DYNAMICAUDIO 5555/5F

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.8

アイソレーション・トランス
「NSIT-3500」

中村製作所「NSIT-3500」
中村製作所「NSIT-3500」
定価:¥538,000 (200V入力または直結/ 税込)
    ¥588,000 (L6ケーブルモデル/ 税込)

〜 頂点へ・そして至福の時間を
怒涛の迫力と繊細さの両立 〜

中村製作所アイソレーション・トランスは、電源対策として確実な向上と豊富なバリエーションで多くの方々に愛用されていますが、 これまで一番容量のあるモデルが「NSIT-2000」で、その名の通り“2480VA(最大)”を誇る大型容量トランスです。
これによって、トランスの容量がいかに再生音に影響するかをご体感頂き、これまでトランス導入においてデメリットとされていた事(うなり、音色が細くなる等)を 覆させられたという方も少なくないと思います。

一次側(入力)・二次側(出力)のトランスの巻線間に、電気的な絶縁とノイズ対策の為の、厳重な静電シールドを施して、高周波ノイズを始めとする“ノイズ対策”に徹底した アイソレーション・トランス。

オーディオを愛される方の中には、かなりの大型アンプをお持ちの方も大勢いらっしゃいます。 ほとんどの機器の場合「NSIT-2000」でも全く問題は無いのですが、欲を言えば、あるいは贅を尽くせば・・という意味では、更に上を求める声も少なくありませんでした。
と、同時に200Vのメリットやステップダウン・トランスを介する事のメリット、デメリットも多いにあります。 中村製作所もこういった需要を感じており、数年前から国内最大のアイソレーション・トランスを考えていたようです。
そして価格やサイズ、重量などの問題もありました。

しかしながら遂に昨年、満を持して、いよいよNSシリーズのフラッグシップ・モデル登場!
今回ご紹介致しますアイソレーション・トランス「NSIT-3500」です。

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    ≪スペック≫
  • 瞬間最大定格容量 : 3500VA
  • 入力電圧 : 200V
  • 入力インレット : 直付けまたはL6-20インレット
  • 出力電圧 :
    94/97/100/103V切替可(但し定格容量の60%負荷時)
    ネジ留め接続端子切り替え
  • 出力コンセント :
    複式壁コンセント2個(4口)ロジウムメッキ
    複式壁コンセント1個(2口)メッキなし
  • 寸法 : 幅)290×高)165×奥行)440 /mm (脚・突起物含まず)
  • 重量 : 約39kg
※その他製品詳細はメーカーサイトをご覧下さい。

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命とも言えるトランスの容量は3500VA。つまり3.5kW。国内初(オーディオに特化した)の大容量過ぎる容量を誇るトランスです。

中村製作所のアイソレーション・トランスの通常ラインアップとは違い、“200V入力前提”や、他を圧倒するトランス故の39kgの大重量で、環境や使える方は限られてしまう場合もあるのですが、 これを機に考えても良いかもしれませんね、200Vを。
結局“200V”の優位性以上に、ダウントランスと容量を含めたトランスの優位性の方が明らかに大きいと思います。
環境を含め、使える方を選ぶとも言えるかもしれません。だからこそ、ある意味“至高の製品”とも言えますね。

しかしながら、何故に“100V”ではなく“200V”専用なのでしょうか?

これは、お客様宅に限らず当店でも同じなのですが、近年のPCを始めとする多くの家電・デジタル製品に囲まれる電源事情でのオーディオには、電源対策は必須です。
特に再生音での実演で皆様にデモをする我々は強くそれを感じます。

そこでこれらの良質なアイソレーション・トランスが必要とされ重宝されていますが、中村製作所製品の中でもご注文の半分以上は「NSIT-2000」なのです。 (そういった方々の中には、既にご自宅の電源工事を施行されている方もいらっしゃいます。)
それはやはり、トランスの容量の大きさから来る“音の違い”をご理解頂いているからだと思います。
トランスの容量の大きさによる音の違いにつきましては、同コーナーVOL.1「NSIT-2000Plus MK2」や、 VOL.2「NSIT-150Q」でも書いているのでご覧下さい。
機器の求める電力以上の、出来るだけ大きい容量の製品をお勧め致します。

そして「200V」への拘り。
これも確かに、非常に効果的なポイントなのですが、実際に国内で使用する場合には大抵が100V仕様の機器ですので、どこかで必ず100Vにステップダウンさせてあげないといけない・・・ つまり大げさに言うなら、これは半分はトランスの音とも言い換える事が出来ます。
しかし200Vのメリットの優位性は、電源を追求して行くと必ず行き着く所でもあるという考えもあります。
実際に200Vを経験され、楽しまれている方にとっては、その違いは戻れない世界でしょう。

中村製作所アイソレーション・トランスの効果は100V-100Vでも十分過ぎる音質改善なのですが、200Vを指定される方や興味をお持ちの方も多く、全注文分の1〜2割程は200V仕様でのご注文があります。 中村製作所製品の一部には注文時に200V仕様も出来ますが、この「NSIT-3500」は敢えて200Vに徹したしたモデルという所に、拘りがあります。

大型の電源を必要とするアンプの目的、そしてトランスの容量の大きさは再生音に影響するという事、容量は大きければ大きいほど良い(それが小電力機器であったとしても)・・・なので200V専用なのです。 やはり、内部構造は元より使用環境等も念頭に置き、考え抜かれて設計されていますから、“それ相応の環境にこそ・・・”という事なのですね。
つまり、誰もが恵まれた200V専用回線を引ける訳ではないですから。
しかし、電源環境に拘れる環境にあり、贅を尽くせるのなら・・・
「これぞ!!」という製品をお薦めしたいのです。

NSIT-3500リアパネル

また、アイソレーション・トランスは入出力もノイズ効果に影響し、機器のノイズ自体が他接続機器にノイズが乗るのを防止する効果と、 機器自体が発生する整流ノイズが電源やグラウンドを伝わり、他機器に影響するのを防ぐ効果もあります。

筺体はアルミに包まれ精密さを増し、新開発の国内初3500VA!という大容量のRコアトランス。

中村製作所トランスの音のメリットは、ストレス無く音が舞い上がる印象です。
つまり、機器が要求する電流を瞬時に供給できる事が可能なのです。なので大電力機器・小電力機器関わらず「NSIT-3500」は十分効果的なのです。

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さて、多くの方が思われる、「NSIT-2000」との「音」の違いですが・・・これが歴然です。

先日もお客様宅で、各系統を試してみましたが、圧勝でした。
当然100V、200Vの効果も非常に大きいでしょうが、ダムの決壊の様なハイスピードな低域から、どこまでも伸びていく高域。豊かで充実した中域のピラミッドバランス。
そして何より、音楽が深く活力を得た様に、活き活きと再生される印象なのです。
整然とした中での、美しく現れる空間表現。
各楽器との重なり方も明瞭ですし、これが電源対策による変化とは驚きです。
逆に言えば電源の改善でここまでの魅力を引き立たせることが出来るのですね。
深い低域と力感には何度でも驚かされてしまいます。低域のレンジは広く、その深さに引きこまれる様です。
ノイズ対策の効果は全域で味わえ、幾重にも包まれたベールが解き放たれたようです。
あまり褒め言葉だけでもしょうがないのですが、そういった言葉しか出てこない様な、大注目のお勧め製品です。

非常にリアルでS/Nは極上、機器の性能が底上げされ、本来の十分な低域やスケールが目の前に気持ち良く再現されるのです。
電源対策の最終地点かもしれません。

音を変えるのではなく、音を良くしましょう、という声が聞こえて来そうな製品ですね!

筺体とトランスの融合した、素晴らしい、正にハイエンド・ノイズブロック・アイソレーショントランス。 ハイエンド製品に相応しい、そしてハイエンドを名乗れるトランスは「NSIT-3500」だけかもしれません。

また、設置方法ですが、これは縦置き・横置きどちらでも可能です。(→右画像)こういった融通が利くのも使い手としては嬉しいポイントですね。

お持ちの愛機の能力が、大きく開花しますよ。

ちなみに、無償保証期間5年、動作保証期間は15年!
これはメーカーの、この製品に対する自信以外の何物でもないでしょう。

ご愛用中のお客様からの「これの無いオーディオ生活は考えられない・・・」という言葉が、この「NSIT-3500」を前にすると、いつも思い出されるのです。