Sonus faber OLYMPICA III
◇ SPEC ◇
型式 | 3ウェイ4スピーカー |
ツィーター | 29mmDADソフトドーム型(アローポイント付き) |
ミッド | 150mmコーン型×1 |
ウーファー | 180mmコーン型×2 |
クロスオーバー | 250Hz/2500Hz |
周波数特性 | 35Hz〜30000Hz |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
インピーダンス | 4Ω |
推奨アンプ出力 | 50W-300W |
外形寸法(mm) | H114×W403×D508 |
重量 | 37kg(一本) |
仕上げ | Walnut/Graphite(受注生産) |
以上 輸入元ノア(株)資料より
◆インプレッション◆
OLYMPICAシリーズの長兄にあたるスピーカーです。
トールボーイ型のスピーカーとして3ウェイ4スピーカーのユニット構成はまさに理想形。
全体のバランスを取りながら、しっかり量感のある低域を表現し、緻密かつ優雅な音楽
再生を見事に表現しています。
先に発表された上位機種とエントリークラスにて培われた技術、そして、OLYMPICA独自
の思想を完全な形で完成させました。
レンジの広さもさることながら、それらを匠にまとめる上手さはパオロ・テッツォン氏
の熟練度高さが伺えます。
OLYMPICAはCremonaシリーズの後継種ですので、一般家庭へ導入されることを強く意識さ
れたモデルと言っても良いかもしれません。
能率は90dBと比較的高く、出力の弱い真空管アンプでも良く鳴ってくれます。
オリンピカラインの最高グレードという事で大きな弱点や不満はなく、どんな音楽でも
上手く鳴らしてくれます。特にフルオーケストラの壮大感やビッグバンドの迫力は試聴
室内の大型のスピーカーに引けを取らないクオリティーを持っています。
H.A.L.3では通常、プリメインアンプで鳴らしていますが、セパレートアンプで鳴らして
も十分、バランスがとれます。
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