、特に難しい知識などは必要ございません。
NSIT-70R背面パネル


電源関連はケーブルなどの変化とは大きく異なる場合が多く、製品本来の音色の底上げに大きく作用し、再生音に影響しています。
現在、PCオーディオ等で幅広い音楽の聴き方で楽しまれている方には、“お手軽に高音質への道”という方法が溢れていますが、正攻法な能力アップアイテムに思います。

きっとこのコストパフォーマンスに驚かれると思います。

※同じタイプで出力電圧が117Vタイプもございます。

-お問い合せはお気軽に諸石までお尋ね下さいませ-