7F「NEWS&MAGAZINE」 
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とにかく話題満載でお知らせするコーナーです。じっくり楽しんで下さい。

Sonus faber「MIinima Vintage」



製品というよりは美術品、「音楽が響く」という言葉をこれ程イメージしやすいスピーカーはありません。



今年もインターナショナルオーディオショウ2008を皮切りにハイエンドショウ、それから弊社恒例のマラソン試聴会と怒濤のオーディオ月間となりました、そしてその盛り上がりに乗ってしまいこのニュースマガジンもまたもや更新が滞ってしまいました。オーディオショウのレポート等は次回にアップしたいと思います、皆さん新製品やメーカーごとの気合いの製品をどれくらい見て聴いて感じましたか、買う買わないでは無く単純に「凄い」という製品だったり現実的に「欲しい」と思わされる製品だったり色々だったと思いますが、今年もざっくりお祭りとしてのオーディオショウ2008は大成功だったと思っています。いや、まだ弊社のマラソン試聴会が控えているのでお祭りは終わっていないのですが、それもいよいよ来週となりました。輸入商社の集うインターナショナルオーディオショウもそれはそれとして面白いですが、弊社販売店のお祭りもこれはこれで、ともすればこちらの方がより立体的に楽しめるお祭りだと思いますよ。今回は初の試みとして梅窓院「祖師堂」を舞台に弊社から代表の4人がデモを行います、勿論毎年通り店舗ごとにも各フロアーでデモを行いますのでそちらもお楽しみに。個人的にもマラソン試聴会時の2Fでも普段では中々聴かないシステムを準備して楽しんでもらえるよう考えていますので、そちらも楽しみにして頂ければと思います。



さて、前置きが長くなりましたが今回はSonus faber Minima Vintageをご紹介致します。と言っても、7Fのブログをご覧頂いている方にはすでにお馴染みのと言った方がいいのでしょうが、発売開始からここではデモを続けています。昔をご存知の方には「復刻」となるでしょう、約20年前にも発売されていたこのスピーカーは復刻される今日まで探されている方やもう一度作って欲しいという言葉が絶えなかったのです。満を持してというと大袈裟ですが、数ヶ月前に「復刻」しました。ブックシェルフスピーカーとしてのサイズ、仕上げ、音、全てのバランスが整っているMInima Vintageはその1つ1つを細かく持ち上げて批評する事を忘れさせます、このサイズでこの佇まいからこの音が、というイメージがあるとすればそれをそのままでいいのです。眺めているだけでも飽きないのはこのブランドに一貫しているところですが、Minima Vintageは現在のSonus faberのそれとは少しだけ違った角度での佇まいを要しています。それも、確かに20年前のデザインそのままなわけですからうなずけるところですが、内容は新たに見直せる箇所は全て見直して完成されています、実はオリジナルからキャビネット奥行きを若干長めにとってあるのもその1つです、バスレフポートも大きめにとってあり低域の伸びや量感もこのサイズにして十二分。何よりその音は何度も書いてしまいますが「響く」という事を実に容易に伝えて来ます、音が響く、音楽が響く、この感触はそこらじゅうにあるようで実は掴みにくい感覚です。このスピーカーの前ではそれがごく自然であり、当たり前のように聴かせてくれるのであたかもすべてがこのようにシンプルで簡単な事のようにすら思えてしまう、作り込んだ製品だからこその完成形です。



Sonus faber Minima Vintage \472,500(税込定価、ペア)
型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ・ブックシェルフ クロスオーバー周波数:2kHz 周波数特性:55Hz~25kHz 出力音圧レベル:84dB 寸法:W200H330D275mm

2008年10月10日現在
上記内容へのお問い合わせは柴田までお願い致します。




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