「NEWS&MAGAZINE」
ここでは3Fだけのお得な情報、イベント情報、音楽、AUDIOに関わる全ての、
とにかく話題満載でお知らせするコーナーです。じっくり楽しんで下さい。

JBL DD67000


JBL DD67000

アップデートして堂々のお披露目、JBLフラッグシップ DD67000。

ハーマンインターナショナル公式HPは勿論、ネットや雑誌媒体にもすでに情報が出回ったこの頃、このフロアーには数日前に本製品が到着しました。 約一ヶ月程前、新製品の情報とハーマンインターナショナルでの製品発表と現物の試聴をしてから、いつ頃来るのかと思いながら忙しさ(を理由に)にフワッと忘れかけていたときでした。 外観に前作DD66000との大きな違いは見られません、サランネットを取るまでは。これを取りますと、前作ではレザー素材だったフロンバッフルにびっしり貼られたカーボン素材を見てしまいます、これは当初賛否両論(皆いろいろ言いたくなるものですから)でしたが、個人的には当初から意外に近くで見ると何となくワクワクしていたものです。その他ウーファーは4365でも使用している3層構造の複合素材コーンとなりエッジはポリコットン製のアコーディオン・プリーツ型、このフロアーでも発売当初から4365を鳴らしていましたのでこのウーファーの大活躍ぶりは嫌という程感じておりましてこれがDD67000にも使用されるのは当然かと思います。このあたりは見た目でわかる大きな特徴ですが、見た目にわからないところも大きく、大体見た目でわからないところのほうが重要であったりもします。フロントバッフルは前作がMDF製でしたが新作はバーチの積層合板にMDF製のアウターバッフルを組み合わせたハイブリット構造、そして冒頭に書きました表面にはダンピング効果とスムーズな拡散を狙ったカーボンファイバー繊布が貼られています。ネットワーク周辺も乾電池でのバイアスからバッテリー不要のセルフバイアスに変更、内部配線も徹底的に見直され信号経路の短縮化、シンプル化。中/低のクロスオーバーも前作の700ヘルツから850に変更された事も変更点、という事で、これ以上変更点を細々挙げていけばきりがなく書き続けたところで音はお伝え出来ませんので割愛します。

2006年に創立60周年を記念して発表されたDD66000、ハーツフィールドとパラゴンをモチーフにデザインされたそのフォルムは息をのむ程美しく、大型ホーンのリップをフロントバッフルと併せた暖かい曲線は眺めているだけでも時間を忘れさせてくれるもの、あの豪勢な発表会からもう6年も経つのかと、新作DD67000を前に思い出しつつ時間の早さを身にしみて感じるところです。その時間の早さと技術の進歩は同じくして6年の歳月で培ったその「新たな手」を加え、ここにアップデートを完了しました。もちろん、早速音を出してその感触を味わっていますが、38cmダブルウーファーはなかなか簡単には落ち着いてくれないもので、それもわかっていての事ですからここは気長に楽しんでいこうと思います。まずは製品到着のお知らせと近々に予定していますフロアーでの試聴会を企てています事をお伝えさせて頂きまして、順次更新させて頂きたいと思います。


JBL DD67000
税込定価¥6,300,000/ペア
詳細は下記メーカーHPからご覧下さい
http://www.harman-japan.co.jp/jbl/hifi/dd67000/


2012年10月15日

製品ご試聴、販売価格、納期等詳細も含めまして、
お問い合わせはメールもしくは電話 (03-3253-5555)にて担当柴田までお願い致します。




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