DYNAMICAUDIO 5555/5F

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.6

電源ケーブル
「ER-PS250」

Eau-rouge「ER-PS250」
Eau-Rouge「ER-PS250」
定価:¥118,000 (1.8M / 税込)
 
新潟に本拠地を置く「Eau-Rouge」は、高価なカーボン製品やケーブル等のオーディオ・メーカーとして知られていますが、 こなれた価格帯の製品も幅広くあり、お勧めしています。 Eau-Rougeにはハイエンド向けの“ERシリーズ”、リーズナブルで幅広くお薦め出来る“CPシリーズ”があります。

特に、同社の顔とも言える“カーボン・インシュレーター”は非常に効果的で、オーディオ機器に対する振動対策の重要性という事を実感、納得させられる高品位な製品です。
最近発売されたばかりのこの電源ケーブルは、まだメーカーサイトにも掲載されていない新製品ですが(2011年3月初旬現在)、既にお客様には広くお勧めしており、評判も上々です。

と、いう訳で今回はEau-Rouge新製品電源ケーブル「ER-PS250」のご紹介です。

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電源ケーブルで音色が大きく変化するという事は、既にご承知の方も多いと思います。

・・・が、ケーブルを変える事での変化の方向性において、コンポーネントをケーブルで積極的にコントロールし、主に“ケーブルの音色”によって再生の表現を構築するという必要性と、 機器の音色を変化させるのではなく、あくまでその音色を生かして能力を底上げし、システム全体を向上させるという事が必要な面があると思います。
それはケーブルだけでなく、オーディオ・アクセサリーという分野ではあらゆる製品に言える事だと思います。
勿論、お客様の好みは様々ですし、その方向性もシステムにより非常に多岐に渡りますので、こういったアクセサリー選びの際にも 皆様のご意見や要望を伺い、アドバイス・ご提案させて頂いています。

オーディオは機器やスピーカー、そしてケーブルを含めたトータルの組合わせがそのシステムの音であり、その全ての要素が影響しています。
時にケーブル自体の要素が大きくなる事もあります。
ケーブルには、“この機器にはこのケーブル”と限定出来る様な、特定の変え難い音色や支配力の魅力を持ち、システムの世界を磨き上げる要素もありますし、 特にハイエンド・ケーブルにおいて、時にケーブルだけとは思えないほどの影響力を発揮するものもあります。
また、言わば“質の良い純正ケーブル”のような存在、どの機器に使っても、その個性や基本的な良さを味わえ、その機器本体の能力を伸ばし、手助けしてくれる・・・そんなケーブルがあればとも思います。

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そして・・登場したこのケーブル。
    Eau-Rouge  【 ER-PS250 】
  • 0.04mmの極細高純度銅線を合計3000本使用(グラウンド含め4500本)
  • インダクタンス低減の為、Eau-Rouge指定のねじりの少ない素線構造
  • プラグ、芯線との接触歪低減の為、特殊半田コーティング採用
このケーブルは同社ラインナップの中では比較的安く廉価版の様に思いますが、コストパフォーマンスに関しては一番とも思えるのは、大げさではありません。
どの帯域も偏る事無く、機器本来の低域も存分に出ますし、癖や色付けも感じません。 音色的には、引き締めたり神経質になる音とは無縁で、朗々とした柔らかさと低域の充実を感じます。 非常にニュートラル基調の、使い易いケーブルです。
良い意味での甘めな表情も持っています。

またケーブルには、使われている素材の音、ケーブルの個性も存在しますので、“得意/不得意”では無いですが、前段には良いがアンプには・・的な事が多々ありますが、 このケーブルはどの段階、どの機器でもきっちりと再生します。これはケーブルの再生能力に偏りが無いからなのではないでしょうか。

色付けはせずに、機器の本来の音色を出し、機器と仲良く肩を組み、気持ち良く性能を後押ししてくれるような、そんなケーブルに思います。

「高域が」・「低域が」という様な、一つずつの帯域にフォーカスを当てるのではなく、音楽全体のスケール感で楽しめます。

また、同社トップエンド・ラインには素材とコストに贅を尽くした銀無垢端子の高価な製品もありますが、この「ER-PS250」はプラグもメッキをしていません(真鍮)ので、 機器間にメッキの音が乗る事もありません。
端子や一部シールドを簡易化する事で価格を下げると共に、ケーブルの線材などは同社お馴染みの拘りのある製品です。

中にはお持ちの全機器・計6本ご使用の方もいるほど、麻薬的な(?)魅力を持ち合せています。
先日もお客様宅で試しましたが、既存の使用ケーブルと比較すると、目の前のベールを取り去り、肩の力を抜いて演奏しているような変化で、低域も出ますし、 何せ聴くのが楽になる印象なのです。
音が軽々と出る、という印象です。「軽い」のは、あくまで「音」ではなく「音の出方」ですね。

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最近、お客様のご自宅に伺うときはこのケーブルを持参する事が多いのです。
そうすると、同社製品の共通点として、アクセサリーを使用した時に、“変化”ではなくあくまで“製品の能力向上”をもたらすという事に気付きます。

ケーブルやアクセサリーでは、どのような素材を使っても、その独自の音色・個性を持っていますが、カーボンという素材は振動遮断効率が良い事に加え、 機器に極力色付けをしないという利点もあります。
それはケーブルでも同じ方向性ですし、同印象です。

試聴希望でお貸し出しすると、そのまま納品される事が多いケーブルです!

非常に音/質感の良い純正(付属)ケーブルという表現をしたくなってしまう、「変化」ではなく、「性能向上」へと導いてくれる印象のケーブルです。

機器の良さをそのままにクオリティアップを目指したい方、是非一度お試し下さい!