「Richard Gray's Power Company」。ネーミングとデザインセンスがまず男らしい、バッチリとロゴの入った黒い箱は無条件で惹き付けられる。ニューオリンズから届いたACエンハンサー(写真左)は、実に無骨で格好良い、アイソレーショントランス(写真右)もまた然り。置いた時の収まりの良さがまた一段と映えるという電源をひくだけでは何とも勿体ないような佇まいではないですか、こういうのは困るんですよね、機器としての性質をみる手前の段階で既に物欲として純粋に、欲しくなるわけですから。こういうものは「見かけ倒し」という事に仮になっても可愛がってやりたくなるようなものですが、今回はばっちり効果適面となってしまったからもう、お手上げです。