DYNAMICAUDIO 5555/5F

H.A.L's 「M」 Recommendation!

VOL.5.5
中村製作所
超高速ジッター低減器
「NS-DNI01」

中村製作所「NS-DDNI MK2 」
中村製作所 「NS-DDNI MK2」
定価:¥59,000 (税込)
 
現在はNS-DDNI MK2へと進化しております。
価格は¥59,000と上がりましたが、内容は価格以上に向上しています。
以下がメーカーページとなります。
NS-DDNI MK2

長くお勧めさせて頂いているトランスメーカーでお馴染みの“中村製作所”。
メーカーの顔でもある“アイソレーション・トランス”以外にも、ケーブルやWadia 151/170専用電源関連等、目の付け所が面白く、電源関連に熟知しているだけあり、 元の音に変化を付けるのではなく、“質を向上させる”製品を出しています。

今回はその中でも、最近特に興味深いアイテム、超高速ジッター低減器/アースループ遮断器「NS-DNI01」をご紹介致します。

まずはスペックをご確認下さい。

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    ≪スペック≫
  • 対応サンプリング : 32k-192kHz
  • 回路方式 :
    チャージポンプ塔際シュミットエキサイターによる、
    超高速アイソレーショントランス駆動
  • 入力 : RCA(入出力各1系統)
  • 入力電圧 : 0.2-5VP-P
  • 出力電圧 : 1.5VP-P(75Ω負荷)
  • 出力インピダース : 75Ω
  • DC入力電圧 : 12V
  • DC消費電流 : 最大70mA
  • サイズ:118(W)×64(D)×34(H) / mm
  • 重量 : 400g
  • 付属 : デジタルケーブル、ACアダプター
※その他、製品の詳細につきましてはメーカーサイトをご覧下さい。

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価格も非常にリーズナブルで、その小型っぷりにも驚きですが(重量180g)、実際にご試聴頂くと、その能力/効果に更に驚き、ご注文される方も多いです。

これはどの様なものかと申しますと、デジタル機器間(デジタル出力機とDAC)に入れる事で、デジタル歪の根源であるジッターを大幅に低減し信号を強化、 アースループを遮断して出力させ改善させる、という製品です。
今までの他社製品と異なる点は「24/192kHz対応」ですが、こういったスペックだけで先走って頭だけで頷くより、大事なのは、やはり「音」ですね。

以下、特徴を抜粋致します。
  1. 高速応答アイソレーショントランス“UT-01”導入
    192kHzデジタルアウトの最高周波数でもある12.288Mhzの方形波が伝送出来る、高速応答アイソレーショントランス“UT-01”の導入。
  2. 「シュミットエキサイター」導入
    正帰還を掛けた特殊回路で波形を強制的に方形波に変換する「シュミットエキサイター」を導入。理想に近い方形波でアイソレーショントランスを駆動し高速応答性をフルに引き出す。
  3. 出力電圧を3倍増強
    出力電圧を3倍に増強し、1.5VP-Pという高出力化した信号を送出。S/N比を向上。
  4. 入出力インピーダンスをマッチング
    192kHzのデジタルアウト信号を伝送する場合、波長が短い為インピーダンスのミスマッチングによる反射が出るが、入出力インピダースを75Ωに設定してインピダースマッチングを重視。
  5. 音質を吟味したプリント基板採用
    プリント基板は通常の倍の70μm箔の銅箔の金メッキ、基板パターンは完全一点アースを採用。
  6. 高品位デジタルケーブル付属
    新開発のオリジナル75Ω同軸(中心導体 0.18/7本)ピュアシルクジャケットの静電気対策デジタルケーブルが付属。
  7. 付属電源アダプター
    12V/1.5Aの大容量、AC入力100V〜240V対応。
NS-DDNI Mk2になり一番進化したのは個体です。
MKUならではの特徴
※外装ケース本体をアルミブロック削り出し構造としました。トップパネルはドライカーボンとし、共振・制振対策をしながら、当社他製品と同様ダイヤカット加工を施し、音質向上と高級感を与えました。
※DNI01に比べ、電源回路を強化してあります。
※専用アルミ削り出しフットを採用しました

エレクトロニクスはもちろん電源BOXでも何でも最終的には個体の音が支配しますし、個体にどれだけおごれるかでその製品の音は決まると言えるでしょう。
これまでの良き部分を更に生かす意味、そして弱点でも合った部分を克服する意味でもMK2になった意味での効果は大きいのです。

この小箱には、実に多くの技術が詰め込まれているのです。
※只今フロアでは、DACとしてDENONのリファレンSACDスプレーヤー「DCD-SX」の内部DACを使用していて、プレーヤーの上に設置しているのですが、この大きさの差(右画像→)です。
本当に“小箱”です。

最近ではPCオーディオで楽しまれている方も多いと思いますが、その場合には「PC-DAC間」でも試せますし、その他色々な使い方が楽しめます。
使い方は簡単で、CDプレーヤーとDAC間に挟んで繋ぐだけです。
間に機器を挟む事で接点が増えてしまうという事を気にされる方もおりますが、一度ご試聴頂けると、NS-DNI01の効果には納得されるのではと思います。 分かり易い変化では、情報量や音数が増えていると感じるでしょう。PC出力でも非常に分かり易いと思います。
最近では配信等で、ハイサンプリング・ハイビットのハイレゾリューション音源を入手出来る機会も多くなりましたが、これも是非お試し頂きたいです。

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基本的には、デジタル‐デジタル間(24bit/192kHz内のDigital Out‐Digital In)であれば、どこでもその効果を発揮する事が出来ます。 歪感が大きく減少し、良い意味での力強さが出ます。ジッターの低減は歪の少なさに出ますので聴き易くなるんです。
本当に分かり易い向上振りです。
ケーブル交換等での変化とは根本的に異なり、製品の能力自体を高めてくれるような印象です。

奥行きも静けさも上がっていますし、長いデジタルケーブルを使っている場合にも効果的です。 これは、デジタル感の歪のジッター低減の効果か、又はインピダースマッチングの効果なのか・・・“このサイズと価格”という事をを忘れてしまいます。 これぞコストパフォーマンスの良いアイテムと言えるでしょう。

このフロアでは、単体トランスポート‐DAC間はもちろん、Wadia「170i Transport」とDACの間、また、只今鋭意推薦中のネットワーク・トランスポートSforzato「DST-01」‐DACの間等でも試しましたが、非常に効果的です。
特にWadia「170i Transport」での効果は、DACを一つ上のグレードに上げた様な変わりようで、音の緻密さや低域の質感も向上します。 ただ、製品自体の音色への色付けなどではありませんし、どんな機器をお持ちの方にも幅広く推薦出来ます。

NS-DIN01底面部 「NS-DNI01」はこの小型さという事もあり、接続端子は電源用アダプタ入力端子とデジタル入出力端子共にRCA×1系統のみの、シンプルな構成です。

また、底には小さなゴム足が付いているので(←左写真)、横置きも可能です。
店頭では、横置きにすると正面から見えませんので縦置きにしています。ちなみに縦置きの場合足が無いので、本体重量180gと非常に軽量ですので、接続するケーブルのテンションが掛かると本体ごと浮いてしまう事があります。 店でも何とか押さえをつけて、縦置きにしています。

ちなみに先に挙げた特徴(7)にご注目頂くと、「100〜240V対応電源アダプター」なのです。 つまり、117Vや200V供給環境であれば、200V供給での更なる魅力もお楽しみ頂けます。

D‐D間のあるシステムの方や、PC/ネットワーク・オーディオ環境の方は是非試して欲しいアイテムです。

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ちなみに、付属のデジタル・ケーブルは一見普通の細身のケーブルの様ですが、デジタル入力用/75Ωケーブルとしてきちんと設計されており、作りもその音も、 “付属品”の内容を超えたものになっています。
既に「デジタルケーブル単体としての販売もして欲しい」とのご要望も数件頂いているとの事ですし、メーカー側でもこのケーブルの内容には自信がある様で、 将来的にはこれを元にしてより外装・内容を強化したケーブル単体での販売を予定していると聞きましたので、こちらも併せて期待しましょう。